10月31日 シャケをもらいました

2006年10月31日 | Weblog


同じ発音でも、物が違うと言うことはよくありますね。端と橋と梯、雲と蜘蛛などはすぐに思いつくものですが、酒と取り違えないようにするためなのか、それとも言葉に勢いをつけるために言うのかどうか分かりませんが、鮭のことをよくシャケと言います。そのシャケをもらいました。

     

冷凍にしてありました。それをさばいて、アラは煮て鶏にやりました。よほどおいしかったのか、どんどん食べてまもなく無くなってしまいました。汁は捨てずに餌箱にそのままいれました。餌箱は水漏れしませんので、後になってパンの耳をその汁に浸してやると、これまた喜んで食べていました。

    あれ?

本当にたまーーーーになんですが、こんな小さな卵ができるときがあります。たぶん、産み始めのものなのかなと思いますが、今回は思い当たりがありません。黒いヒヨコはまだピヨピヨ言っているし、白いヒヨコは成鳥になり、オスと判明しています。

この卵は 「あなた、何処に行ったの?」 という感じです。  
                 
ところで、鮭の話に戻ります。銚子の人の話ですが、「 さけ と さけ は ちょうしまで 」 という言い回しがあるとか。①鮭は銚子まで、つまり南限が銚子のある利根川まで、②酒は飲み過ぎないようにお銚子 ( 一本?) まで、という意味だとか。瓶まで行っては飲み過ぎということですね。

   ステビア

ステビアは、とても甘い植物です。甘党だけれども糖分の取りすぎに注意という人にはよいとか。甘さは砂糖の250倍、カロリーは1/90だそうです。( http://www.jbb-stevia.com/  より。)

今年も、あれこれやっているうちに利用しないでしまいましたー。


  補)  「あなた、何処に行ったの?」  = 君がいない=黄身が無い=白身だけ


10月30日 ゴボウを掘る

2006年10月30日 | Weblog

私は穴掘りが好きです。好きになったのは、体内にためこんだ悪さをする不要な物質を減らすことができるからです。特に、そとに歩きに出かけなくても、一カ所でかなりのエネルギーを燃やすことができます。

外に出ると、次々変わっていく風景を見たり、いろいろな音や臭いを感じたり、大きく広がった空をみたりして、気分転換になり気持の浄化に役立ちます。穴掘りは、同じような効果があるとは言えませんが、どんどん深く大きくなっていく穴を見ているのも気持の浄化になります。

          

その穴掘りをやりました。左がたぶんサラダゴボウです。右が大浦ゴボウです。大浦ゴボウは下の写っていない部分から下は、引っ張ったら切れてしまいました。

ただの円い穴なら掘りやすいのですが、作物があると何倍もやりにくいですね。穴は小さく深くしなければならないし、隣に作物がありますから、気を使います。ちょっと苦手です。得意にしなければなりません。

             

キンピラになりました。久しぶりなので、とてもおいしかったですね。年甲斐もなく、やったーという気持です。ム、まだ若い ( = 幼い ) な、という反省も混じった複雑な感想も、、。しかし、これも一つの気持の浄化なのかなと思えるのですが。

      お茶の花


10月29日 せわしかった日

2006年10月29日 | Weblog

私は毎日が日曜日のようなものなんですが、世間では日曜日は日曜日のようになっていて、そのように動いているわけです。あたり前田のクラッカー。懐かしいですね。突然このようなことを思い出してしまいました。「 てなもんや三度笠 」、藤田まことの出世作ですね。ついでに 「 誠 まこと 藤田まこと。」 なんていうフレーズもありましたね。

           
              裏のガサ藪にあったホオズキ

それで、日曜日なのに今日はせわしかったです。二、三日前から元の同僚からメールがあって、高校の文化祭だから、会おうじゃないかと言ってきていました。今日は別な同僚から電話がありました。とにかく、出かけることにしてあったので、皆さんにあうことにしました。あれやこれや久しぶりに雑談をしてきました。他の、現役の面々にも会えて良い日でした。その後は雑用があって、別なところに出かけ、午後の5時近くまではパソコンの前には座れませんでした。

まあ、こんな日があっても良いでしょう。私の現在の沢山ある中のモットーの一つは 「 まあ、いいか。」 ですから。

    

手前からヤーコン、ミニトマトの乱れ、そしてブラックベリーと、畑の中でも一番滅茶苦茶なところです。ヤーコンは試し掘りでもそろそろしてみようかなと思っています。ミニトマトは、このままほったらかし。ブラックベリーは、やたら新しい枝があばれまくっていますので、葉が落ちたら思いっきり剪定の予定です。

カボチャができました。まだ食べていません。カボチャは何年ぶりで作ったか、分からないくらい作っていませんでした。ブロッコリーはやたら大きくなっています。こんなに食べるのは大変。畑にもたくさんあります。

    

ときどき、こんな朝食がでます。こういう日は、一日がとても良い日であるような気がします。見ると、ソーセージとパンとバナナは作れませんからだめですが、あとは自家製ですね。(ちょっと自慢) 

先日、朝日がきれいだったので撮ってみました。霞がかかっていたので、太陽が撮れました。電柱などが無いともっとよかったんだけどな~と思っています。まあ、それなりに、、、。


10月28日 夏のなごりの畑

2006年10月28日 | Weblog

 
みなさんのブログを見ていると、まだ夏の野菜が元気なようですね。わが家では、ピーマンとトマトくらいになってしまいました。ナスもオクラもまだ立っていますがが、食べられるようなものは生っていません。

    

ピーマンは赤くなってしまったものが目立ってきました。しかし、この赤のピーマンはまだ食べられるし、食卓にあがるときれいですので、まだ食べています。パプリカとどこが違うんだ、というような感じです。

右はインゲンです。耕したあとで芽がでてきました。これはちょっと、これから冬に向かいますから実が生るのは無理ですね。 
 
   

アスパラに肥料をやりました。これは根を傷つけるので、上からドサッと堆肥を乗せただけです。これで良いのかどうかは   です。

  りんりんりんどうの 花咲くころさ~  姉サは馬コで お嫁に行った~ 
  りんりんりんどうは こむらさき~   姉サの小袖も こむらさき~
  こむらさき~   ハイノハイノハイ   

 補) こむらさき = 濃紫

  


10月27日 もみ殻燻炭つくり

2006年10月27日 | Weblog

 
もみ殻くん炭作りを、今年も始めました。燻炭は肥料としていろいろと良いことがあるらしいのですが、私はあまり知識がありません。もみ殻だと、いつまでも腐らないから肥料にならないし、粘土質の土壌には効果があるが、普通の土には畑を乾かし過ぎるなど、ちょっと土となじまない点があります。もみ殻燻炭は、水分は吸うし、手のひらをすぼめた形に近い形になるので、バクテリアがその空間に繁殖しやすいとか。

   

まず、こういうブリキ製の円錐形の空洞になったものの上に煙突を差し込んだものを使います。ホームセンターで、値段は忘れましたが、2,000円くらいだったと思いましたが、去年買ってきました。写真写りの良いようにもみ殻山の前で写しました。こんな山に火を付けたら、それこそ一昼夜以上かかりますから、気がかりですので小分けします。

円錐形の中に、やや多めに新聞紙を入れて火を付けます。そして煙突を差し込みます。最初はすこし盛り上げます。新聞紙が燃え尽きるころまでには、酸素が円錐の付近に良く入り込み、もみ殻がくすぶり出す程度の少ない盛り上げ程度が私には合っています。円錐には沢山の穴があいています。

    

円錐の側面のもみ殻が焦げてきたら、もっともみ殻を足して煙突の下の方に被さるくらい盛り上げます。煙突から出る青い元気の良い煙が火の付き具合のバロメーターです。量はもっと多くても大丈夫です。ただし、時間がかかります。

量によって違いますが、2~4時間、あるいは5時間くらいすると右の写真のようになります。これ以上、ほったらかしておくと燃え尽きて灰になってしまいます。燻炭は一種の炭ですから、燃える手前で消します。

          

最後は、こんな風になります。多少は燃え残りがあっても肥料としては関係ありません。如雨露で何度もかき混ぜながら水をかけないと再燃して、灰になってしまって、せっかくの作業が報われないことになってしまいます。灰になれば灰の成分だけです。

この作業を何度も繰り返します。今年は軽トラの屋根の高さまで差し枠を付けて、5台分のもみ殻をもらいました。「 1台分だけください。」 なんて言うと、田舎ですから 「 なーんだ。たったそれだけ? それっぽっち何にすんの?」 なんてバカにされますから、 「ご、5台分くらいーー。」

よく、花の苗など買うとポットの中に燻炭が入っていますね。私は堆肥に混ぜて使っていますが、ミミズがよく発生します。ですので、かなり良い堆肥になっているようです。

途中は、ほったらかしにできますので、割合に手間はかかりません。うまくやれば、円錐の煙突などなくても出来ます。


10月26日 家の修理

2006年10月26日 | Weblog

このブログをまだ使いこなしていないせいか、画像の出し方にまだ工夫の余地ありです。HTML 方式にすると、複数の画像が出せますが、これを小さな画像にしておいて、大きくして見たいというときにはクリックして、別の WINDOW で拡大させるというやりかたが分かりません。そういう方式はとっていないのかも知れません。

また、画像はその高さで一行使ってしまうので、文字の入力も画像の入った行は一行しか入れられません。画像の周りにも文字が入れられると助かりますが。こういう方式でフォーマットされているのかなとも思っています。ソースを出して、いちいち書き換えるのは時間がかかってたいへんですので、そこまではやる気が出ません。

          

さて、先日のミニトマトはまだ残っていますが、とりあえずジュースになりました。搾ったのこりは烏骨鶏が喜んでたべてくれますから無駄なしです。

    

先日頼んだ大工さんですが、次々に頼みながらやっていますので工事はまだ続いています。屋根の裏側の修理が終わって、こんどはサッシとサイディングのつか替えを頼んでいます。なにせ、30年以上も経っていますから、古くなってしまっていますので、ついでにやってしまおうという気持になります。白いサッシは古さを物語っています。サイディングの裏側は石膏ですから、下の方は水を吸い上げて、ボロボロになり下に落っこちてしまっています。

           

サイディングはまだですが、サッシはこんな具合になりました。ブロンズという色なのだそうです。前2カ所と左右の横2カ所を交換です。部屋の中に置いてあるものの移動が大変です。これが終わったら、フワフワ、ギシギシになってしまった北側にある廊下の張り替えです。嵐のために工事が遅れてしまっています。

   


 追) いつも思っているのですが、このブログの不満はコメントにタイトルを
         書かなければならないことです。みなさん、大変ですのでタイトルは無
         題つまり unknown で結構ですので、気にせずに投稿してください。


10月25日 画像が出ない

2006年10月25日 | Weblog


このサイトが重たくて、なかなか立ち上がらないのを気にしていたのですが、hachi さんのご指導により、軽くすることができました。しかし、この頃は写真が出ない場合があります。吉ちゃんさんにも指摘されました。私自身が、編集するにも写真をストックしておく所の写真が × の記号がでて見られない場合が度々になってきました。

写真を出す方法ですが、写真の上に  を持っていき、右クリックして、上から5番目の 「 画像の表示 」 をクリックすると写真がでます。もし、出ないようでしたら懲りずに数回やると出ます。出ない時には諦めて、少ししてからまたトライすると出ます。そんなにつきあえるかなどと怒られそうですが、私の責任ではありませんので、悪しからずおつきあいください。

嵐が続きました。まるで台風です。雨だけでなく、風もふきました。ゴロゴロと  の伴奏も時々ついていました。野良仕事は休みです。のーーーんびりと、本を読んで音楽を聞いて、聞きながら昼寝をして、そして食べてまたごろごろする、という繰り返しの一日でした。奥さんは、また職場に一週に一日の復帰です。生き甲斐を感じているんじゃないでしょうか。ときどきは、出た方がいいですね。なにせ、仕事はたいへんでも、とても楽しい職場のようですから。

             

シイタケがでていました。かなり大きくなっていました。まだ数はそろっていません。お化けシイタケっぽくなりましたが、裏側は変色していずに真っ白できれいです。あの寒い冬に、勇気をだして着替えて山に入っていき、木を切り倒し、菌をうちこんだ甲斐があります。

             

シイタケは入っていませんが、サラダです。チーズ以外は自家製です。もちろんドレッシングは奥さんが作ったものです。おいしいですよ。レタスなどパリパリして、とても元気です。

             

こんな感じで、飛び石にミーちゃんがよくくつろいでいます。彼女もここが気に入っているようです。でも、

             

こんなこともあるんですよ。コロがいなくなった小屋に、時には入ってコロンと寝ころんだりして、面白いですね。少しは心配でもしているのかなぁ。そんなことはないでしょうね。「 ここもアタチのものだニャー 」 なんて思っているのかも、、。

とにかく、よくネズミをとる猫です。「 挨拶代わりに 」 なんて、ネズミを台所にくわえて入ってくるんですよ。自分で食べるわけではなく、そこに置いて置くんです。チューい しないと踏んでしまいマウス。なんちゃって。で、とにかく、「よしよし、よく捕ってきたなー。」 と誉めてやります。奥さんはキャッと驚いてくらっとします。


      ノコンギク(野紺菊)



  補) 今日のダジャレは喜久蔵なみですね。やーね。




10月24日 アブラナ後遺症

2006年10月24日 | Weblog


天気が荒れています。風もあります。わが家では、いま大工さんが入っています。古くなってしまったサッシなどを付け替えてもらっています。それが終わったら、変色してしまったサイディングの張り替えです。廊下の板も歩くたびにギシギシ・フワフワになってしまったので、それも張り替え。その写真はいずれ掲載しようと思っています。

その大工さんが仕事に来られないので、工事が遅れることは確実です。それも心配ですが、一番は  のかかることですね。支払いがきたら 「 ¥ よ、さらば 」 ですね 。 でも、「  はまた昇る 」 と言いますから、、、、

             

かなりまばらでいい加減ですが、ほうれん草です。雑草のようにはびこっていたアブラナを抜いたら、こんなに隙間だらけになってしまいました。小さいうちは、どっちがどっちだか分からないので、アブラナの駆除ができませんでした。アブラナ後遺症ですね。

             

こっちはもっとひどいです。ずいぶん芽がでているようですが、実はこれが二十日大根とアブラナが混じってしまっているんですよ。二十日大根もアブラナも葉が似ているので、引き抜くのに勇気が要ります。これは奥さんにまかせることにします。二十日大根の方は、葉の茎がうっすらと紅色しているとか。私には いかりや長介 です。

             

モロコシ ( 高黍、コーリャン ) はこれくらいになりました。つまり2斗くらいです。しかし、この中には滓になる部分がありますから、それが大体半分ですので、実の収穫は1斗くらいでしょうか。滓は実の入っていない物、一緒に取り入れられた実の殻などです。除去方法が分からないので、バケツに半分くらい入れ、水を入れます。そして浮いた物を除きます。2、3度ほど繰り返し、沈みがちな滓も除去して、ゴザに広げ天日干しをしました。

更けゆくの秋の夜。「 酒は静かに飲むべかりけり 」 と言いますから、少しばかりチビリチビリとやりながら、静かにブラームスの Complete Piano Trios / Suk Trio をかけています。こういう夜もいいですね。

            


  

 
 補)  いかりや長介 = 「 だめだ、こりゃ。」


10月23日 カボチャとミニトマト

2006年10月23日 | Weblog


ブログをやっていない人は、 「よくもまあ、こんなことを毎日くだくだと書きまくっているもんだ。」 と思うでしょうね。しかし、やっている側は、私の場合は野菜作りのことが主になっていますから、互いに他の人たちはどのように、どのような作物を作っているかを知ることができるので、大いに参考になるし、私が書いたことが、思わぬ人の関心を引くことだってありますから、たいへん興味があることです。

             

そんなことで、畑の様子ですが、カボチャがこれくらいになりました。いろいろなもの、つまりトマトの枝葉や、シソの枯れたもの、キュウリの蔓などを片づけながら、スイカのあとに植えた、このカボチャは今のところ、爪が刺さるか刺さらないかのちょうど合間あたりですので、まだ取らずにいます。そろそろですね。

             

奥さんが、ミニトマトの枝や茎などがクチャクチャになったところを片づけて、これだけ食べられるものを取ってきました。あとは後ほど私の運転するトラクターに踏みつぶされてしまうことになります。実は、もう一カ所ブラックベリーのあるところに群生しているのです。それはまだそのままになっています。

             

先日の台風で、2月に付けた、あの横綱と同じ形の注連縄 ( しめなわ ) が鎮守様の大きな鳥居から、ついに落っこちてしまいました。梅雨があり、夏のあの湿気と雨の時期を通り越して来るので、太い部分がいつも濡れて重たくなり、ついに結び目あたりが力つきてしまうことがあります。それで、あと一ヶ月で付け替えになりますので、私が臨時に縄を作りました。このあたりでは 「 縄をなう 」 なんて上品な言葉は使いません。「 縄をもじる 」 と言います。

             

人が縄を作っているのを見たことは沢山ありますが、自分では初めて縄をもじりました。最初は、万能 ( まんのう ) で藁の下の方の袴を削り取り、それから水に軽く浸けて折れにくくします。そしたら、一番先によじる付け根をちょっと2、3本の藁で束をとめて、手のひらと五本の指の部分に二手に分けて手のひらをこするように分けた藁をよじっていきます。けっこう太く出来ました。最初にしてはまあまあ良い出来かなと思っています。一番右あたりが少し乱れていますね。ケバケバはハサミで切り落とします。人間、やろうと思えば出来るものです。

             

二段梯子を持って付けてきました。手伝いを頼もうと思って、S さんの家に寄ってみたのですが、あいにく留守でした。それで、一人で頑張ってしまいました。

途中、ある畑に黄色いプラスチックの出荷箱が沢山並んでいました。近づいてみると、干し芋用のさつま ( これが白い色をしているんですよ ) を掘り出して、トラックに積み出しているところでした。もう、そういう季節なんですね。

この鳥居の太さは縄を付けた部分で、私の腕でやっとまわるくらいです。それを見越して作ったので、10mくらい長くつくりました。付け終わって清々しい気持になりました。達成感ありでしたね。



    ハマギク

ここから書き足しです。

昨夜はちょっとした嵐のような天気になりました。が激しく降り、風も多少ありました。夜中にはがなったようです。夢の中で、何か大きな音が二つ三つしたような記憶が残っています。そのあとは、夢ばかり。田舎道をあるいていたら、ひょろひょろとしたリンゴの高い木があちこちにあって、それには大きなつやのある実がよく生っていました。どの家にもあり、枝が杉の大木の中に入って、杉の木にリンゴが生っているようにみえます。なーんて言う光景を覚えています。きれいな女性は出てきませんでした。ザンネン。夢の中の風景は、リンゴの木はともかく無いでしょうが、どこかにあるんでしょうかね。今日も雨ですね。いくつか野菜の種をまいたので、発芽には大いに助かる雨です。


10月22日 小さな花

2006年10月22日 | Weblog


昨日は私にとって最高に良い日でした。何があったかと言いますと、このところ10年以上も探して来た曲の入ったCDが手に入ったからです。

             

この曲です。これは当時のドーナッツ盤のジャケットです。ボブ・クロスビーという、歌手ビング・クロスビーの弟の編成するバンドの演奏、「 小さな花 」 という曲が手に入ったのです。この曲は、今は廃盤になっていて、なかなか手に入りません。ところが、インターネットで偶然見つけたのです。

「 ゴールデン・ポップス 」 というCD付きの雑誌が2ヶ月に一冊売り出されています。その中に、この曲の入ったものがあるのを発見したのでした。発売は今年の6月です。アッと驚きましたが、さてバックナンバーが取れるかどうか。

幸い、書店では何も言わずに受け付けてくれましたから、たぶん大丈夫だろうと待っていたところ、電話があり入荷したとのこと。さっそく買ってきました。

             


雑誌の表紙に1959と書いてありますから、その年に発売になったのか、あるいはヒットしたのか。25年を差し引くと昭和34年ですから、その年は私が中学3年生です。その頃は、歌謡曲ばかりがラジオから聞こえてきました。ポップスなどの番組は聞かなかったからでしょうか。たった一曲、浜村美智子という人が 「 バナナボート 」 というハリー・ベラフォンテの曲を歌ってヒットしたのは知っています。

私がポップスをよく聞いたのは高校に入ってからです。日本では、ザ・ピーナッツが 「 可愛い花 」 というタイトルでその曲を歌いました。「Petite Flueur 可愛い花 その花のようにいつも愛らしい Petite Flueur おまえのその 花びらのような紅いくちびる 黒い瞳が 男心をなぜか迷わせる Petite Flueur 天使のように 可愛いこの世の花よ、、、」 という歌詞です。洋盤のレコードは、ピーナッツ・ハッコーという人がクラリネットを演奏していました。これがまた軽快ですばらしい。どうやったら、あの音色が出るんでしょうね。フランス系の音なんでしょうか。

     Petite はプチで小さい。 Flueur は flower でしょうね。

青春の思い出の一曲を手に入れたので、とても良い日でした。

             

朝食です。このピザパンがまたおいしいんですよ。もちろんピザの部分は自家製です。サラダは、ブロッコリー、水菜、レタス、そしてトマトも全部自家製。右下はヨーグルトですが、トッピングはブルーベリー・ジャムです。これも自家製。サラダのドレッシングは奥さんが作りました。だから自家製と言えるでしょうか。



    サザンカ


10月21日 夏の野菜

2006年10月21日 | Weblog

夏ほど雑草は新たに生えませんが、実の生っている雑草が目立ちます。オヒシバ、メヒシバ、カヤツリソウが一番目立ちます。そのほかに名の分からない、牛糞とか豚糞が運んできた雑草にも実がなっています。とりきれません。「 武器よさらば 」 という小説を思い出しましがが、「 雑草よさらば 」 と行きたいですね。だめか。

今日は、午前中に燻炭の残りの一部、草木灰、木炭などを空いている畑に振りまいて耕しました。そのあとに、ほうれん草やアブラナ、小松菜の種を蒔きました。どうせ食べ切れませんから、少しずつです。午後はこれから考えますと言っても、もう2時半だ。2時近くまで働いてしまったからなぁ。

             

オクラはいよいよ実が入って、もう種が黒くなっていると思います。来年は買ってくる苗に加えて、忘れなければこれも蒔いてみようかなと思っています。

             

ナスはまだ元気ですね。なんとか、あと一歩あるいは二歩くらいがんばってもらうことにしましょう。日中、天気に恵まれれば大丈夫かなと思います。

             

こういうものも何とか頑張っているようですが、もうだめですね。蔓が枯れてしまいましたから。外は緑でも、中はもう崩れているのではないかと思います。スイカは今年はだめでしたね。同じように、ソフトボールくらいになると腐ってしまうと言う人が何人かいました。今年の天気によるんでしょうか。

昨日から、年老いた母は介護施設に泊まりに行きました。10日間の滞在です。他人と話しができて脳の活性化に役立つでしょうし、お風呂にゆっくり入れるから良いかなと思いますが、本人は自覚しているかどうか。家で風呂に入れるのはとても大変です。

   



10月20日 あわれ糸トンボ

2006年10月20日 | Weblog

良い日が続いていますね。日中は、暖かくてきもちのよい秋の日なのですが、夜になると快適どころか寒さを感じます。そろそろ暖房器具を出さなくてはと思い始めました。

もう10月も20日になるんです。もうすぐ11月。霜月になるのではないですか。寒くなってきても当たり前ですね。

秋の日は、外にでて元気良く太陽の光を浴びるのが気持良いです。秋の夜は静かに本でも読んで過ごすのが良いです。音楽を聞きながら本を読むのは、最高のぜいたくと決めています。
        

          

糸とんぼが二匹壁にとまっていました。やはり日だまりが恋しそうですよ。寒くなってきたので、あまり元気良く飛べないようでした。もう夏は過ぎたのに、よたよたと飛んでいるのを見るのもあわれです。池には赤とんぼの羽根が浮いていました。

          

間引きは下手です。抜くとかわいそうな気がします。も一つ、もったいない気がします。要するに根性がケチなんです。しかし、思い切ってまた間引きをはじめました。これくらいニンジンが育っていました。写真では、やや小振りのもののように見えますが、実際は小さいです。

さっそくシチューに入れて食べましたよ。シチューと書きましたが、実際は何というのか正式名は分かりません。とにかくシチューのようなものです。もう、すっかりニンジンです。ミズナは、すっかり大きくなりました。もちろん食べています。今のところはサラダに入っていますね。 



      

10月18日  藁やもみ殻

2006年10月19日 | Weblog


昨日はニャンパルさんから、その日ことを短歌にしたらどうかと言われました。ので、今日は眠くないのでチャレンジしてみました。下手ですよー。萬葉の時代と違いますので、同じ雰囲気には出来ませんでした。では、

   歌碑めぐりをせしときに詠める

         つくばねの嶺の上なる秋の雲 いにしへ偲ぶ歌碑をめぐりて 

   ハイキングの幼児達を見て

         尾花咲くつくばの嶺に集う子ら その声たかく良き日たのしむ

なんちゃって、未熟ですね。ちょっと恥ずかしいですね。

ところで、筑波山はつくばエキスプレス ( TX )が出来て、終点のつくば駅からバスがでますので、すごい観光客だそうです。土日は混み合うとか。先日も平日にもかかわらず、けっこうな人出でした。

                                  


野菜も、やれ芽がでないとか、根っ切り虫にやられたとか、病気になったとか、心配がそれなりにありますが、出来たときはうれしいものです。そして食卓にのったときにはなおさらです。

          

大根は隣からもらったものですが、ほかは自家製。左はインゲン豆です。豆の量に比べて、ざるばかり大きいですね。レタスもブロッコリーも次から次へと出来ています。食べてますよー。

          

もみ殻は軽トラで5台もらいました。差し枠は3X6のコンパネですから、荷台のほぼ3倍の高さです。それで計算すると、15台分になりますね。そんな計算をしたってしかたないですけど。これから、これを燻炭にしようと思っています。

          

こっちは稲刈りの際にコンバインがきざんだ切り藁です。堆肥は今年は作りません。藁マルチにしてみようと思っています。長い藁も使いますが、この切り藁とどちらが効果的か見てみようと思っています。これでは、まだまだ足りませんね。しかし、畑全部を覆ってもしかたないので、この程度にしておこうと思っています。

          

先日耕してしまったミニトマト。かわいい芽がぞっくり出ました。でもなぁ。ここに出たって、困るんですけど。ここにはいま少量ですが草木灰を入れています。



   カンナちゃん



10月17日 つくばに歌碑を見て回る

2006年10月18日 | Weblog


深田久弥という登山家の書いた本に「日本百名山」というのがありますが、その中に誰でも古里にそれぞれの山を持っていて、彼の場合は白山だというようなことが書いてありました。私の場合は筑波山です。

短大の公開講座で、筑波にある筑波山を詠んだ歌碑を見て回ろうという企画があったので、参加しました。

   正面のきれいな女性が先生です

こんな具合で見て回りました。先生は歌碑のところで説明をしてくれました。

   雨で泥がはねあがっています

筑波嶺を よそのみ見つつ ありかねて 雪消(ゆきげ)の道を なづみ来(け)るかも

( 名高い筑波の嶺をよそ目にばかり見ていられなくて、雪解けの道に足をとられながら、やっと今この頂にたどりついた。  新潮古典集成 萬葉集 一 から )

          

歌碑は筑波山周辺にあちこちあるのですが、大型バスではとても入って行けないようなところにあるものが多いので、そういうところは残念ですが行けませんでした。

          

最後は筑波山にある筑波山神社です。ここにも歌碑がいくつかありました。

  ここのははっきり読めました

  脇に解説がついていました

とまあ、バスの中でいろいろ先生が説明をしてくれました。先生は筑波大出身だそうですが、昼食時間の調整のためにちょっと筑波大学に寄ってみました。本部の近くに図書館がありましたが、これが一般にも開放されているとか。しかも駐車場付きです。本は東大についで多いとか。私にとって、これは楽しみですねー。

奈良時代に朝廷からの命令で、それぞれの国が風土記を作りましたが、現存するのは5つくらいだそうで、常陸風土記は90%以上が欠けずに残っているので、このあたりの昔のことがよく分かります。

その中にある話を一つ。ある神様が旅をしていて、富士山に一夜の宿を乞うと、新嘗 ( にいなめ ) の夜だからだめだと言います。次に筑波山にくると、新嘗だけれどどうぞと歓待してくれたとか。それで筑波山には人が憩う楽しい山にしてくれたとか。

また、筑波山は連歌にも関係しています。ヤマトタケルの東征で、常陸の国から帰る途中、諏訪湖の近く酒折宮 ( さかおりのみや ) まで来たある夜のこと

   新治(にいはり)筑波をすぎて 幾夜か寝つる              ( 新治は地名)

と火炊きのジイ様に聞くと、そのジイ様は

         かがなべて 日には九日夜には十日を    

と答えたそうです。要するに日数をかぞえると9泊10日したということです。それで、この問答が連歌の始まりということで、連歌のことを 筑波の道 と言うそうです。

とまあ、そんなこんなで百姓は全くやらずに、大工さんは奥さんにまかせて、秋晴れの楽しい一日を過ごしてきました。


10月16日  大工さんが来るの話

2006年10月17日 | Weblog

昨日は、秋だなーっと感じたとても良い日でした。さーて、今日は何から始めようかな。おっと、鶏に餌をやらなくっちゃ。ということで、小麦を小屋に持っていって、一つかみ、あっちの方にポイ。とすると、がトットットットと全員があっちに一斉に駈けて行って我先に忙しくくちばしの上下運動を始める。そして次には、こっちの方にポイ。すると、塊から分かれてトットットットとそっちに数羽  そして上下運動。そしたら、今度はそっちの方にポイ。ってなことを、まるでゲームみたいに楽しんでいました。

すると、バタンと青い軽トラが来てドアを開け閉てする音。アリャーっ。もう来てくれないんじゃないかと本気で思い始めていた大工さんが二人登場。数ヶ月前に、屋根をみてもらったり、軒の裏側のベニヤが駄目になっていたので、その修理も頼んで置いたりしていたのですが、完全に無視されたかと、暗い気持だったのですが、やっと来てくれたのでした。

  ひとの都合など考えていない顔です

これで、今日は太極拳は無しになってしまいました。あの、もうおなじみになったオバちゃんやバッパ(婆)さん、ジッちゃん達には今日は会えません。草むしりも無し。黄色い花が咲いてしまったセイタカアワダチソウ取りも無しだ。まあ、良いでござる。

  こっちは弟のターちゃん

大工さんは物置に入り込み私の道具、と言っても紐とかハサミなどですが、を使い始めるのです。勝手知ったる他人の家ではありませんが、まあそういう仲なんです。そのへんに散らばっている端材など持ってきて、脚立の下にいれたりして、おせじに 「 なんでもあるからいいね。」 なんて言っています。私の軽トラなんかは作業台になってしまいました。

この大工さんは兄弟です。三人でやっていましたが、次男の方が亡くなってしまって、長男と三男でやっていますが、もう年なのでそろそろ引退されっちゃうのかなと心配しています。私の息子達が生まれる前からのつきあいですから、もうかれこれ35年くらいになります。

                             


ここでちょっと雑談。私の地域では木の株のことをボックとかボックイ(木杭)などと言います。「 焼けぼっくい(木杭)に火がついた。」 なんて言葉がありますが、若い頃のくすぶっていた恋にしばらく時が経ってからまた火が勢いを増して燃え上がったなんてときなどに言いますね。そういうボックイが一つくらいあったら楽しいだろうなと思いますが、、、。怒られるから、この話その辺にしておきます。



          

そういう浮いた話ではなくて残念なのですが、実は栗の木が枯れたので、数年前に切り倒しました。しかし、その根っこ、つまりボックイがいつまでも残っていて邪魔なものですから、取り除こうと決心しました。

急ぐと疲れますから、じっくりと時間をかけて周りをシャベルとか唐鍬(とうぐわ)などを使って掘って行き、根っこは露出したらノコギリで切り離します。これ以上は掘るのが大変だナーと思ったら、そしたら引っぱろうと言う魂胆でやりました。

          

そこで最後に登場したのがトラクター。ボックイに10mmくらいのワイヤーを絡めて、同じ太さのもっと長いワイヤーでトラクターに繋ぎ、バックして引っ張ります。しかし、四駆なのですが、それでもタイヤが空回りをしてしまいます。下にも根がありますので、それが頑張っているわけです。それで、引っ張って少し浮いたら下の根を何本かまた切ります。そしてバックして、やっと掘り起こせました。耕す以外のことでトラクターを使ったのは初めてです。汗をかきましたね。達成感は超特大でした。


          

元のスイカ畑はお花畑になってしまいました。トウガンがドタンと横になってますね。その先にはカボチャが丸くなっているんですが ( 考えてみたらカボチャは細長くなったり平たくはならないですね )、さて食べられるくらいの大きさになるかどうか。

    この景色 気持いいでしょう 秋の朝   俳句になっているかなぁ? もしかして廃句?