しかたない。
今日は、近所の神社のお祭りなのだから……
未明から降っていた強い雨は、
いったん上がった。
しかし、8時頃――
巨大生物が忍び寄るかのように、
不自然なまでに、急激に真っ暗になった。
そして、ビュウビュウ音を立てて
凄まじい風が吹き荒れた。
雷雲特有の局地的突風(マイクロバースト)であろう
近所の神社は、雨の神様を祭っていると言われ、
祭りっぽいことをすると、
不思議なくらい天気が荒れるのである。
さて、
巨大雷雨が起こす現象として、
ひょう、突風、竜巻
がある。
ひょうが降ってくれば、
プール一杯のパチンコ玉をぶちまけたような
音がするので、爆睡してても飛び起きざるを得ない。
竜巻が近づいてくると、掃除機を
耳元で聞くような音がするそうである。
そして。。。
突風(マイクロバースト)…………
雷雨の記録文(どこで見たか、思い出せないm(__)m)を見ていたら、
こんなのがあった気がする。
――耳をつんざく雷鳴、さらに騒々しいひょうが降っていたが、
突然、ぴたりと音が止んで静かになった。
おやと思って外を見ると、隣りの家がぺしゃんこになっていた――
この表現には、ぞっとした。
うんと局地的で、エネルギーを集中させてるマイクロバーストは、
こんなふうに、音も立てずに起こることがあるだろう。
これからの時期、あまりに激しく雷が鳴っているときには、
家の中でも、なるべく頑丈な部屋にいたほうがいい、
のかもしれない。
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