CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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村本三五郎---岩国の篤農家(蓮根と綿花の栽培)

2004年11月04日 05時32分07秒 | 岩国情報
岩国は佐賀、徳島と並ぶ日本三大蓮根産地となっている。
岩国蓮根は江戸時代寛政年間1800年頃 篤農家の村本三五郎が
豊後(大分)より種を苦心して持ち帰って植え付けたのが始まり 
三五郎は研究に研究を重ね塩分の多い干拓地の土壌に合う蓮根が
できるようになった。
さらに三五郎は干拓地で綿花の栽培に成功していた備中玉島(倉敷)
に岩国藩より研修にいきそこから持ち帰った種で和木村から門前村
まで綿花作りを広め一時生産高は510トンにも及んだ。
村本三五郎は享保20年(1736)岩国 室の木村 本谷の農家
村本浅右衛門の長男として生まれで、親の手伝いをするうちに
農業に興味をもった。
上記に記載したように綿花の栽培や蓮根の栽培の為、ため池を作り
肥料、農具の工夫で農業技術の発展に貢献した為、岩国藩より
何度も表彰されています。
写真(2004-10-31撮影)は村本三五郎の記念碑で麻里布中学の
傍に建っています。
 
コメント (2)
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