12月31日は、穏やかな日でした。各地で荒れの日だったそうですが、申し訳ない気持ちがします。
今日も小川は同じように同じ水量で流れ続けていました。大雨やよほどの日照り続きでもない限りはいつも同じ水量で流れています。よく水があること。よく同じ量の水が得られること。川は不思議です。
そして、こんなに寒くなっても平気でどんどん育つ冬野菜。これも考えて見れば不思議です。
冬を死にたとえることもあります。確かに虫は死に絶えます。しかし、蛇や蛙は土にもぐって眠っています。魚も水の中で泳いでいます。冬になると葉が枯れて落ちる木もありますが、木は生きています。葉はいつも緑の木もあります。野菜を育てていると決してそういう風には考えられません。野菜は一年を通して、次々と変わりながら絶えることがなく育ち続けています。いつも生きています。
数は少なくなりますが、冬に咲く花もあります。冬はただ寒くなるだけです。
枯芦や朝日に氷る鮠(はや)の皃(かお)
廃 句
いろいろと あったが今年も おしまいだ
らいねんは 良い年であれと 願うだけ
荒れの日は いついつまでも 荒れはせぬ
この夏の 番狂わせは 院暮らし 入院
快復に 半年かかり 年も暮れ
来年は 少しずつでも 動き出そう
寒さにも めげずすくすく 冬野菜