『元気出して』の亜種

ある知人から、
悩み抜いた末、仕事をやめたという話を聞かされた。

フツウなら「18切符買って、最果てまで旅でもしてくれば」
とでも言うところだのだろう。
だが敢えて、「富士急ハイランド行く？」と言った。

その人の場合、のんびり旅に出たりすると
ただメランコリーを募らせてくるだけのような気が……。
むしろ、刺激的な体験を詰め込んで、
モヤモヤをブレイクした方がよさそうと思ったのだ

同時に、
パッと頭に浮かんだのが、竹内 まりやさんの「元気を出して」
http://momo-mid.com/mu_title/genkiwo_dashite.htm
（↑音が出ます）

この歌詞の単語を３～５個ほど置換すれば、
そのまま、仕事を辞めた人へのメッセージに使えるではないか（笑）
失恋と失業は酷似してる。
何かを失ったときの空虚感と自己嫌悪……。
でも、その経験は確実に人を成長させるのだろう


大恐慌の兆しが見え、再就職は楽ではないかもしれない。
もしなかなか就職できなかったら……
自分なら、たぶんこんなふうに考えてしまう。

資格を取って、起業してしまえ～
「行政書士」辺りなら、なんとかなるんじゃね？
仕事がなくなったということは、時間はたっぷりあるんだし。
行書を持ってない自分が言うのもなんだが……。

※最低勉強時間は、司法試験で3000時間と言われるのに対し、
行書は500時間程度で可能ならしい。

小説でも書いて、コンクールに挑むのもいいかも
原稿用紙300枚クラスなら、がんばれば一週間で書ける
猛烈に運がよければ、作家デビューだ。
尤も、何回も落ちてる自分が言うのもなんだが。

あるいは、ネットビジネスに手を出してみるのはどうか
リスクはないし、けっこうおもしろそうじゃん？
アフィリエイトもやったことない自分がいうのはなんだが。

と、
こういうこと言ってるから、人生舐めてるといわれるのだろう。
でも正直なところ、「ある意味」では舐めきってる（笑）

人生と唇は「舐めてなんぼ」な所がないだろうか。
たかが人生…………
10年で幕を閉じても、本人が幸福だったと思えば成功、
大富豪になって150年生きても、地獄のようだったと思えば失敗だ。


ザブングル加藤さんの「悔しいです！」
みたいな顔を作りながら「がんばりますっ！」
というばかりでは、
幸せもチャンスもポロポロ逃げてしまう気がする。

※↓ザブングル加藤さん「悔しいですっ」 
http://jp.youtube.com/watch?v=siIW474_LEI


唇は舐めてはいけません。ガビガビになります（笑）