CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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砲術家 有坂長為(岩国出身の偉人)

2004年11月26日 05時47分44秒 | 岩国情報
幕末の時代に岩国藩で活躍した砲術家
文政4年(1821)江戸に出て森重靭負(ゆきえ)に三島流の
砲術を学びました。この時岩国藩主吉川経礼のおかかえ力士
三保が関と親交を結び関取に日傘をもたせ関取の手をとって
街中を歩き江戸っ子の注目を浴びた。
その後徳山や萩で砲術の修業を積みました。
文政6年(1823)の頃には多くの門弟を抱えていました。
讃岐から岩国に来た丸亀の藩士からや岩国の土田湊らから
有益な砲術を伝授され、有坂流は益々隆盛となった。
さらに天保4年(1833)長崎の高島秋帆(しゅうほん)から
オランダの砲術を学びました。
その後鋳造の名人熊蔵の助けを借りながら横山(岩国)の馬場
で大砲の鋳造にまい進した。
有坂長為は西洋砲術家の大家として関西以西の第一人者とされ
諸藩から招聘があいつぎました。
安政2年(1855)に62年の生涯を閉じました。
吉香公園と岩国城とを結ぶロープウエーの山麓駅の裏に長為の
功績をたたえる記念碑があります。(写真)
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