牛久シャトー

2008年03月31日 | Weblog


 暖かな日があると、「もう大丈夫だ」と思うのですが、昨日のように寒く感じる日があると反省させられます。人間というのはおめでたくできているようです。

 まだまだ分かりませんね。桜の頃というのは意外に寒い日があるものですからね。ポカポカ陽気が続くとすると、桜はすぐに散ってしまいます。入学試験に落ちる人ばかりいて困ります。サクラチル。

                        

 隣(野菜の専業農家)
から野菜の苗をもらうことが年間を通してけっこうあります。種を蒔いて苗を仕立てて植えるという作業は、今回予定した作付け面積と種の量が合わないということもあり、端数が出るわけです。

 また、苗を作ることを依頼されても、用意した分だけ発芽させるという訳にも行かないことが多々あるのではないかと思います。たいていは余るように用意すると思います。余った分を捨てるのは、やはり罪に感じるのは当たり前だと思います。

                        

 昨日の午後遅くから小雨になりました。少しずつ降って、今朝まで尾を引いています。予報では、今日はお昼頃までは雨は80%の確率。午後は60%です。ゆっくりできます。ア、いつもゆっくりでした。

         

 特に予定がないというので、息子を誘って奥さんと3人でお昼を食べに行ってきました。場所は、ワインを作っている所です。正確には作っていた所と言ったほうが良いですが。いや、古い樽がまだ沢山あるので、少しは造っているのかも知れません。

         

 「蜂ぶどう酒」とか「蜂ハニー」という名前は、今になっては懐かしい響きになりましたが、その日本では草分け的なワインを作ってきた工場に行ったのですワイん。

         

 茨城県の南の方に、牛久(うしく)という所があります。私のブログにいつもコメントをいただく河童さんは、その町あたりにお住まいだと思いますが、、、。河童というハンドル・ネームから想像しています。

         

 それで、そこに明治時代に神谷なにがしと言う人がブドウ畑とワイン工場を作ったのだそうです。それが今も残っていて、
シャトーカミヤ(牛久シャトー)と言って観光地になっています。そこで、ワインを飲みながら食事などができます。また、レトロな煉瓦つくりの建物がそのまま残っているので、そこで結婚式を挙げる人がいます。大変けっこんな話です。

                  

 私たちが入ろうと予定していたフランス料理のレストランは、披露宴の為に予約済みだったので、野外での食事になりましたが、寒いくらいでしたので隣接された建物の中で食べました。

         

 桜は満開で、常設されたテント風の屋根の下では、お昼を食べる家族連れの人たちで満席になりました。メニューは大きめの鍋で焼く、肉が中心のものです。マトン、豚、牛、野菜などですが、肉は一種類ではなくて、同じ牛でもいくつかの種類が出ていたようです。私はどんな種類が出てもそんなこと一向に気にせず、ただひたすら食べる方に夢中になってしまいました。牛久で牛食った。よう(羊)いされた肉はとん(豚)でもないくらいモーおいしかった。

         

 治療後ですので、ワインは飲まなかったワイん。その代わり、ワインセラー売店で試飲したものがとてもおいしかったので、一本買ってきたワイん。
        
         

 その後は高さが120mという大きな大仏を見に行きました。さすがに高かったです。高さだけでなく大きさもだいぶつありました。たぶん銅像では世界一高い仏像らしいですよ。写真をどうぞうご覧ください。

       

 駐車場にずらっと並んだ、走る財産のランボルギーニ・カウンタック。なななななんだこりゃ。これだけでざっと1億??? こんなの買ったら乱暴機に家運達苦。
   
 おもしろいことに、桜は霞ヶ浦以南は満開でした。その湖の横にある土浦市に来ると咲いていません。もちろん、少しは咲いていたのではないかと思いますが、咲いているとは言えないくらいでした。ほんのちょっとのところで、はっきりと違いがでるものですね。そのうち我が家でもさくら。一つ二つは咲いていますけど。

                        

 「当たり前」という言葉がありますが、「ハズレ後」という言葉が無いことに気づきました。「豆の手」はありますが「豆の脚(足)」というのは聞かないですね。ものごとをしてやったりというときには「しめた」と言いますが、してやられた方は「しまった」です。「開けた」ではありませんね。

 今日は、雨と言うこともあり、つまらないことに気づいてしまいました。雨は関係ないか。

 注)
   本日は天候のせいか、本文に多少ろれつのまわらないような
   表現がありますので、ご了承願います。

 


畑しごと

2008年03月30日 | Weblog


 私のブログの名前は「家庭菜園」という文字が入っているので、家庭菜園をやっている方々がたくさん見に来てくれます。コメントも書いてくださいます。しかし、ここに来て畑仕事はしばらく出来なくなってしまいました。ブログのタイトルをどうしようかと考えています。家庭才媛ではおかしいし、、、。

 の~~~んびりしているようでも、その菜園を今後どうしようかと結構考えてはいるんですよ。問題はこれからひっきりなしに出てくる雑草です。これをどうするか。使っていない部分を全部コンクリート舗装する訳にも行かないし。

                        

 二月はもちろん、三月中はぜんぜん畑仕事はしませんでした。それなので、この月末になって、いろいろ皆さんが種を蒔いただの、芽が出ただの、豆の手を立てただのの話を聞いていると、内心穏やかではいられませんでした。

 それで、車を運転するんだし、免許証も新しくなったことだし、体にはあまり負担がないだろうと思って、畑に出て久しぶりに埃だらけになってしまったハンドルを握りました。

 トラクターは、公道を走るときにはナンバーを取らなくてはなりませんが、畑の中で運転している分には不携帯でも減点になりませんね。第一、畑は道ではないですね。違反というのは道路交通法に違反しているときですから。

 田んぼや畑の中までパトカーがきて、反則切符を切っていったなんて聞いたことがないですね。そんなときには大根一本で勘弁してもらうとか。キャベツをつけたら笑顔で帰ったとか、、、。あり得ない。


          


 何も作っていなかったり、野菜を取り払ったところを耕しました。気持ちよかったですね。の~~~~んびり  と、ギアをローに入れて、ロータリーを一番おそい回転にして、ゆっくりと青空眺めたり、追分け山のてっぺんを綿みてぇな雲がポッカリと(あれは美空ひばりだった)とか、カラスがどこにとまるか見届けたりと、最低の速度で耕していきます。すると、セキレイのつがいが早速やってきて虫を取ったりしていました。

          

 そこから先の仕事は、まだまだやらない方がよいですから、あとは奥さんが頑張りました。背中が心なしか寂しく見えませんか。そんなことはない。

 奥さんは、これから疲れのリバウンドが来るのではないかと心配です。手が痛い、腰が、背中が、脚が、脳内が、、、それは無いか。ニンテンドーDSのせいかな?

 私も、できることなら手伝いたいのですが、逸る気持ちをハイドードーと(馬じゃないけど)押さえにおさえて、畑をあとにしました。

             

 となりから、レタスと白菜の苗をもらいましたからね。レタスは植えてしまいました。白菜はこれからというときに撮しました。

 これだから、あまり早く自分で種まきはしない方が良いんです。重複してしまうともったいないですからね。とにかく、いろいろとくれるので、助かっています。

                       

         

                  おいてきぼり


  一日一茶

   かすむやら目が霞(かすむ)やらことしから

  あひる

   かすむやら目が霞むやら頭もネ

   かすむやら私の存在霞むやら

   さあ乗るぞと言った時にない免許証

   あり得るか下に同じという記号

   春霞み豆腐古びてちりとてちん

   春霞み何からなにまで皆霞み 
 
             


春だ

2008年03月29日 | Weblog

 どうも、凶暴な事件が続いて起こるので心配です。一家心中の場合は、事業の行き詰まりという例が多いのかなと思いますが、社会が激変しているので、どの産業に携わっていても、常にレベルを越えた危機感を抱いていなくてはならないのは大変なことです。

 政治家の皆さん、勢力争いやお金のことばかりにこだわらずに、きちんと良い国にしていく努力を惜しまないくださいね。立候補したときに、国民に約束したはずですから。

                       


          

 梅は紅梅が主に咲いていました。白は散ってしまいました。偕楽園下の千波湖湖畔の桜が咲き始めていました。花の交代です。

          

 その千波湖畔の遊歩道には、たくさんの鳥が遊んでいますが、黒鳥がよちよちと子どもたちの方に歩いてきます。かなり人慣れをしていて、寄ってくるので孫たちもめずらしくて、しばらく見ていました。

          

 孫たちがハウスから取ってきたレタスです。レタスが大好きで、大きなガラスの皿に盛ったものをほとんど食べてしまいました。取り立てなので、なおおいしかったのかなと思っています。これは自家製ですので、100%安心して食べられるものです。

                        

 とまあ、あまり「がんばる」とコーフンしても体に悪いので、弱い気にならないようにという程度で頑張ろうと思っています。

 免許証の再発行の手続きをしていたら、一人前の人におもしろいことを言っていましたよ。

 「名前がここで、ア? 本籍がここに書いてありますが、その上の欄の現住所に 〃 の印はだめですよ。『上に同じ』というなら分かりますが、『下に同じ』ってのは無いですね。」

 私も思わず笑ってしまいましたね。本人は頭をかいて笑っていました。係の人も温厚な人で、一緒に笑っていましたっけ。

                        アヘー

 


                        

 あまりにも色々なことに不安感を抱きながら生活していくのは、良くないことです。

 各自の努力には限界があります。悲惨な事件を起こさない社会をつくろうではありませんか。


 一日一茶

   陽炎や猫にもたかる歩行神(あるき神)

     
あるき神 :人にとりついてそぞろ歩きを誘う神(本文註より)

 眠っていて、洟がツツーと出てくるのがわかり、目が覚めて、おまけに目が冴えてしましました。




孫たちが来る

2008年03月28日 | Weblog

 きょうも、一日生き延びています。入院するときに、どこかに置き忘れてしまった免許証がとうとう見つからず、運転できないので、再交付をしに出かけてきました。無くした理由を書いて、確認されたときに笑われてしまいました。「マー、私ももう年なので、思い出せないんですよ。」「そんな年でもないでしょう。」

 でも、失敗したら昇天してしまうという手術?なので、気もそぞろだったんでしょうね。年の割にぜんぜん悟りがないですね。忘れてしまい、いくら考えても思い出せないんです。

                        

 息子夫婦が子どもたちを連れて来てくれました。久しぶりに子どもたちのかん高い元気な声が我が家に響き渡りました。

         

 さっそく鶏に餌をやったり、しいたけ取り、菜の花摘み、四つ葉クローバーさがし、レタスの収穫などをしていました。楽しそうな顔を見ていると、どうしても顔がほころびますね。

 ちっちゃな妹の方は、部屋をぐるぐる歩き回り、気が向くと膝の上にちょこんと座りに来ます。可愛いこと、、、。

 ハイテンションで迫ってこられるので、猫のミーちゃんは興奮してしまい、逃げ回ってばかりいました。びっくりしたんでしょうね。ミーちゃんにとってはちょっとしたハプニングでありました。

     
          

 今日はみんなで偕楽園に行きました。散ってしまったものもありますが、まだ梅は咲いています。の~~~んびりあるいている人。ウォーキングをやっている人。団体さん。外人のグループ。いろいろな善男善女がのどかな公園の中を散策していました。

 上の子はこの四月はピッカピッカの一年生です。若い生命力はすばらしいです。たくさん元気づけられました。

 亡くなった年寄りも、「よく来たねー」と、二人でニコニコと微笑んでいたことと思います。

 

  一日一茶

     黒土や艸履(ぞうり)のうらも梅花(うめのはな)



一味

2008年03月27日 | Weblog

 夜中に雨があったようです。種を蒔いたり、耕したり植えたりするにはちょっとした良いお湿りです。静かに夜が明けました。

 静かと言えば、私の住んでいるところは、普段はとても静かなのですが、ときどき騒音に見舞われます。ずっと離れたところに基地があるので、基地を飛び出し海上で訓練してきたジェット戦闘機が基地に帰るコースになっています。上空と言っても斜め45度前後のところですが、通過するときには高度もかなり低くなっていますので、騒音も大きくなります。

         

           速くて撮るのがたいへん

 しかし、週に何度あるのか数えたことはありませんが、1度か2度で、それも時間にして1時間はかからず連続ではなく断続的なので、とても住みづらいという感じはしません。むしろダンプ街道の方がはるかにひどいのではないかと思います。

                       

 その遙か高いところ東の上空を白い機体を光らせて、爆音というより「ゴー」ではなく「コー」という濁点の消えたような音が聞こえるか聞こえない喰らいの程度で、北から南へとジャンボジェット機がゆっくりと飛んでいます。成田とか羽田に行く旅客機です。大抵は東の飛行機を見ていますが、西の上空も通っています。東京に近いので、飛行機は多いようです。

                       

           一味


 いつぞやは、タカノツメがたくさん出来たので、一味にしたら良いだろうと提案していただきましたが、実は出来上がって食べています。掲載が大幅に遅れてしまいました。かなり食べて減ってきてしまいました。

 初めて作ったので、乾燥が難しかったようです。陰干しなのでなかなか乾かずに時間がかかりました。一味ではなくなりますが、ミカンの皮を乾燥して入れたいのですが、ワックスがかかっているので止した方が良いと言われています。残念です。

 見栄えを良くするためにワックスをかけるのだそうですが、そんな無駄なことをして、、、。年間どれほどのワックスが使われているのやら、、、。無駄です。売るためにはしかたないですか? 全体して止めましょうよ。と言いたいです。

 話がそれてしまいました。ミカンの皮も入れたいです。ワックスを取るにはどうしたらよいものか。そう言えば、悪いことをする仲間のことも 一味 と言いましたね。私は悪い仲間には入っていませんけど。

         

 氷が張らなくなりました。梅の花びらが浮かんでいます。春です。メダカも群れて泳ぐようになりました。

                    も居るとよいのですが
 
 さて昨日の「木こりの弁当」ですが、河童さんが木こりの弁当になってしまったようですが、そのことは一昨年に載せたようです。
http://blog.goo.ne.jp/classic555/e/4739fadc455a2714cdd93ed8705cf038をクリックしてみてください。今回は、「気にかかる」とお考え下さい。

 また
山ちゃんさん が、キャベツは頭の中のように見えるとおっしゃいますが、実はキャベツを数える時には英語では「頭」を使います。これもhttp://blog.goo.ne.jp/classic555/e/1a35c4325a3281a7784977295380c64e をごらんください。

 

 昨夜はちょっとした捜し物をしていて、つい寝るのが遅くなってしまいましたが、朝になるとやっぱり起きる時間は早めでした。自分の体に朝起き時間のタイマーがかかっているのかも知れません。


  一日一茶

    野大根(のだいこ)も花咲にけり鳴雲雀(なくひばり)

 一茶が住んでいた時より180年も経った今、彼の句を読んでもピンとこないことがかなりあります。送りがなが違うのは何とかなっても、詠み込まれている物が今は無い、住まいの様子がちがう、言われない表現がある、今は下品なことなのであまり提示したくない、無くなってしまっている行事がある、環境が違うので感動しない、などなどまだまだありますが、なるほど当事はそういうことだったのかと思いながら接すると、勉強になることがかなりあります。
       
                 

キャベツ見て、、

2008年03月26日 | Weblog

 何となく、朝は寒くてキリリと締まっているというのではなく、モワーっとして生あたたかいような日が多くなりました。やはり春です。春霞の季節です。

 まだ手首が心配なので、まず手の動きは制限されます。力の入る作業は禁物ですね。「箸より重い物は持ったことがない」という言い方がありますが、箸よりは重い物を持つことができますけど、まあ同じようなことです。

 裏山で、木を倒す音が聞こえます。チェーンソーの忙しそうな音。それは、今年は自分のたてる音ではないのです。何か悩んでいるような言い方になりましたが、そういう意味ではなくて、自分ではやらなくて良いんだなという意味です。楽チン。

         

   去年まで私がやってた仕事です

   チェーンソー今年は大きなあくびをし

                      


         

 キャベツが出来ました。外の葉を取ったら、白っぽくなってしまいました。不織布をかけておいたせいでしょうか。なんとなく心臓の動脈のように見えます。そう見てしまいますね。ドキン・ドキン・・・・。 

      キャベツ見て心臓動脈思いだし     患者

      キャベツ見てドキンドキンと胸がなり  患者

      あわてるなこれはキャベツだ間違うな  患者

      キャベツの子そこのけそこのけ心臓が通る 意味分からず

 まだ日にちも経っていないしね。しっかたないです。


         

 本の話をよくしてくれるある方に教わった本です。「神祇文学として読む 平家物語」と言う本です。ネットで調べたら残部僅少とあったので、ちょっと心配だったのですが、地元の本屋さんに注文をしてじっくりと待っていたら、届きましたとの連絡がありました。

 これはハードカバーで上下巻あるのですが、それなりの値段がしました。最初はとても読みにくいかなと思いましたが、それほどでなく、読み始めたら何かで遮られるまではどんどん読めてしまう本です。

 作者の佐藤太美さんという人は、どういう人なのかさっぱり分かりません。本もこれくらいしか出していないのかなという気がします。木こりの弁当です。

 
 

 
 本は、読む前はワクワクします。読んでいるとき考えます。読んだあとも咀嚼します。

 音楽は、聞く前はどんな音楽だろうと考えます。聞いていると楽しいです。効いた後は頭の中で印象に残ったメロディーが繰り返されます。



シンゾー

2008年03月25日 | Weblog


 昨日とはうって変わって今日は良い春の日です。まだ寒い日はあるでしょうが、大ざっぱに考えれば、もう大丈夫ですね。春の勝ちです。花も咲いてきたし、雑草も元気になってきたし、、、、。

                     

 さて、小夜の中山で西行法師はちょっとばかり苦労をして越えましたが、私もなんとか越えてきました。

 実は、心臓の治療をしてきたのです。心臓を取り囲む動脈が一部細くなって、血の巡りが悪くなっていると言うのです。

 これは自分で発見しました。激しい仕事をすると、胃が痛くなります。それで胃カメラを飲んだのですが、胃炎程度だと言います。とすると、次ぎに考えられるのはスイゾー、タンセキ、それにシンゾー???

 心臓だったら大変です。友達二人をそれで亡くしていますからね。一人は40代。もう一人は50代になったばかり、、、。 いずれも勤務中です。次は私か・・・

 それで、大きな病院に行ってお医者さんに会いました。いろいろと検査をした結果と私の話を元に、狭心症の疑いがあるというのです。

 先週の月・火と一泊入院をしました。それで、手のひらの付け根から、カテーテルという細いケーブルを入れて、検査をした結果、血管の一部が細くなっていて、血液の通りが悪いところがあるというのです。それで、昨日入院して治療、今日退院をしてきました。

          

 いいかげんな図ですが、こんな風に狭くなっていて血液が通っているのが写りにくいんです。

 検査をしてから一週間は長かったです。その前の週あたりから、やらなくてはならない仕事があり、おまけに断れない仕事を人から次々頼まれて、その時は辛かったですね。忙しかったのはホントの話です。

          

 治療は1時間30分くらいかかりました。狭くなった血管のところにパイプを持っていき、その中で風船を膨らませ、パイプを血管の太さに近いくらいにします。痛みはありません。唯一痛かったのは、動脈にケーブルを通すのに麻酔を打たれたときです。 

 まな板の鯉という言葉がありますが、まさにその通り。活き作りですね。体は刻まれはしませんでしたが。長くて、「もう、いいかげんにしてやめましょうよ。ァ、駄目か。」なんて、何度も思いました。

 そして、生きて手術室をでられました。治療の前には、いろいろと失敗例とか、死亡者数、安全の割合などを聞かされ、同意させられました。報告と同意をもらう義務があるでしょうからね。それは、大いに効き目がありましたね。

          

 造影剤を早く体外に出したいというので、こんなに点滴をやりました。そのうえに、お茶をどんどん飲んだのでトイレと仲良しになってしまいました。また来たの? なんて言われそう。

 カテーテルは足の付け根から入れるのが多いそうですが、私の場合は手だったので、歩くのには不自由しないし、体位を変えるのにも痛みを感じません。手はドアのノブを捻るなんてのは駄目だし、タオルを絞ったり、体を起こすのに手をついたりするのはまだ駄目ですが、そういうこと以外では使えますから、ほとんどは不自由していません。

          

 病院の窓からの眺めは殺風景。夏には雑草が生えて、緑が見られるらしいです。

 自分で気づいてお医者さんに行ったので良かったです。しばらくは、激しい運動はできないので、農作業は休まなくてはなりません。ジャガ芋など木になるんですけどね。おっとジャガ芋が木に生ったのはみたことない。気になるでした。

 トラクターくらいならできますね。あとは奥さんのペースでやるだけです。


     今日限りおさらばしたい狭心症

     今日からは少し安心狭心症

     まだまだと頑張ってくれ心臓さん

     お医者さん血を浴びながら治療をし : ただただ感謝

     お医者さん絶対失敗しないでね

     コチコチと時計ばかりが気になって

     「早くして」あいかわらずに飽きっぽい

     待つ間奥さん心配脂汗

     今日の春あの世の春ではないだろね
     
     治療費の高いのにも発作無し  :  命助かったんだし、、、

     友達がしばらくですと電話くれ

     家に着けば猫がニャーと寄って来ぬ

     今日からはまた宮部さんに取り組まん

     これからはなるべく畑を見ないこと

     


あと少し

2008年03月24日 | Weblog

 雨になりました。雨の日も落ち着いて、なかなかよいものです。まだ明け切らないので、そとはとても落ち着いた静かな状態です。今日は、一日降るようです。

                    

 私の知っている、建築に関する仕事をしている人は、家を建てるときの材料を提供する仕事をしている人、つまり材木屋さんですが、「家は安く建てられるはずが無いんだ。」と言います。彼の言うには、安く建てるにはどこか手抜きをしなければならないのだそうです。材料の質を落とすことはもちろん、量も少なくする、骨組みを細くする、あとで修理しにくくても作りやすいを第一に考える作り方、見た目だけは良くても新しいうちだけで持ちが良くない、などなど、質を落とすこと無しには良い物は作れないそうです。

 
                     

        

    
      

 この木も家を作るために使うと言って切っていますが、裏山の木が少なくなってきました。今年の最初は上の写真です。それと見比べると3分の1くらいになったでしょうか。それでもまだ20本くらいは立っています。

         

 切った木はすぐに空き地に引っ張り出し、枝を払ってある一定の長さにきりそろえてあります。3人で作業をしていますので、仕事はさすがに速いのですが、それでもじっくりとあわてずやっているようです。

 最初に全部は倒さないようです。倒した後に枝などがからみあって、運び出しにくいと言っています。その通りです。私はそれをやりましたから。とにかく、私の仕事はこれでものすごく減ったわけです。バンザイ。漫才。洗剤。乾燥剤。吸音材。睡眠剤。・・・・

            

 すこしずつ花が多くなってきました。沢山乱れて咲いているのも好きですが、このようにポツンと一つか二つ咲いている様が私は好きです。沢山咲いている花は、仲間と楽しく話をしているとか、踊っているというように見えます。一つ咲いているのは、孤独に耐えながら咲いているようです。私みたい、なんておセンチな気持ちではありませんけどね。

                       

 きのうの、安い食べ物の話に似てきました。食べ物は単価が安いですけど、住宅となると目玉が飛び出るほど高い買い物になりますからね。一世一代の大仕事となる買い物です。考えようによっては、生きていくのって疲れますね。ふだんはそういうこと考えもしませんが。

 それを乗り越えて行かなくちゃなりませんからね。体の栄養と精神的な活力を付けておかなければ、、、。

 キャンプ場などにあるのはバンガロー。浮世絵の展示は版画廊。江戸詰の場合は江戸家老。私の場合はガンバロー。ア、私は今は家を建てるわけではありませんで、別な意味で大きな山越えをしなければならないものですから。


  一日一茶

     ぼた餅や地蔵のひざも春の風

  今日の心境

     年たけてまたこゆべしと思ひきや
             命なりけり小夜の中山  西行


しいたけ

2008年03月23日 | Weblog


 今朝は一面真っ白な霜でしたよ。まだまだ油断できないです。このごろ自分に言い聞かせること。「ゴールデンウィークが過ぎるまでは霜に気をつけろよ。」

 あったかくなって気がゆるみ、その気になっていると、出たばかりの野菜の新芽など、すっかりやられてしまう可能性があります。

                   


 
多少なりとも食べ物を作る作業をしているので、食べ物のことは考えます。今回のように、冷凍餃子の問題などが出てくると、なおさら少ない情報を元にということになりますが、それなりにさまざまなことを考えます。

 やはり、営業をしていると消費者のニーズに応えるために、安いものを提供したいという傾向が強くなるんでしょうね。私のところは安全ですよ、ということを第一義にして仕事をしてきた、その会社が安全でないものを取り扱ってしまったということは、たいへんな痛手ですね。故意にやったことでないだけに、その消費者も会社も受けたショックは大きいです。

 やはり安すぎるのは問題です。消費者にも少しは問題があると思います。1円でも安い物をと、生活を切りつめなければならない人は多いと思います
が、それであっても安いままで、あるレベル以上のものを揃えるには限界というのがあるわけです。
                       

 理屈っぽくなりますので、話は半分以下ですが、それくらいにしておきます。食べ物は多少は高くても、エンタメに使うお金で安全な食べ物を買うことに使うべきですね。 値段が高い  =  安全 という訳ではないですけどね。

 こちらは安全です。農薬ゼロ。no薬の Cーtake です。

         

 雨が降って、しいたけが出ました。でも、風に吹かれてしまったので、乾燥をしてしまっているので、生しいたけとして食べるのにはおいしさに欠けます。

 雨が降ると、いつも出るかというとそうではありません。冬から春にかけては、少し長い期間でますね。でも冬は降らない季節なので、出にくいですし、出ても雨が不十分ですと、小さいままでおしまいになります。
 

         

 風にあたってしまったようなときには、木に生えていても野菜とは違うので、キノコは乾燥が早いです。傘の部分の割れ目の具合とか色つやが、かなり気に入りません。割れ目がありすぎます。色が薄いです。肉厚でも無いし、、、。しかし、乾燥しいたけとしてなら十分においしさが味わえますので、今回は乾燥しいたけにしたいという私の感想です。

                            

 まだまだあるぞ、宮部みゆき。河童さんに先を越されたので、「ぼんくら」は残りを一気に2,3日前に読み終えました。宮部みゆきに取り憑かれそうです。まだあと10冊あります。寝ても覚めても宮部みゆき。恋しい女性なら良いんですけど。作品は読んでいますが、知らない女性。

          

 この頃思うのですが、彼女の長い作品の中には、どうも物によっては、水増ししている部分がかなりあるような気がしてなりません。描写だよと言われると、「はいそうですか。すみませんでした。」とド素人の私は反論できませんけど、どう見ても必要のない描写が多すぎるような気がするのですが、どうでしょうか。

 中には、そういう部分が良いのだと、そこを鑑賞している人がいるかも知れませんね。私はせっかちな質なので、そう言うところに敏感なのかも知れません。敏感と言えるかどうか。瓶と缶くらいですけど。ピンと来てカンと響くほど鋭いなら良いんですけどね。



 一日一茶

    鰯焼片山畠や薄がすみ
               いわし やく かたやま はたや うすがすみ

 駄句 

    彼岸来てなおまだ寒し片田舎

    彼岸には炬燵捨てるが悲願かな

 新・定義

    暑さ寒さは彼岸で測れず 

  


おいしい朝食

2008年03月22日 | Weblog


 しかしまあ、やれあったかいだの寒いだのと、良い年をして悟りが足りないですね。でも、「今日はとても良い日ですね。」という挨拶は、当たり前だとは思っていても誰もとがめ立てはせず、「そうですね。」と、とても良い挨拶だなぁと思います。

 とにかく、天気を話題にした挨拶はとげがなくて良いですね。ひどい天気でも、互いに同情しあうような気持ちもあったり、それなりに話題が盛り上がるときがありますからね。

                     

 
            

 梅は桜と違って、満開になってからがやや長いです。それに、かなり強い風にあたっても散りにくく、ひどい天気を通り越してまだ咲いています。十分に受粉していると良いなと思っています。やっぱり梅の実は豊作にしたいです。

         

 息子がこんなパンを買ってきてくれました。朝食でいただきました。子どもでもないのに、何となく楽しい。もっとも、私は年甲斐もなくこういうのが好きなので、「空にぽっかり白い雲」ではありませんけど、さっそくもう童話の世界に入ってしまいました。

   

  

 たまには、こういう朝ご飯もいいですね。楽し~~い雰囲気でおいし~~く食べました。気分はハッピーです。

 朝ご飯は、いつもおいしいですね。まずいな~と思ったことは、熱っぽい時以外は全くないです。


                      

  一日一茶

    一日も我家ほしさよ梅花(うめのはな)

  パロディ

    石橋をたたいて渡る → 石橋をたたいて渡らず (さらに用心)

    無い袖は振れぬ   → 無い頭は使えぬ

        〃     → 無い金は払えぬ


pois chiches

2008年03月21日 | Weblog

 この goo ブログの場合は、いったんログオフにしてからログオンにして、それから新規投稿の下書きを作らないと、せっかく作ったものが、いざ投稿というときになって「ログオンせよ」という画面になってしまうことがあります。すると、せっかくの原稿は全部がパーになってしまうという悲劇を見ることになります。

 せっかく作ったブログの原稿が、ゼロになってしまったときのことを想像してください。

 それじゃぁこまるから、とメールを出したのですが、ごちゃごちゃと理由を書いてこられただけで、さっぱり解決にはなりませんでした。虚しい気持ちです。 

                     


         

 これ何だ。ピーナッツでもないし、大豆でもないし、、、。分からない。洋食の煮物に入っていたり、スープに入っていたり、サラダに入っていたり、、、。名前が分からない。ので、何だか分からない。食べられることは確か。

 奥さんがパリで買ってきたんです。パリでの食事ばかりでなく、日本のレストランで食べるものの中にも入っているとか。奥さんに、どういう意味なのか調べてくれと、ものすごくハードな課題を出されてしまいました。

 おいしい料理を作ってもらうのには、それくらいは何とかしなければならない。

         

 箱には一切英語は書いてありませんですダス。困った。手がかりが祟れたじゃなくて、絶たれた。

 「ムー」、と考えること数分。「そうだ。箱に書かれているのをそっくり書いて検索しちゃえ。」はグッドアイディアでした。出ました、でました。

 pois chiches と言うが引っかかってきました。文字さえわかれば意味が分かるというもの。「ひよこ豆」という意味だったんです。なるほど、少し ひよこ っぽい形をしています。このフランス語は発音はさっぱり分かりませんが、「ポア・チック」あるいは「ポワ・チック」なんでしょうか。「チック」かどうかは分かりませんが、「ひよこ」という語からの類推です。でも、英語の発音になってしまいますね。

 pois だけだと「(エンドウ)豆」という意味になり、chiche や chiches はいくつかの辞典には単語としてはありませんでした。しかし、ある仏和辞典には「渋い、細か」という意味が出ていました。

 しかし、辞書ではなくサイトの検索で見ていくと、pois chiche は 英語では chick pea となっているので、まさに「 ひよこ豆」 という意味になります。分からない外国語は難しい。

 食感は、ポリっとした感じが一切なくて、噛むとグズっと崩れる感じです。生のピーナッツを噛む感じでしょうか。それでいて、生ピーナッツよりは抵抗感が少ない。

  この豆を蒔いたら芽がでるでしょうか。たぶん加工してしまっているんでしょうね。


            

 料理に弱い私ですが、何とか意味が分かったので、そのことを奥さんに報告。すると、奥さんは「ひよこ豆」で検索してレシピなどを調べていました。もっとも、先ほども言いましたが、今までもレストランでの食事にこの豆が入っていたので、買ってきたんだそうです。   

 一日一茶

  畠打ちの顔から暮るゝ筑波山


荒れの彼岸中日

2008年03月20日 | Weblog


 焼き物をしたいので敷地の片隅を貸して欲しいと、若い人が二人ほど来ました。元の同僚の紹介です。見ればとてもまじめそうな人たち。火を使うので、その点は注意して、あとはどこがよいか見てもらって、やっと炉を置くところが決まりました。あとはユニックで運んで設置するのだそうです。

 一緒にどうですかと言われたのですが、もうこれ以上は手を広げないようにと、今のところは遠ざかっています。おもしろそうだと感じたら始めようと思います。

 陶器は器ばかりなので、つまらないです。近くに、焼き物の町・笠間市(かさまし)があるのですが、あまり行かないです。私は器でなくて、オブジェが良いです。でも器は嫌いだとは言いません。あまりにも器ばかりだと言っているのです。

          

 ところが、この人たちは芸術家なので、器など作ったってしかたがない。オブジェが多くなると思います。個展の絵はがきをもらったら、なんか分からないオブジェばかり写真に出ていました。ですので、こりゃ楽しめるかなと期待しています。要らないものはもらえるかな? なんて、調子の良いことばかり考えたりして。

                     

 彼岸の中日は荒れています。朝からとてもお墓参りには行けず、午後も遅くなってやっと行ってきました。よその家のお墓は花がいっぱい。私のところも、花を活けてきました。行けて良かったです。おじいさん、おばあさん、遅くなりました。とお詫びを言いつつ。

 奥さんの作ったぼた餅はうまかった。妹夫婦が遠路はるばる来てくれました。よかった、良かった。
 

         

 こちらは西洋のものでチャイブです。これだけ若芽が出たという意味です。ワケギと似た使い方をすることがあります。こちらはワケギとは違ってきれいな花がさきます。これもあまり食べませんね。

 
         

 オブジェってなんだ。フランス語で objet 。 物 。芸術に使われたときの意味は定義は難しくて、私にはよく分からないので省略。英語だと object 。もちろん意味は 物 。

 とにかく、「物」という意味なんですね。物ではなんだか貫禄がないので、オブジェと区別して言うんでしょうね。

                      

 ちょっと訳がありまして、しばらくの間、このブログは休みとしたいと思います。と言うと嘘になりますが、休みにはしたくないので、隔日とか毎日とかムラになります。それに、家庭菜園の話題は、ずーーーーーっと休みになると思いますので、悪しからずご了承ください。でも、たまには話題に出すこともあるかも知れません。

 ですので、いろいろとコメントでおつき合いいただいた方々にはご迷惑をおかけしますので、お詫びします。書きづらいでしょうから、コメント書きはご無理をなさらないでいただきたいと思います。

 よろしくお願いします。

 一日一茶

     物売りを梅からよぶや下屋敷

 
 二羽のあひる 

    めずらしや彼岸中日雨と風

    嵐にも負けず白梅花散らず

                                                                 
                                                     

  補)あひる = ダック(duck)=  駄  句


いそがしさ

2008年03月19日 | Weblog

 現役で働いていた時代もそうでしたが、どういう訳か忙しい時というのは不思議なもので、いろいろなやるべきことが束になって襲って来るんです。ですので、体がいくつも欲しくなります。

 さて、今日はこれからじっくりと、あの面倒臭いことを一つひとつ片付けて行こうか、と思っていると必ず客が来たりするんですよ。また、いまは手を離せないんだけど、と思っていると必ずと言ってよいほど電話のベルが鳴ったりするんです。で、出てみるとくだらない、結婚式場の案内だったり、投資の話だったり、、、、。

 このところ、そういう現象が続いています。どうしてそうなるの? と本当にその忙しさがまとまってくるという仕組みが知りたいものです。

                       


         

 まあ、ぶつぶつ文句を言わずに、うどんでもどうぞ。おっと、薬味がまだ乗ってないね。なんて自分に言い聞かせて、、、。 ところで、私はこれくらい寂しい食べ方が好きなんです。いつもこうではありませんが、あっさりと、うどんならうどんだけ、そばならそばだけ、とまあそれくらいの食べ方が良いです。栄養は偏りますけどね。でも、普段の食事では取りすぎているくらい栄養は取っていますから。


         

 ワケギがよみがえりました。プランターに植えて置いたのですが、半分は失敗です。失敗という理由は、このプランターは枯れなかったから完全な失敗ではないのですが、下の段にある二つは枯れてしまったんです。

 その理由はたぶん、空中にあるので土までもが何度も凍ったせいだと思っています。プランターを半分土に埋めておけば良かったんです。

                      

 うどんも、そばも、いつもあっさり状態で食べていると、何かが足りないと感じてきます。そういう時にはおかずが恋しくなりますね。天ぷらを付けたり、卵が入ったり、ケンチンにしたり、肉を入れたりと。それも良いですね。
たけさんのブログを見ていると、いろいろな食べ方があるんだなと、なかなか作れませんけど、とても参考になりますね。

         

 いそがしさは束になって襲ってくるということですが、だから忙しいと言うのだよなんて言われそうです。考えて見りゃその通りです。

 やることが、それだけあるということは、幸せなことなんでしょうね。やることがなくなったら、それはとても大変なことになりそうです。


  一日一茶
     春風や犬の寝聳る(ねそべる)わたし舟


黒き汝が瞳

2008年03月18日 | Weblog

 今日は、用事があって更新するのが遅くなってしまいました。午後になってからパソコンの前に座ったとたん、車のドアを閉めるドンという音が数回庭でしたと思ったら、客が来てまた更新が遅れてしまいました。

                       

 この分だと桜も近いですね。ただし順調であればの話です。4月に入ってから雪が降った年もあるくらいですから。

 季節の話はそれくらいにして、また新たに騒ぎが起こりましたね。アジアの真ん中で、しかもかなり高い所で。世の中西も東も、国外も国内も騒ぎが絶えませんね。本当に人間てのは騒ぎが好きな生き物なんですね。

 歌舞伎の中で、石川五右衛門が
石川や 浜の真砂はつきるとも 世に盗人(ぬすっと)の種は尽きまじ」と言う場面があるそうですが、種が尽きないのは盗人ばかりではありませんね。争乱もそうであるらん。

                      

        

 まだ巻き方はゆるいのですが、キャベツがやっと球らしくなってきました。厳しい冬を越えてきたキャベツ。やったネ、と声をかけてやりたいです。

 それで食べちゃうんですから、ちょっと残酷でしょうか。そのへんを突き詰めて考えていくと夜も眠れなくなってしまうので、感謝をしていただくことにしています。

        

 あぶらなもおいしくなってきましたよ。まだ、食用に作った あぶらな は花が咲かないです。茎のところも固くありません。お浸しにするものが、ひと種類でも多い方が良いですからね。

        

 アルフレッド・ハウゼのコンチネンタル・タンゴ、「黒き汝(な)が瞳」のレコードです。アルフレッド・ハウゼはCDを沢山出していますが、この「黒き汝が瞳」という曲の入ったCDはほとんど無いくらいです。菅原洋一が、このアルフレッド・ハウゼをバックに歌っているCDがありますが、幸いそれには「黒き汝が瞳」が入っています。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/32168  で一部しか聞けませんがぜひ試聴してみてください。

 この曲はロシア民謡「黒い瞳」の曲をベースに同じような雰囲気のメロディーをからませて、もっと深いロマンチックさを出しています。私の大好きな曲です。このレコードもパックして良い音にして聞いています。

 このレコードは、就職した時に、茨城県の西の方の小さな町に派遣されていたのですが、12km離れた隣の町まで自転車で行って買ってきたもので、その頃の思い出がたくさんくっついているものです。

                      

アルフレッド・ハウゼはドイツの人ですが、東西の冷戦激しい頃、ベルリンも西と東に割れていた頃に盛んに活躍した人です。いろいろな騒ぎがあった時代にもかかわらず、このような素晴らしい演奏をして、庶民を楽しませてくれていたんですね。

 近ごろのイージー・リスニングの曲は、その人あるいは、そのオーケストラだけの曲がほとんどで、いろいろな人やオーケストラが競ってカバー曲を録音しないですね。昔は、いろいろな人がいろいろなアレンジである一つの曲を録音したので、何度も聞くことができ、何度も放送されたのですが、最近は全くの使い捨ての曲ばかりでつまらないです。

 音楽にも人情味が無くなったような気がします。人情がなくなると騒ぎの元が多くなります。個人は大切ですが、大切にしすぎると我が儘とか我を通すということが多くなり強くなります。我を張り合っていては妥協はありませんね。

 
 一日一茶

   畠打ち(はたうち)や子が這ひ歩くつくし原


私なりに

2008年03月17日 | Weblog


 「小人閑居して不善を為す」と言いますが、私は小人ですから、考える事は不善であることが多いですね。買ってもいないのに宝くじにあたってしまったらどうしようとか、海の水を吸い上げてタクラマカン砂漠にパイプラインで運んだら、それが蒸発して雨をもたらし、黄砂が飛ばなくなるんじゃないかとか、それじゃそのエネルギーはどうするという段階になると、太陽電池がいいんじゃないかとか、炭酸ガスを炭素と酸素に簡単に分解する方法がないのだろうかとか、さっぱり現実味のないくだらないことばかり考えています。

 どれも、このひ弱な頭脳と財力では実現不可能なので、池に藻を入れて光合成をやらせるとか、ハウスの中にポリタンクを入れその中に水をいれておき、夜の冷え込みを温水が少し緩和させるなんていう程度のことしかできません。

                   


          

 フキノトウを天ぷらにしてもらいました。ヤーコンも入っています。天ぷらは食べ過ぎますから、気をつけなければなりません。そう言いつつ食べ過ぎています。まさに小人。

 人間は油が好きなんです。油は体内では燃料になりにくいそうです。先ずは糖分からだそうで、溜めた油は極端なはなし飢餓状態にでもなれば、使われるとかいう話を聞きました。そんなことを考えながら食べなくちゃならないなんて、おいしさが半減してしまいますね。

          

 ハウスのレタスが出来ました。ハウスは屋根がビリビリになってしまったので、きつい霜にたいしてはトンネルをかけて寒さしのぎにしました。効果はありました。

 ハウスは、しばらくの間は屋根無しにしておきます。雨水をたっぷり入れて置いたほうが良いとか。たぶん、締まった土も固さが弛むでしょうね。また、乾いて砂漠のようになった土が水をはじいて水玉にするということも無くなると思います。

                       


          

 ヤーコンとかターサイとか、中国語かどうかは分かりませんが、中国語っぽい野菜が増えてきています。ルッコラなんてのは、何語なのか。今までの日本の野菜ではありきたりなので、珍しいものを作って食べてみたいという欲望はあるでしょうからね。それもまた、家庭菜園の楽しみです。

                     
     
 さて、エネルギーのことですが、そのポリタンク方式暖房ですが、屋根に上げた水を下ろし、室内の暖房にも使えそうですね。晴れた日にしか出来ないのが欠点ですし、エネルギーの量が足りないかもしれませんけど。

 いま考えていることは、屋根の雨水をどうやって溜めるかです。まず場所を決めて、そこにタンクを買ってきて据え置けばできるのですが、少し考えを練ってから作ろうと思っています。

 まあ、それくらいは単純なことですから出来そうです。出来ることからや
るのも手ですね。


   一日一茶

      傘さして箱根越す也春の雨