花 華 鼻水

2015年03月31日 | Weblog


こんなに暖かくなっちゃっていいの? と思うくらいに暖かいです。今までずーっと寒かったのに、急にまた暖かくなるから、シンジラレナイ。

 

我が家の桜もやっと咲きました。ちょうど、背景が青空なのでグーです。
しかしまあ、今年は去年に引き続き、花粉症気味です。ときどきくしゃみと鼻水。それに眼のふちが痒い。

去年は我慢をしていて、ついに医者に行ったところ怒られました。アレルギー現象は我慢が禁物なのだとか。ますます悪くなるだけなのだそうです。知らなかった。


 

花はいろいろ咲いていますが、私ゃこの花が好きです。なぜですか? やがて、おいしい甘酸っぱい赤い実が生るからです。
はい。イチゴです。花が終わったらネットをかぶせます。憎っくいカラスの予防のためです。敵は羽根があるからパッと逃げて、高い木にとまって、アホーと鳴くのです。

 

そろそろと思っていたら、もう花が出てきてしまったフキノトウ。急激すぎます。寒くて待ちに待っていたのでしょうね。それが急に緩んだものだから、パッと花に急行してしまったようです。

 

空港で、何が気に食わないのか、アラブ系の人が大声を張り上げて怒りつけていました。このあと、スカーフの女性は正座していました。なんだろう。
でも、タイムリミット。上海行きの飛行機がそろそろ出ようとしていますからね。だんだん静かになりました。

まあ、人間ですから腹が立つこともあるでしょう。怒られた人はどうやって、その借りを発散するのでしょうか。気の毒。同僚の人が同情して慰めて、おいしい夕ご飯でも一緒に食べればネ。



 


こんなことを考えた

2015年03月30日 | Weblog


自転車で、2.5kmくらい離れた郵便局に行ってきました。暖かい日になったので、もちろん薄着で出かけましたが、汗もかかずに快適なサイクリングでした。
冬のうちは人が家の外にいる姿は少なかったのですが、この陽気に誘われてか、いつもより多くの人に会いました。

 
 
車の場合ですと、車内から相手の顔がはっきりと見えようが見えまいが、知り合いらしいと思ったら、ちょこっとお辞儀をして通り過ぎるのがいつものことですが、自転車ですとそう言うわけには行かないです。顔を合わせれば挨拶をするし、言葉も交わします。その結果、立ち話となり時間もかかります。待っていたかのように、話が次からつぎへと途切れない人もいます。

 

そこで考えて見ました。家族に囲まれていても、いなくても関係なく、ある意味で孤独な人が多いのでしょうか。家族との会話と、他人との会話はまた種類が違うことが多いです。違った種類、家族の間では出ない話題。そういうものに一定に時間がすぎると飢えてくることがあるのかなと思います。そのせいで、他人との会話を気づかないまでも、求めているのではないでしょうか。

もうひとつ感じました。私が子供の頃は、自動車なんて自分の町内には持っている人はゼロでした。ですから、何処かに使いに行くとしたら歩きか自転車でした。

 

歩きや自転車は自動車のように部屋がありませんから、体を覆うものはありません。したがって、人に出会えば挨拶をし、どこの誰兵衛だか分かります。分かったら話もします。一緒に町に向かって歩いたり(自転車で)走ったりします。いつもそうですから、彼の家がどこにあるか、どういう形の家なのか、何人家族で誰がどこで働いているかなんてことは、だいたい分かります。

ところが、今は車でサーっと通り過ぎてしまうので、近所あるいは町内の人との関係や気持ちが極めて希薄になってしまっていて、若い人など近所であっても、何処の家の人だか分からないことが多くなってしまいました。時代を感じますね。

 

したがって、みんながますます孤独になるのかなと思うようになりましたね~。と、言うことで自転車に乗って、こういうことを強く感じた日でした。

   与謝蕪村

      菜の花や  月は東に  日は西に

      遅き日の つもりて遠き むかしかな
      春の海  ひねもすのたり のたりかな
      鶯の声  遠き日も  暮れにけり
      寂しさに 耐えて水澄(む) たにしかな


春はいろいろ

2015年03月29日 | Weblog


暖かいです。夜になっても、そうは冷えません。ただ、今朝は氷が張りました。が、それほど寒いという感じはしませんでした。

 

ついに寒さに負けてしまった白菜です。このようにきっちりと球になっているものは寒さに弱くて、むしろ球に成れなかったものの方が、外の葉まで緑のまま越冬し、新芽が出る率がずっと高いです。

 

春は、暖かくなってきて気持ちが弾むようになる季節ですが、同時に大変さびしい時期でもあります。
一緒に勉強していた仲間、苦労をともにした同僚たち、いろいろな人と別れ別れになる時です。
と同時に、新しい出会いのある時期でもあります。別れの季節、出会いの季節、慣れた仕事にさよならをする季節、新しい仕事が始まる季節。
他の季節と比べると心が何かと波立ち穏やかさを乱す、複雑な気持ちになる季節でもあります。

 

しかしまあ、さびしく感じるときもありますが、やっぱり前向きになって、気持ちを新しくして前に歩き出すことを考えたほうがいいですね。
周りの景色は、新芽が出て、花が咲き、小鳥は歌い・・・、自ずとそのような気持ちを高揚してくれるものです。


緑の野菜

2015年03月28日 | Weblog

 

天気がよくて晴れて暖かい。落ち着いた気分が乱されます。まあ、これだけ三つも良い条件がそろうと、なんとなくわくわくするくらいが健康な証拠なのかなと、自分勝手に良い方に解釈して、いい気分になっています。

 

こんな石ころだらけのところにも可憐な花が。かわいいものです。

 
 

最終便頃の茨城空港。航空会社はぜひ存続を・・・。大きな無料駐車場の車のナンバーから推測すると、北関東はもちろん首都圏も茨城よりの用からも、利用者はかなり広域にわたっているようです。

 

いろいろと野菜が採れたようです。カブや春菊、それに三つ葉などがあります。白菜はまだまだ食べきれないくらいありますが、これからは緑の葉の野菜が良いですね。

 
       廃 句

         春が来た 世界情勢 まだ厳寒
         花粉症 鼻がヒクヒク カフファクション
         桜花   そっちが散った頃 咲くわいな     あわてないあわてない
         


     


筑波の山

2015年03月27日 | Weblog


一転して今日はまさに春日です。風はあっても冷たくない。そよ風が気持ち良く、暑くも寒くもない日です。

 

いまごろ、クロッカスの遅咲き。せっかく咲いたのですから、その美人の顔を大写しで・・・。

 

夕焼けの筑波山。広いところに出ると、筑波山をすぐに探してしまう癖があります。それに気づくたびに、日本のすぐれた山を百選んだ深田久弥という人の絵画 『 日本百名山 』 の中の言葉を思い出します。

「 日本人はたいていふるさとの山を持っている。山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、その山の姿は心に残っている。私のふるさとの山は白山であった。」 と、その本の冒頭で言っています。そして私のふるさとの山は筑波山です。

 http://blog.goo.ne.jp/classic555/e/39a67d164a3b07b6ccc806a43f18a47b


 
                              夜のカフェ 窓に映った自画像


 

古老がいうことには、昔、祖(みおや)の神尊(かみのみこと)が多くの(御子)神たちのところをお巡りになって、駿河の国の福慈(富士)の岳にお着きになると、とうとう日が暮れてしまった。 そこで一夜の宿りをとりたいと頼んだ。

この時、福慈の神が答えていうには、「いま新栗(わせ)の新嘗(にいなめ)をして家中のものが諱忌(ものいみ)をして(他人の接触を絶って)おります。 今日のところは残念ながらお泊りいただくわけにはまいりません」といった。 ここにおいて神祖の尊は恨み泣き、ののしって「わしはお前の親なのだぞ。 どうして泊めようとは思わないのだ。 これから、お前の住んでいる山は、(お前が)生きているかぎり、冬の夏も雪が降り霜がおり、寒さ冷たさがつぎつぎに襲いかかり、人民は登らず、酒も食べ物も無かろうぞ」といった。

あらためて今度は、筑波の岳にお登りになり、また宿を請うた。この時、筑波の神は答えていった。 「今夜は新栗嘗(にいなめ)を致しておりますが、どうしてあなた様の仰せをお受けしないことがあってよいものでしょうか。 そして飲食物をしつらえて、うやうやしく拝み、つつしんで丁重に奉仕した。 そこで神祖の尊は晴れ晴れと歓んでお歌いになった。

「愛(いと)しい我が子よ たかい神の宮 天地(あめつち)とともに 日月(ひつき)とともに 人民(ひとら)集い慶び 飲食富豊(ゆたかに) 代々絶えず 日日(ひましに)栄え 千秋万歳(とこしえに) 遊楽窮(きわ)まらじ」

このことがあって、福慈の岳は いつも雪が降っていて人々は登ることができない。 この筑波岳は人々が往きつどい、歌い舞い、飲んだり食べたり、今にいたるまで絶えないのである。

                                      『口語訳  風土記』

と言う話が「常陸風土記」と言う、奈良時代に書かれた古いふるい本にあります。



ついに完成

2015年03月26日 | Weblog


今日は晴れです。とてもよい天気なのですが、気温はさほど上がらず、13℃くらいなもので、風も冷たいです。朝は霜がおりました。氷も張りました。

 

お日様を直視してはいけないのだそうです。眼に相当なダメージを与えるのだとか。若いうちはなんともなくても、年取ってからそのダメージが来るかもしれません。

そのお日様は、私が子供の頃から変わるはずは無いのですが、なんとなく子どもの頃に見たお日様と今とは、違うような気がしてなりません。たぶん、成長して年を取ったせいかも知れません。
見る眼が変わったのでしょうね。

 

垣根の作り変えはおわりました。大きく コ の字を描くように作りました。もっとも、コ の字の縦線の途中は歩けるように開いていますが。

 

この結び方。自己流です。しかし、本物にそっくり。たぶん、偶然にも同じ結び方になっているかも知れません。こっちは素人のした仕事ですので、そんなはずはないですよね。

 

その垣根の内側に、馬酔木の花がいよいよ満開に近くなってきました。ごく小さな、カンパネラのような形をしたものが沢山さいています。

今頃咲く花では、まあいろいろありますが、ミツマタがあったのですが、残念なことに枯れてしまいました。
今日、自転車で通りかかった家の庭に大きなミツマタの木がありました。満開でした。花を見るとなつかしく、また一本欲しいなと思いました。

 

二十年くらい前に全部で二十巻くらいあったものの一冊です。しばらくぶりに取り出してきて読んでいます。小編をいくつか集めたもののシリーズですが、これは「旅ゆけば物語」と言うタイトルですから、もちろん旅のお話を集めたものです。

冒頭に、あの 「 汽笛一声新橋を はや我が汽車は離れたり~ 」 の鉄道唱歌があります。この歌は全部で何と66番まであるのです。

 
       五五
 
         おもえば夢か時のまに
         五十三次はしりきて
         神戸のやどに身をおくも
         人に翼の汽車の窓

       六六

        明けなば更に乗りかえて
        山陽道を進ままし
        天気はあすも望みあり
        柳にかすむ月の影

と、神戸まで言ったところで終わるのです。そのあとは、山陽道となると言いつつ終わります。




生き残り

2015年03月25日 | Weblog


昨日は、午後になると忙しくなりブログの更新はできませんでした。夜も遅くなってからでは、もう気力がなくなってしまい、休むことにしました。
このごろは、何かとあれやこれや用事があって、時間の配分がうまく取れないときがあります。でもまあ、いつも同じ単調な生活でもゆっくりしすぎますから、波があった方がいいのかもしれません。

 

いま、垣根を壊して作り直していますが、この赤い矢印のところ。ここは竹の内側になっていて、雨がかからずに、ちょうどドームの屋根のようになっています。それから人の目に触れることがありません。

 
 

そのせいか、アシナガバチらしい蜂が巣を作ってこんなにありました。中は空っぽでしたが、竹をはがしたら、その陰になっていた杭の部分に一匹だけ残っていました。
立った一匹の生き残り。かわいそうなのでビワの葉っぱがあったので、それに載せてやり、飛ばされないようにと椅子の足で葉っぱをはさんでおいてやりました。

次の日に見たら、もういませんでした。体を暖めて何処かに飛んでいったのでしょう。一匹だけ生き残るというのも、何かそれも可愛そうな気がしました。さびしかったでしょうね。

 

修理はラジオを聴きながらやろうと思ったところ、感度が悪くてよくきこえません。垣根のあるところは、ちょうどパソコンをおいてある部屋の近くです。それなので、ネットラジオにアクセスして、この黄色い〇野中のスピーカーを庭にむけて、音楽を聴きながらやっていました。

ネットラジオはいろいろなジャンルの音楽をやっています。どこか聞きたいジャンルのところを選んでクリックすると、延々と音楽を連続して聞かせてくれます。もちろん無料です。
いろいろ方法を考えて作業をしたり、音楽を聞いたりしていたので、ちっとも退屈をしませんでした。

  廃 句

    残り蜂  冬去り一匹  飛び去りぬ
    寂しさと 寒さに耐えて 生き残り
  


    


お世話になりました

2015年03月23日 | Weblog


春が来てしまうと、その後は夏になります。また暑苦しくてつらい夏。だから、春はなかなか来ないほうが良いかも知れません。
それに、桜が咲いたなんて言う話がちらほら聞こえてくると、誰の心も落ち着かなくなります。桜をどこそこに見に行ったとか、その時期は意外に寒くて、花冷えなんていう言葉さえあるくらいです。

やっぱり、春が来ないかな、早く来ないかなと思っている時が一番なのかも知れません。

            
           

保育園児が遊びに来ました。野の花を摘んだり、高いテンションのはじける声に驚いて隠れてしまったミーちゃんをさがしたり。

       

最後には、並んでお世話になりましたと、お礼を言ってくれました。かわいいね~。卒園式が終わってはいるのですが、学校とは違いますから、三月一杯は園にきている子が多いわけです。

 

食べないでしまったカブが、厳しい冬をやっとこさ越えてきました。そろそろ、畑の片づけをしなければなりません。
新たに、耕して種を蒔いたり苗をうえたりする準備がはじまります。


    赤い椿       白い椿と      落ちにけり      河東碧梧桐
    さまざまな     もの流れけり   春の川        二柳
    春なれは     名もなき山の    薄霞          芭蕉
        おく霜の      一味付けし     蕪(かぶら)かな  一茶
    誰かし(知)る  今朝雑炊の     蕪の味         惟然

 


三つ折りは難しい

2015年03月22日 | Weblog


些細なことですが、いちいち面倒くさいなと感じていることが一つあります。
それは20数年以上前でしょうか、書類等に使用する紙は、それまでB5であったのがA4に変わりました。それによって、手紙などに使われるものもA4の紙になりました。
しかし、このA4版というのは、封筒に入れるときに紙を3つに折らなければなりません。それまでは4つに折っていたのですが、4つは半分にし、また半分にすれば良いので折りやすいですが、3つに折るというのは神経を使います。きちんとぴちっと折れたためしがありません。本当に些細な悩みです。

 
           三つ折りなんて面倒くさくて頭の中がこんな風になってしまいそうです

しばらく、目標通り一日8,000歩に達しませんでした。寒すぎたり、用事があったりして、あるく時間が十分には取れませんでした。
そして、このごろはお彼岸でもありますから、甘いものを食べたりしているので、ちょっと気がかりです。

それなので、今日は思い切って歩きました。およそ15,000歩になりました。
なんとなく、余分なエネルギーがそれなりに消化できたという安心感みたいなものを感じています。気持ちが落ち着きました。

 

珍しくプロペラ飛行機が飛んでいました。我が家の上空は、遠くは羽田や成田空港に行く飛行機が、近くは茨城空港に発着する旅客機と、自衛隊の戦闘機が飛び回ります。
どれもジェット機ですが、今日はプロペラ機でした。たぶん航空自衛隊の飛行機だとおもいます。あまりスピードがないので、写真を撮るのは楽でした。ちょうど、歩いていた時でした。

 

これは、サクランボ用の桜の花です。我が家には数本桜の木がありますが、このサクランボの花が一番先に咲きます。

あ、忘れていました。今日、ジャガイモを植えました。半分に切ったものが50個ありました。種類は きたあかり です。

 


   自分の感受性くらい   茨木のり子

    ぱさぱさに乾いてゆく心を
    ひとのせいにはするな
    みずから水やりを怠っておいて

    気難しくなってきたのを
    友人のせいにはするな
    しなやかさを失ったのはどちらなのか

                          以下略



 


ぼた餅

2015年03月21日 | Weblog


今日はお彼岸の中日です。風はなく晴れて暖かな良い日でした。花も暖かくなるのを待っていたのか、いろいろなものが咲き出しました。

 

お墓参りに行ってから、お茶の時間にはこれが出ました。自家製です。普段は食べることがほとんどありませんので、今日はまた格別においしく感じました。

 

冬の寒さにずいぶんいじめられて、葉っぱがかなり傷んでしまっていましたが、我が家のクリスマスローズがやっと咲きました。

今頃咲いてもクリスマスローズとは、これいかに? 理解にクルシミマスローズ。

 

草地に鳥の羽がたくさん。犠牲になったのはなんという鳥なのか。やったのは猫?それともカラス?
我が家のミーちゃんに一応は聞いてみたのですが、なんとも言わないので真相は分かりません。

まあ、犯人は人間でなければ良しとすることでしょうか。自然界はそういうものでしょうから。

 


   廃句

     ぼた餅が 落ちて来いよと 棚をつり
     ぼた餅や 医者の顔など  思い出し
     ぼた餅は 年に二回に    落ち着けり
          ぼた餅や 遠い昔を     思い出し
     ぼた餅や 日本生まれに  感謝をし  



小山評定

2015年03月20日 | Weblog


戦後育ちの悪い?癖で、ものが無かった時代に育ったものですから、なかなか物を捨てられないでいます。今はブームは去ったかも知れませんが、ちょっと前に 「 断捨離 」 などという言葉が流行りました。

なにやら、諸子百家とか禅の言葉にあるのかなと思いきや、ヨガの言葉なのだそうです。ヨガの中の断捨離は、どういう意味なのかは正確にはわかりませんで、要するに何かを断ち、捨て、離れるということですから、何かこだわりとか、不可能だと言う考えなのかとおもっていたら、Wikipedhia によると 『 基本的にはヨーガの行法、「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術である。』 のだそうです。

 

自然は不要となれば情け容赦なく捨て去ります。花は受粉の役割を終われば、その花びらがきれいであろうと、かまわずに惜しげもなくどんどん散らしてしまいます。

その自然の法則にしたがって生きていけば良いのでしょうが、人はなかなかそうもしていられません。例えば、動物と比べれば体は弱く病気になりがちですから、自然に死を迎えるなどと言うことは出来ずに、まず治すことができるならと努力をします。

そういうところから、先ずは生きると言う欲とこだわりが生まれ、不可能を可能に出来ないかという努力が生まれます。そして、資源を使いエネルギー源を減らすわけですから、出来ることなら使えなくなるまで使わないと 「 もったいない 」 と思うわけです。

 
                                    福寿草

今日は、久しぶりに気晴らしに、隣の栃木県の小山市(おやまし)というところに行ってきました。

さて、話は昔のことになります。

西暦1600年、徳川家康は、会津の上杉景勝に戦いを挑むために江戸から北上していましたが、小山まで来たところで、大阪で石田三成が兵を挙げたと言う知らせを聞き、このまま進もうか、それとも引き返すべきかと話し合いをしたのですが、そのことは小山評定(ひょうじょう)と言われます。

   
           

その戦勝祈願をしたという須賀神社です。さてその、評定により上杉攻めは止めにして、そこで Uターン。西に取って返し関が原の戦いになるわけです。そして家康は天下を取るわけですが、その実に大事な会議がこの地で行なわれたわけです。

 

なお、蛇足になりますが、評定として他に有名なのは小田原評定ですね。


     春もはや十色にあまる小草哉(かな)  青蘿(せいら)

 

     


見えてきた

2015年03月19日 | Weblog


たびたび雨があるせいか、今年の春先は強風が吹いても猛烈な埃が舞い上がるようなことは無くて済んでいます。

今日も、午後は雨になりました。が、気温は目立っては下がらないようです。

 

犬の散歩に出かけましたが、そのときには濡れて困るほどではありませんでしたが、少し降り出しました。

 

このごろは、テレビにハードディスクを取り付けて長時間の録画ができます。それをよいことに、番組表を見てそこをクリックすれば録画予約ができるので、どんどん録画してしまいますから、あとで見るのがとても大変です。
録画は機械がどんどんやってくれます。しかし見るのには実際の時間(リアルタイム)をかけて見るわけです。膨大な時間が必要なことになります。

 

便利は、かえって不都合なことににもなりかねません。ですので、録画はしたけれど、やっぱりつまらなさそうなものは思い切って削除することかなと思うようになりました。

 

暖かくなってくると、このようなものも動き出すことになります。見事に保護色になっていて、ふと見過ごしてしまいそうです。
何という名前の蛾なのかわかりません。これからは、どんどん虫が動き出す季節にもなります。

 

少し、砂が敷いてあるところにこのような掻いたような模様のところがありました。なんだろう。
と、よくよく考えてみたら、これは猫がトイレにしたところでした。八方から砂をかき寄せた跡です。

寒さが緩んだせいか、気持ちも楽になりいろいろなものを見つけられるようになってきました。


  廃 句

     また雨に  収穫期なら     被害あり
     常磐線    ちょっぴり延びて 大騒ぎ    品川駅まで
     何にせよ  針小棒大     得意技     テレビは好きですからね
     米粒を   饅頭ほどに    大きくし         々
     縮めたら  ためしてガッテン  10分に       々
     
     


やっと満開

2015年03月18日 | Weblog


朝はポカポカ、お昼過ぎから曇りでやや風が強いという天気になりました。
朝のうちに家内は布団を出して、全部干していました。けっこうな運動量になります。
しかし、真冬のあの寒さではないので、過ごしやすいです。

 

やっと梅が満開になりました。風をさえぎるものは裏に林がありますが、木はまばらですから、たぶん風の通り道になってしまい、陽だまりができにくく寒いのかなとも思います。
保育園の先生が来て、ジャガイモを植えていきました。畑にパッと花が咲いたようでした。

 

家の中、どこで越冬したのでしょうか、外に出たくて飛び立ったは良いものの、レースのカーテンにさえぎられてしまったようです。もっとも、その外側には窓ガラスがありますけど。
入ったところを忘れてしまっているのかも知れません。

 

昨日は病院に行ったのですが、トイレにもこんな虫が歩き回っていました。果たして、この虫は大自然の中に無事戻れるのでしょうか。
出口を探しても、とうとう見つからず干からびてしまったカメムシを家の中で発見しました。たぶん、去年か一昨年のものなのでしょう。ちょっと触れたら、体がバラバラになってしまいました。

 

垣根の作り変えは、遅々として進まず、やっと半分くらいまで行きました。進まないのは、天気の都合があったり用事があったりで、なかなか都合がつかないからです。
金閣寺垣と言う古い垣根の、このような方式は後々大変ですので、今度は簡単な四つ目垣にしています。シュロ縄の結び方もだんだん慣れてきました。


  廃 句

     春なれど  自然に戻れぬ 虫もあり
     春なれど  頭は冬から   春霞
     世の中は  老木ばかり   春の宵
     陽だまりは 猫の天国    春の午後 
     春小川    ゆれるわが身を じっと見る


スコーン

2015年03月17日 | Weblog


いろはかるたで 「 に  」は、江戸では 「 憎まれっ子世に憚(はばか)る 」 と言いますが、憎らしいやつほど、世の中に幅をきかせるものだという意味なのだそうです。そう言う奴は、何かと邪魔なものですね。これが京都に行くとそうではなくて、 「 二階から目薬 」 となるのだそうです。確かに二階から目薬をさそうと思っても風で飛ばされてしまいますからね。難しい。これは何でしょう。かなり難しいということのたとえでしょうか。他の地域ではまた違う言い方があるとか。

世の中憎らしいと思う人誰でも一人や二人いるものです。という話の始まりはよく落語で使う手ですが、とんでもない殺傷事件がのどかな淡路島で起こったそうです。まあ、今回だけではなく日本全国しょっちゅうですが。

 
信号待ちしていて、ふと気がついたら私の車が前の車に映っていました。おもしろいなと思って急いで撮りました。

一番多いトラブルは騒音なのかなと思います。住宅密集地や共同住宅では起こりやすい摩擦ですね。その点、普段は何かと不自由な思いをしている田舎では、普通は起こりにくいです。しかし、バイクの騒音などは住宅の中での騒音とは音量が違いますから、起きてしまうのでしょうね。

 

お彼岸が近くなって来た - つまり暖かくなってきた - ので、そろそろジャガイモの植え付けをしようかなと思って、種芋を二つに切りました。
今年は2Kgです。二つに切るのは、小芋の出来が大きすぎないようにです。丸のままだと、大きいのができます。
しかし、大きくしない作り方もあります。それは芽かきをしない方法です。専業農家では、とても芽かきなどやっていられませんので、丸のままです。私はやったことがないので、本当にそれでよいかどうかは分かりません。農家では、そうしているのですから良いのでしょうね。

 

切った、双方の半分のどちらにも芽があるのを確かめてきります。芽が無いと地上に茂る茎葉がでませんから、それでおしまい。

切ってすぐに植えることが多いです。よく灰をつけて植えるようですが、でも傷口が哀れ。私は数日このままにしておくと乾いてかさぶたのようなものに覆われ、一応は皮膜ができるので、それから植えることにしています。

 

素敵な店があると言うので、わざわざ出かけて言ってスコーンを買うてきました。久しぶりにおいしいですね。
私は スコーン と ビスケット と マフィン の区別ができません。何か、三つとも似ているなぁと思って詳しく調べもしないでいます。おいしければ良いですから。

このおやつの時にはコーヒーではなくて、紅茶ですね。いつでしたか、これもスコーンかマフィンかビスケットだったか、よく分からないで食べたのですが、イギリスのウィンザー城のすぐ近くで紅茶を飲みながら食べたものが、おいしかったことおいしかったこと。食べ過ぎてしまいました。夕食にひびきましたね。でも、あそこまで食べに行くのは大変ですからね。町の中で売っているものが良いです。

わざわざ出かけたのは、もちろん気晴らしです。今日は天気も良く暖かな日でしたので、日中はエアコンをつけて冷やしながら走りました。

  
   廃 句

      あれ以来    ちょいと残酷に なったような   
      まねするな   俺は俺だぜ 真似するな  
      落語聞き    アハハと一人 笑う俺
      かけ蕎麦に  フライドポテト コロッケと・・・    何でもあり
      世界一     聞き上手なの それは猫      


千鳥足の春

2015年03月16日 | Weblog


最初は少しだったのですが、ザランとまばらに実のなるカラスムギと言う草があり、刈り取っても根が残るので、繁殖力のある草が増えてきました。
とても取りきれないとは知ってはいても、少しでも少なくできたらと思って、あまり寒くないときに小さな鎌を使って除去しています。

 

効果があるのは除草剤なのだそうです。今は抜いて処理できても、夏になると周囲の草も繁茂してくるので、とても取りきれなくなると思います。
それで、もし除草剤を使う場合には草地なので、一面に散布しても良いのですが、草地全体に蔓延しているわけではないので、むしろシュッシュッっと、一株ひとかぶずつやっていったほうが良いかなと思っています。
古い大株、比較的若い小株、一粒から発芽した一本のものなどいろいろあります。 株になっているものは目に付くので、数は覆いのですが、やろうと思えば取りやすいのですが、一本立ちのものは他の草にまぎれていますから、とりきれないです。それでもきちんと実がなって増えますから油断できません。

 
 「ガラケー、ガラケー、こちらはガラケー回収車・・・・」  (スマホで撮影)   
 ちょっと痩せていますかね。             



 

白菜のトウが立ち、花が咲きかかっています。よくぞ冬を乗り切ってくれました。さっそく取ってお浸しに・・・。

進んだり戻ったり。千鳥足で春が少しずつ近づいて来ているようです。

 

小鳥が被害にあったようです。野生の世界は少しも油断ができません。それが自然の法則です。


  廃 句

     ホーホケキョ あせるなこれから 長いぞえ    真夏まで啼き続けます
     あゝ咲けた  だけと次の日・・・  食卓かぁ    ごめん
     行こうよと   決めたその日は  定休日
     商店街     全店休み      客泣かせ
     客泣かせ   シャッター通り   当たり前    店主、客のこころ知らず