生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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「お看取り」という言葉

2022-04-05 | パーキンソン症候群/闘病・介護

またしてもサリンを製造するような格好で
母のところに向かう。

●これまでの経緯等
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/9ae02c6b3562a3d220b88b44856f18a8 

今日も母は言葉を発すことができなかったが、
視線は動いていることに安心する。
反応としては、先週よりよい印象を受けた。

しかし、面会後に通された部屋で
「お看取り」という言葉が出て
改めてショックを受ける。
書類にもそう書かれている。

一緒にいた父は「もう諦めてください」
と言わんばかりの流れにむっとしていたそうだ。

元気な頃から母は、延命治療は辞めて欲しいと言っていた。
現状を見ても、手足がまったく動かず、
口もきけない状態での延命はいかがなものかと思うから、
たしかに「お看取り」という選択でよいとは思うのだが……。
(苦痛の少ない胃瘻設置まではお願いした)

書類を作らなければいけない事情もわかる。
説明責任を果たそうとしてくださっているのもわかる。
だが、なぜあんなにはっきりと言うのか、もやもやした。

面会したときに唇からの出血が気になった。
唇が荒れてしまっていると思ったが、
全身に出血傾向が出ていて、
脳出血を起こしている可能性すらあるという…………。


元気なうちにオーストラリアやシンガポール、道東へは
連れて行ってあげられてよかった。
神経難病とは言えども、あまりにも進行が早過ぎる。
下手すれば、
最悪とされるALS(筋萎縮性側索硬化症)以上の進行スピードだ。


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