私の地方は、ゴールデン・ウィークの時が田植えの盛りです。わが家の周りの道路はトラクターが行き交いをしています。前の方に見える田んぼでは、井戸やさんが来て掘り始めました。田んぼに水を入れようとしたら、井戸がうまっていたんだそうです。掘るのには150万円もかかると言っていました。
昨日、草むしりをしていたら、田んぼの持ち主が70歳台の人なのですが、脇の道路を通って愚痴をこぼしていきました。それだけの金額を取り戻すのは、今は米が安くなったので大変なのだそうです。近ごろになって良いトラクターを買い換えました。景気がいいなと思っていたら、孫息子がしっかりやっていましたね。良い孫様だ。
ゴールデンウィークの時期が忙しいというのは、もちろんそういう時節なのですけれど、もう一つはサラリーマン農家が多いからでしょうね。農家の現実ですね。
じゃがいもはしっかりと芽がでて葉が茂り始めました。芽かきをする必要があるでしょうか。沢山作る農家では芽かきなどすることが出来ませんから、そのままだそうです。それでいいのでしょうか。「 それでいいのだ。」 なんてすぐに言う天才のお父さんが出てくるマンガがありましたっけ。
もう菜種は花が少なくなってきました。葉っぱも少なくなってきました。それでも、丸ごと引っこ抜いて鶏にやると、しばし宴会で盛り上がります。彼らは青物が欲しいんですね。花まできれいに食べますよ。残るのは、まるで骨のようになった幹と枝の部分だけです。
私は素人なので、これから先はどうなるのか分かりませんが、何か食料が不足してくるのではないかと思います。それは石油代替え品つまり、バイオエタノールのためです。食料から取れるというのがくせ者ですね。
上の写真のような、菜種なんてものから取ると良いんですけどね。この菜種はいくらでもでます。畑でないところいだって作れますから、こういうのから取れば良いのにと、単純に考えているんですけどね。
エタノールのことから離れますが、もう一つ別なことを考えています。それは竹の利用です。どうしてこれから紙を作ろうとしないのか、何か欠点があるからだろうと思いますが、パルプが取れないのかなと思いますよ。それからこの竹だってかなりの油を含んできますから、油だって取れるんじゃないかと思います。食料品も出来そうな気がしますけど。
だれか、やってください。やるなら、空き地全部を竹林にしても良いですよ。田舎の過疎になっているところでは、そういう家はけっこうあるんじゃないでしょうか。切ってもきっても、あとからでますから、こんな植物はとても栽培に楽ですよ。何も手をかけるなんてことしないので、栽培なんて言葉を使うのもおかしいですが。