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明治期の江戸の三大祭の写真

2018年12月09日 04時00分30秒 | 東京情報
江戸の三大祭と言えば下記の3つでいずれも1,000年以上の歴史があり現在も実施されて
います。神田祭は京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭にも列せられています。
 (1)神田明神の神田祭

 (2)日枝神社の山王祭

 (3)浅草神社の三社祭



現在、兵庫県立図書館から「外人の見た幕末・明治初期 日本図会(文化・景観編)」
を借りておりこちらのPage6とPage7に明治期の江戸の三大祭の写真が掲載されて
いましたのでこちらから引用紹介します。
また関連の情報も加味して書いていきます。

神田祭




上の2枚の写真は神田明神の山車(だし)です。
ねぶた祭を彷彿させる様な山車と祇園祭の様な山車を牛と人間が曳いています。
見学客が多いこともこの写真から判ります。
 
原典:Humbert他著 Le Japon illustre、Paris (1870)Page177とPage183


上の写真は祭礼の列の先頭と思われるもので、幟、毛槍、槍、獅子頭に人、馬上の人
及び見学人が確認できます。

原典:Netto,C.著 Papier-schmetterling aus Japan(1887)page134

神田祭は西暦の奇数年に大祭、偶数年は陰祭が行われます。
開催時期は5月中旬
神田神社の神田祭は江戸っ子の「粋」と「いなせ」と「勢い肌」の象徴でした。
江戸時代には将軍が上覧したことから「天下祭」とも呼ばれました。

神田大明神関連のブログ:
   神田大明神   

   三谷長三郎 胸像 

   小唄塚・小唄作詞塚

山王祭


唐人行列(一番上)、象の参加(中段の写真)、各町内自慢の行列、馬車などが観察できます。
原典:Humbert他著 Le Japon illustre、Paris (1870)Page187

山王祭も神田祭と同様に天下祭と呼ばれ、西暦の偶数年に大祭、奇数年は陰祭が行われます。
毎年6月開催


三社祭


原典:Scidmore,Miss Eliza Ruhamah著 Jinrikisya Days in Japan(1891)Page83

5月第3金曜日~日曜日に開催


尚、Wikipediaでは江戸の三大祭に富岡八幡宮の深川祭を挙げていますので
深川祭についても記していきます。

深川祭

2006年8月13日に祭の一部を見学してブログ記事を書いていますのでリンクしておきます。
 富岡八幡宮二宮渡御

富岡八幡宮関連ブログ:
 深川不動尊と永代寺跡



さらに、江戸の三大祭について纏めた外部サイトにリンクさせていただきます。
http://www.i-nekko.jp/gyoji/2018-051410.html

https://jinja-gosyuin.com/edo3fes/

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