燻炭と大根

2008年11月30日 | Weblog

 世の中は、くるくる変わります。昨日まで平和で商売が繁盛し、皆が楽しく生き生きと働いていたところがクーデターの戦場となり、20世紀にはほとんどが植民地になってしまったアジアの国の中でもめずらしく独立国を守ってきた、平和な国の国民が空港を占領し、政府の改革を願うという行動に出るのです。それでもまだこの国の人たちの行動は穏やかです。これからどうなるかは誰も分かりませんが。

 
             空を泳ぐ金魚

 天気は多少荒れることがあっても、人の世はミクロ的にもマクロ的にも常に平和であって欲しいものです。信条は大事なことですが、それを守るためにそのことに無関係な多くの命が奪われるのはたまらないことです。

 一介のつまらないブログで、このようなことを言ったところで、何の役にも立たないでしょうが、それでも言いたいです。望みたいものです。

                  

    

 今年は手術をしましたので、藁をもらうのも、もみ殻をもらうのも止めました。燻炭作りは諦めていたのですが、近所に住む友達が軽トラで10台ほどのもみ殻をもってきてくれました。10台とは言っても、私が運ぶように運転台の屋根の高さまでの差し枠を付けた荷台に10台分ですから、かなりの量です。

    

 さっそく、つくり始めました。今日は午後は風が出てきましたので、もし強くなる場合には軽いもみ殻は飛ばされ散ってしまう可能性がありますから、今後も強風を恐れて、できれば早めに作りたいものです。燻炭を作りながら何か為になる話でも無いか考えたりしていました。訓譚。


    

 奥さんの職場の友達が大根を漬けにやってきました。まず畑から大根、そうです、あの太いだいこんです、を引き抜いて・・・。

    

 井戸端で、会議をやりながら漬け込もうとしています。議題は何なのかさっぱりわかりませんでしたけど。近寄れませんでした。大困。・・・。近寄るには大魂が必用。

    

 そして終わったら、たのしい食事。楽しいことは良いことだ。楽食。外での食事には最高の日でした。外食。


  一日二茶

    大根引一本づゝに雲を見る

    大根引大根で道を教へけり

  廃 句

    大根引き腰の痛みをいたわりつ
    大根引きスーパー安売り気にしつゝ
    大根引きあそこはバナナが安いはず
    大根引き私も少しは若返り
    大根引き楽しい声に気を取られ
    大根引きもみ殻燻炭そっちのけ

  

藁で笑いたい

2008年11月29日 | Weblog

 やっと良い天気になりました。しかし、午後も遅くなってきてから雨が一時降りました。上空は晴なんです。しかし南の方に黒い雲がありました。南東の風でした。雨はその雲から落ちてきているにちがいありません。それが風に乗ってこっちに降っているんです。もらい雨ですね。ありがたくない。要らないのに。迷惑雨。だんだん言葉が悪くなっていきますので、それくらいにしておきます。

 金融不況は世界的なものだそうです。いまニュースでやっていました。パソコンにラジオを繋いで聞きながらキーを叩いています。元凶はリーマンブラザーズなのか、サブプライムのせいなのか。どっちもでしょうが、誰がそういう無謀なことを始めたのでしょう。そういうことを企画したり失敗したりした人に罪はないのでしょうか。超特大級の罰を与えて欲しいと思います。何もペナルティを与えないなんて、世界中の人たちがかわいそうではありませんか。


    

 タマネギはなんとか生きているようです。育っているのかどうか疑いたくなるくらい大きくなりません。季節が季節ですから、しかたありませんが、霜がどんどんおりる季節になりましたので、また心配です。

 それで、畝の間に藁をしいてやりました。しかし、風で飛ばされる心配がありますので、束ねて敷いてやりました。これで完全ではないでしょうが、少なくとも飛ばされて全く無くなるということはないと思います。

 霜はおりても良いんですが、霜柱が駄目なんですよ。霜柱が小さな球ごと持ち上げて、そして露出させ乾かす。すると枯れる。という構図になってしまうのです。ですので、まだ苗が小さいうちは、霜柱を立ちにくくさせなければならないと思っています。藁の効果が出れば、笑って過ごせます。


   

 今年取ったタマネギが球から芽がでてしまったので、試しにそのまま植えてみましたが、一つは枯れて、あと二つがそのまま緑の状態でいます。これからどうなるのでしょうか。

   

       

 ハウスの中で、キャベツが育ってきています。ハウスの中はあったかいですよ。寒い日でも風が入らないので、寒くはありません。今は、晴の日はせめて扉の開け閉めくらいはやります。でないと日中は気温が上がりすぎ、夜間は下がり過ぎますから。

 

  一日一茶

    楢葉(ならのは)の朝からちるやとうふゞね
        豆腐舟:豆腐を入れておく水槽

  胚 句
    
    楢の葉のはらはらちるや筑波やま
    楢の葉に煙たなびき霜の朝
    楢の葉もくぬぎの葉っぱも風に舞い
    楢の葉をがさごそ踏んで回覧板
    楢の葉の向こうに沈む夕日哉

パレット・テーブル

2008年11月28日 | Weblog


 天気はどんどん変わります。世界女性、まちがい世界情勢です、もどんどん変わります。政治も変わります。しかし、テロや人殺しや大企業場むやみに事業に失敗するのはこまります。おかげであおりくを食った前途ある若者たちの就職内定の取り消しを受けるのは本当に困ります。

 しいたけ栽培が、うまく行かない方がけっこういるようですので、
わかよたれそつねならむ(我が世誰そ常ならん)に、私なりのやり方を紹介しておきました。ご覧下さい。  


   

 久しぶりにパレット・テーブルを作りました。この名称は私の造語です。フォークリフトで物を運ぶときに使うパレットというものを使って作ったテーブルです。巾のある板を横木に使ったので、斜めのつっぱりは入れませんでした。ぐらぐらしません。ぐらぐらするのは私の気持ちです。私の気持ちはアンキモではなくて、グラキモです。

        パレット

 大工さんに、大丈夫だと太鼓判をもらいました。 天晴れット。

 これは流しの近くにおいて、洗った物などを置いたりする台に使います。けっこう重宝します。5年くらい前に3~4つ作ったのですが、雨ざらしなので、そろそろ限界になりました。それで、一つ作ったわけです。作っている時はとても楽しいです。


   

 キビを干しています。キビは雑穀で、粉にしてキビ団子を作ったり、ごはんに炊き込んだりします。この頃、五穀とか十穀とか言って、スーパーなどで炊き込み用に売っているところがあります。

 今年はキビは作りませんでした。間違って、種も全部使ってしまったのです。この取れた分はこぼれ種から生長したのを収穫したものです。キビしい条件の中で、何とか種はつないで行くことができました。

 もろこしは、止めようと思って蒔なかったので、今年で終わりです。しかし、去年の種がまだ使い切れず残っているので、来年その気になれば、蒔いてみようと思っています。うまく発芽するかどうかは分かりません。
 止めようと思うのは、剣道で二本取られる形です。面と胴(面倒)。野菜のように取ってきてちょいと洗ったり、外の葉を取り除いたりして食べられるというものではありません。穂を取り、脱穀して乾かし、殻を吹き飛ばし、それから粉などにしなければなりません。手間も時
間もかかります。

 キビキビやらなきゃ駄目ジャン。私の体はもろ。なんちゃって、少し敬遠気味でっす。機械さえあれば、どうせなら田んぼ作りたいです。しかし機会がないのです。


  

  一日一茶

   どう追われても人里を渡り鳥

  廃 句

   渡り鳥あっちの水はあーまいぞ
   渡り鳥山のあなたの空遠く
   
渡り鳥幸い住むと人の言う
   渡り鳥ああわれひとと尋(と)めゆきて
   渡り鳥涙さしぐみ帰りきぬ
   渡り鳥行ってみたけど同じだね
   渡り鳥どこにあるのさ極楽は
   渡り鳥ここがいちばん極楽さ
   渡り鳥渡をやめてここに居な
   渡り鳥ここほど良いとこ有りはせぬ


物置の改装

2008年11月27日 | Weblog


 きょうは、曇り空でいつ降り出すのかなと思っていたら、ぐずぐずして少し霧雨のようなものが降ったり止んだりでした。そして夕方になってから霧雨になって降り出すかなと思いきやそうでもない。んなーんだ、はっきりしてくれ~~~~。

 そうとう寒い日のようでしたが、不思議にさむくありませんでした。せっせと畑で働きましたよ。

   

 物置の改装が終わりました。こちら側は米蔵だった部分です。床を土間にし、窓を付けました。大工さんは格子まで持ってきて付けてくれました。はずしものです。おかげで、ものすごく明るくなりました。特に午後になると西日が入っていい感じになります。

 蛇口こそありませんが、昭和の台所がこっちに引っ越しをしたみたいです。捨てるに捨てられず、悩んだ末に物入れになりました。当分使わない鍋や釜などが入っているのではないかと思います。まだまだレイアウトは変わると思います。

   

 一方、反対側はもともと土間だったところですが、ひろ~くなったので、農機具が二台入りました。管理機と手前は草刈り機です。棚を作ってもらいました。机は大工仕事などの作業台になります。こちら側もまだまだ配置は変わると思いますが、とりあえずというところです。

   

 大根ができました。何かと比較するのに、奥さんに足をだしてくれと言ったら返事はもらえませんでした。悪しきことを言ってしまった。目から火が出なかっただけ幸いでした。晩ご飯もいつものように変わりなく出ました。良かったよかった。
 

 葉が黄色くなり枯れて風に飛ばされ、だんだん生命が縮小していくような感じがします。でも、畑の冬作を見るとすごい。野菜は元気だ。私も元気を出さなければ。ということは、私も冬作? いいえ、私はこれからは与作です。「へいへいほー」と山仕事をするわけですから。そして、山をどのように攻略するか、ただいま茂作(模索)中です。 

  一日一茶

   はつ時雨酒屋の唄に実が入(り)ぬ

  廃 句

   初時雨大根の太さどれくらい?
   初時雨早く帰って風呂入ろ
   初時雨酒屋はあったか無視できぬ
   初時雨酒屋の前は磁場強し
   初時雨水っ洟上下にぶらんこし
   初時雨私の財布は常時雨


  しいたけ栽培 


秋のよい日に

2008年11月26日 | Weblog

 いつでしたか、「大きいことはいいことだ」というキャッチフレーズのコマーシャルがありましたっけ。何のコマーシャルか覚えていません。この言い方をまねると、今日は「あったかいことはいいことだ」と言えるような日でした。日差しは強くまぶしく、空に雲がなく風はなし。こういう日は360日くらいほしいです。無理だー。

    

 今日は、大工さんはいちおう終わったので、奥さんは解放されました。毎日たいへんでした。友達が迎えに来てどこかに出かけていきました。

 

 

 奥さんが撮ってきた写真です。上は日本で二番目に長いつり橋の風景。常陸太田市(ここは元は水府村)というところにあります。

 下の写真は、日本三名瀑のひとつ袋田の滝です。大子町というところにあります。濫觴(らんしょう)を発し 霧の中千丈を落下 滔滔と流る千里の平野 やがて注ぐ怒涛の大海。

   

 裏山は、夏の間は蜂がいて危なくて草刈ができません。それで、もう飛び回ることはなくなったので、いよいよ草刈をはじめました。このようにめちゃくちゃな状態です。草だけでなく、指くらいの太さのいろいろな木が生えていたり、種々の蔓性の植物が這い回っています。これを何とか少しずつ刈り取っていくわけです。

   

 刈ったあとはこのようになります。毎日できるとは限りませんので、いつ終わるかわかりません。細い木に顔をたたかれたり、つまづいてつんのめったり、蔦に足をとられたりしながら刈り進めていきます。きれいにするのは一苦労二苦労。歌舞伎の俳優は勘九郎。九郎は判官義経。投げるは砲丸。撃つは大砲。巨人大鵬卵焼き。私の頭はめちゃりんこ。

   

         

 白菜は元気です。虫の被害などものともせず育っています。もっとも、ずいぶん虫取りはやりましたけどね。何せ虫に好かれる作物なものですからね。人にも好かれますね。とすると、虫も人も同じかぁ。どこか変な理屈。

 どちらも地球の上にいて、植物でも鉱物でもなくて、動くことができて、こちらは二本足、あちらは足の数が変化する。いちいち挙げていったら切がない。きりがなければ見通しいい。見通し悪いは経済不況。見通しいいのは諸葛孔明。公明正大ごまかしなし。ゴマのお菓子はおせんべい。・・・。あ~、切がない。  とにかく白菜です。はくさい(白才)まで生きたい。    

  一日一茶

   人のためしぐれておはす仏哉
      しぐれる:涙を催す。泣いて涙がこぼれる。

  廃 句

   人のため世のため生きよそのはずが
   人のため世のため生きてきたけれど
   人のため公言するのは苦手なり   
   

長き夜や

2008年11月25日 | Weblog


 毎日、職人さんがきていると疲れます。奥さんはお茶だしがたいへんです。自宅で仕事をしていますから、知らん振りもできないし。いちいち相手になっているわけではありませんが、雑用もありますので新聞の朝刊は夕刊と同じ時間に読むことになることがしばしばです。

 それも、やっと一通り今日で終わることになりましたが、サッシ屋さんの都合で明日まで延びてしまいました。ずいぶん、いろいろなところをやってくれました。物置の改造もやってくれました。物置の半分は蔵の形をしていたのですが、その天井と床を取り払い、土を掘ってコンクリートで舗装をしてくれ、窓をつけ棚を作ってくれました。窓をつけるには外壁をはがして、また取り付けなければなりません。

   

 時々話題にしていますが、屋根の上のお湯は天気さえよければ40℃くらいまで暑くなります。ちょっとした自慢です。風呂のリフォーム後も再び活躍し始めました。

 いつでしたが、奈良に行こうとしているときに、バス はお宅の玄関先まで入っていけますかと聞いたところ、旅館の人は「ええ、もちろんです。当旅館では全室 バス・トイレ つきですから。」といいます。ので、「いえ、そのお湯がでる バス ではなくて、乗り物のバスなんですが。」という会話を電話でしたことがありましたっけ。

 どこかのコマーシャルにありましたが、舌を噛む方の bath なのか噛まない方の bus なのか、日本語では発音が同じですからねー。



   

 畑とはいえないようなところに、見捨てられてシシトウが赤くなっていました。私ここにいるんですけど、とでも言っているかのような感じがしました。このシシトウは夏には一度も食べることはありませんでした。たぶん、種がこぼれてここにでていたんですね。

 

 しばらく前ですが、月が出ていたので撮りました。うまく撮れました。出すのを忘れていたので、今頃見ていただいています。今日は旧暦で10月28日ですから、月は出ていません。この写真で言いますと、おそらく今月の20日前後の頃かなと思います。

 だんだん作物が少なくなってきました。畑の話題は少なくなります。特に、秋の種まき植え付けは今年はあまりやりませんでしたからねー。

 一日一茶

   長き夜や心の鬼が身を責める
      心の鬼:自分の心をとがめるもの。良心の呵責。(注より)

 廃 句
   
   長き夜や心の鬼よ来んでくれ
   長き夜や心の鬼がまた来るか
   長き夜や心の鬼が二人来た
   長き夜や心の鬼と共に飲む
   長き夜や心の鬼といざ語ろ
   長き夜やちっともそうは思えぬが


ブロッコリーおみごと

2008年11月24日 | Weblog

 天気予報は当たる確立が高い。悪くなるときには外れてほしいです。そんな、勝手な。そうなんです。人間というものは、考えようによっちゃ、どうしようもない勝手な生き物なんです。だから事件が絶えないんでしょうね。勝手 プラス 自分に都合のよい理論 プラス わがまま プラス短気・・・・。

   

 ブロッコリーができてきました。青虫にやられながら、新型のカタツムリに食べられながらも、けなげに育ってくれました。

   

 なんて思っていたら、こんなに大きくなっていたのです。気づかずにいてごめん。せめてものお詫びのお印にお立ち台に、じゃなかった鍋敷きに乗せてパチリ。それにしてもお見事。どこかの CM の、「この木 何の木 気になる木  」の木を上から見たような形をしていませんか
? (なお、畑にあったものとお立ち台のものは異なるものです)

 
   

 外で友達とお茶を飲んでいたら、どこからか木の葉の小さいのがお茶に舞い降りました。茶柱でなくて茶枯葉です。日向ぼっこをしながら、庭を眺めるともなく眺め  雑談。ゆっくりと流れて行く時間。こういうのは良いですね。

 幸い、真冬でも日差しがあり風さえ吹かなければ外でお茶が飲めます。時間はどこでも一定の速度で流れているわけではありません。また同じ場所にいても、個人によって速度が違います。一日のうちでも血圧が上がったり下がったりするように←最近気になるのです、その時々によって速度が違います。

 

                  この紅葉どうだんべぇ


  一日一茶

   何諷う炬燵の縁をたゝきつゝ

  廃 句

   なに歌うちょっと河原の枯れすすき
   なに歌うこたつの猫をたたきつつ
   なに歌う調子っぱずれの愛燦燦
   なに歌うお風呂の中で湯が腐る
   なに歌う浪花節だよ人生は


吊るし柿

2008年11月23日 | Weblog


 隣から、渋柿をもらいました。干し柿になどしている暇はないので、どうぞどうぞと取り放題でした。

     

 コンテナに一箱と買い物籠にひとつです。まだあったのですが、次の作業の手間のことを考えてこのくらいにしました。種類はなんというのか分かりません。

     

 夜になってから2時間以上かけて皮をむき、とりあえずこれくらいを竿に吊るしました。暗い中、寒い中を何度くらい脚立を上り下りしたことでしょう。続きは、次の日に持ち越しです。これは夜に下げた分です。大工さんも、隣のおばちゃんも朝になってこれを見て、ドヒャーっとしたようです。特に隣では、きっと皮むき器を持っているんだろうと言う結論に達したとか。

 今年は吊るし柿はあきらめていたのですが、なんとラッキーなことか。ちょうど隣のおばちゃんが回覧を回しにきて、お茶を飲んでいるときに陽気がおかしいという話になり、柿に話題が移り、そしてもらえることに。

 これくらい必死になって何かをしたというのは久しぶりです。つくづく自分の単純さ加減に気づかされた晩でした。


     

 秋祭りがありました。みなさん、協力して注連縄つくりをしました。これは横綱型の注連縄を作っているところです。注連縄と書いて「しめなわ」と読みます。注連を「しめ」というのは漢字を当てたもの、つまり当て字だと思います。中国に注連(ちゅうれん)というものがあり、その働きが似ているのでこの漢字を当てたものなのかも知れません。
そのように書いてあるサイト1 サイト2 がありました。

 今は農家があるとは言え、コンバインで収穫時に細かくしてしまいますから藁の確保がむずかしいです。藁の品質も落ちています。わらえない( 笑えない  &  藁得ない )状態。


     

 枝豆として食べきれなかった黒豆を、とりあえず枝ごと取ってきて乾かしています。ずいぶんがんばって、毎日まいにち食べたのですが、とうとう食べきれないうちに硬くなりだしてしまいました。苦労豆でした。

 もう収穫できるのですが、忙しくてやっていられません。そのうちにと思いつつ、一日ずつ延期になっています。

 

   一日一茶

     ちる木の葉渡世念仏通りけり 
        渡世念仏(とせいねんぶつ):念仏を生活の
                      手段としている人

  廃 句

     ちる木の葉われもそのうち散る木の葉
     ちる木の葉口先だけは覚悟あり
     ちる木の葉念仏唱えてくりゃしゃんせ     
     ちる木の葉そのうち若葉も出てくりゃろ
     
ちる木の葉あした天気になあれ
     ちる木の葉あした転機になあれ
     ちる木の葉行方さだめず風まかせ


   三百六十五日の廃句
 
     しあわせは 歩いてこない
     だから歩いて ゆくんだね
     一日一茶三日で三茶
     三茶進んで二茶もどる
     じーんせいはワンツーパンチ・・・・
     汗かき べそかき 作ろうよ
     おまえの作った廃句など
     さっぱりわからぬ ことばかり
     首をまげて 頭ひねって
     ワン・ツー ワン・ツー
     休まないで 作れ ソレ
     ワン・ツー ワン・ツー
     ワン・ツー ワン・ツー 


霜が枯らしていく

2008年11月22日 | Weblog

 天気がよいと気分が違います。もちろん、時には雨も必要ですが、やはり晴がいいです。屋根の上にあげた風呂用の水は40℃近くまで上がりますので、水位調整のためにほんの少し追い炊きをすれば入れます。そして私は今日も変わらずノーテンキ。転機も無い毎日。

       今日は、12,500歩を越えました。  
           明日の歩数が恐ろしい。
        そうか、計らなければいいんだ。


   

 霜でサトイモの葉っぱが茶色くなりました。芋には関係ないので掘り起こすのは、今のところはあわてなくて大丈夫ですから気分は楽です。

 しかし、この石川芋というのは本当においしい。今までサトイモがこんなにおいしいと思ったことはありませんでした。これの孫芋はなおさらですね。

 子供の頃は、砂糖芋だとばかり思っていました。名前の割りに甘くない。名前に偽りあり。頭の中は?の印が充満し、飽和状態になりました。


   

 ヤーコンの葉っぱも南米です。チリチリ。楽して行けるなら、パタゴニアの草原に立ってみたいです。草原といえば、モンゴル、アメリカ西部、そういうところにも行ってみたいです。

 これもそのうちにこれも掘らなくっちゃ。同じことの繰りかえしですね。そして毎年私も老けていく。秋も更ける。

       旅  愁

   老け行くわが年  秋の空の
   わびしき思いに  ひとりなやむ
   恋しや幼い日   なつかしあの頃
   夢中になったのは ベーゴマビー玉 


   

 サツマイモなんか、もうどうしようもないくらいやられています。サトイモもヤーコンもサツマイモも、どれも芋ですから土を堀ることになります。エネルギーを燃やすのにはよい作業です。大工さんが終わったらと思っているのですが、なかなか終わりません。この分だと、第九が始まるころまで終わらないかも知れないなぁなんて心配しています。

 

 カブラハバチの幼虫が白菜を食べています。これは、白菜よりも私の畑ではアブラナに多くついていますね。この成虫はどういうものなのか調べてみました。次のサイトをごらんください。蕪葉蜂と書くので、蕪にも付いてそういう名前になったのでしょうか。蕪はこちらではカブと発音します。

 http://earthsea.ifdef.jp/insects/hachi_z_kaburaha.html  

 
   

 掲載する時期が遅くなりすぎましたが、ナンバンギセルといいます。なぜかススキに寄生しています。

  一日一茶

   或時(あるとき)はことりともせぬ千鳥哉

  廃 句

   或るときはことりともせぬ二人かな
   あるときはことりともせぬ金欠病
   あるときはことりと遊ぶ孤独老
   あるときは秋刀魚を猫に盗まれる
   あるときは秋葉を散歩メイドカフェ
   あるときは秋葉でぐっと若返り
   あるときは祇園と思えば釧路原
   あるときは一日中こたつむり

 そういうわけで、今日の一日でした。
   
   

新種のかたつむり

2008年11月21日 | Weblog

 ブログを更新するとために、下書きを作るときには、必ずいったんログインしなおしてからはじめます。でないと、下書きが全部だめになる可能性があるからです。理由は、いつそのメッセージが出るのかわからないのですが、時々「ログインしてください」というメッセージがでてしまうからです。

                 

 先細りを心配して、言語をATOKからIME、つまり一太郎の言語からワードに変えようと思っています。でも不自由ですね。登録をしてきた数々の単語が出てこない。また登録しなおしです。確か、ATOKの単語を使える機能もあったかなと思っています。しかし、そうやっていると、いつまでもATOKから離れられない。

                    

     

 今朝は大霜でした。もう、すっかり冬景色です。しかし、晴れて風は多少ありましたが、南風なので寒くはありませんでした。忙しい日だった。「忙」いう字は心が亡くなってしまうんですね。考え事などしていられない。理屈なんかこねて居られないのが忙しいというのでしょう。いそがしい、という語は急ぐから来ているとか。


    

 氷も張りました。水面の右上の方の画像が乱れているので、少しは氷だとお分かりと思います。

 この水の底が何となく女の人の顔に見えるのですけど。真ん中の赤みがかった葉っぱは唇。その上の葉っぱは右目。下の黒い部分が左目。周りのぐるりと円い黒は輪郭と下の方は髪の毛。

    

 この頃、こういうカタツムリが畑にいませんか。甲羅は大きくなく、山高です。そして畑の土中に普段はいます。林などでは見かけたことがありません。寄生虫などいるとまずいことにもなりかねませんので、あまりじかに手では触らないようにしています。

 今年の夏は、しばらく雨が降らない時期がありました。その時には成虫はみられませんでした。たぶん死に絶えたのだと思います。しかし、今いるということは、卵で種が生き延びたのだと思いますが、私の想像はあたっているでしょうか?

 まだ目立った被害はありませんが、これの駆除はどうしたらよいのか考えているところです。生石灰とか石灰窒素などを多めに撒いて耕すのは効果はあるでしょうか。今日は?が多いです。


 

 一日一茶

  年よりや月を見るにもナムアミダ

 廃 句

  年寄りや運転する時ゃもみじマーク
  年寄りや振り込めさぎに気をつけて
  年寄りや詐欺商法にも気をつけて
  年寄りや詐欺にあうほど金があり
  年寄りにお金をくれといい若者

柿の苗

2008年11月20日 | Weblog

 同じ県内にいるのに、なかなか会えない友達。今朝、パソコンを立ち上げると彼からメールが来ていました。元気そうです。マラソンやっているようで、トライアスロンにも相変わらず出ているようです。歳なので記録は伸びないとか。あたりまえですね。

 まったくメールのやりとりもない友達もいますが、気持はつながっているという気はしています。

   

 タカノツメなんですが、少しは赤いところもあるようですが、全体ではさっぱり赤くなっていません。種を蒔いたのが遅すぎたみたいです。もうだめでしょうかね。それともこれは能力のあるタカノツメなのか。それでツメを隠している??? 青いところを取って、炒めものにでもいれましょうか。

   

     

 柿の種ではくて、柿の苗を買ってきました。今年はつるし柿にできなかったので、本格的なつるし柿専用の種類の渋柿です。上が平核無というので、下が愛宕という種類です。

 どちらも、それぞれの性質を知っていて買ったわけではなくて、つるし柿に出来ると札に書いてあったので選びました。柿の知識はほとんどありません。調べたところ、平核無というのは、ひらたねなし と読むそうで、文字通り種がないのだそうです。愛宕柿は「さわし柿」と言って、渋柿なのですが、収穫してからヘタに焼酎などを塗って渋抜きをして、干さない状態で食べたり、干し柿にして食べたりするのだそうです。柿に詳しいかたはいらっしゃいませんか?

 ちょっとした心配がひとつ。これらの木に柿がたくさん生って干し柿を作れる頃は私の歳も・・・・。トホホホホ。

 

 柿の種は失敗作から生まれたとか。私は失敗ばかりしていますが、さっぱり失敗が成功を産み出しませんね。盆暗だからでしょうね。

 一日一茶

  はいかいの地獄はそこか閑古鳥

 廃 句

  はいかいの地獄はそこか徘徊子
  
   

オレンジ色の日

2008年11月19日 | Weblog


 風があるのと無いのとは、この時期かなり違います。せっかくの天気なのに風があるために、今日は快適な日とは決して言える日ではありませんでした。寒いですが、元気を出します。

   雨が降れば小川でき  風が吹けば山ができる
   ヤッホヤッホホホ   さびしいところ 
   さびしいところ

   夜になれば空には星  月が出ればおいらの世界
   ヤッホヤッホホホ   みんなを呼べ
   みんなを呼べ

   

 お世話になっている方からこんな立派な柿をいただきました。これは冨有という種類です。もちろん、とてもおいしいです。我が家にもありますが、今年は不作。多少はできましたが、大きさはこの2/3くらいです。こういうのが我が家でも出来たらなぁ。冨有は富裕。良い名前です。私の心はいつも浮遊。これから来るのは冬。あ、もう来ていたんだっけ。霜がおりていますからね。しもた。

   

 今朝は霜がおりました。いよいよ冬の到来です。昨日は北海道と九州で雪がふり、関東は暖かかったです。寒気団と低気圧の影響による風によって、そのような寒さになったのだとか。

 寒さはともかく、なんか変ですね。首相は教養を疑われているし、テロが起こるし、警察の偉い人が酒酔い運転するし、大学生は大麻栽培や所持で逮捕されるし、食品のごまかしは相変わらずだし・・・・。

     

 シュンギクも旬になりつつあります。これが出来てくると、いよいよ鍋物でしょう。と、奥さんを刺激しているわけではないですからね。

  

           すごい夕やけでした 

 冨有と夕やけ、オレンジ色の日でした。 

  一日一茶

   夕やけや唐紅(からくれない)の初氷

  廃 句
   夕やけや明日はきっと良い世にと 
   夕やけに晴の明日を願いつつ   
   夕やけや油断してても安心世   


水戸街道を歩く番組

2008年11月18日 | Weblog


 日本列島、あったかな地域もあれば、雪が降った地域もあって、この頃の政局、経済界と同じように乱れた日でした。

 近所では、団地造成のために工事の車が出入りしているし、団地に入っていくための道路の拡張工事が行われているし、また別なところではコンビニが出来るので、これまた大急ぎの工事をやっています。何やら騒音が聞こえるし、今年は賑やかな秋です。ススキの穂が風になびくような景色は、いつまで保てるのでしょうか。

 芝生も庭も、いくら木の葉を掃除しても駄目です。いくらでも飛んできます。これくらい一万円札が飛んできたら良いんですけどね。「じゃまなので履き集めて堆肥にしていますよ。」なんて言ってみたいなぁ。おまけに「雨樋に一万円札がたまってしまって、もうどうしようもないっすよ。」なんて言いたいなぁ。

        一万円燃やし焼き芋秋は来ぬ
                 「来た」とでも「来ない」とでも
                  お好きな方に解釈してください
          
      

   

 
先日、テレビで水戸街道を東京から水戸まで歩くという番組をやっていました。私は県内は知っているので、東京と利根川の間を歩いてみたいです

   

 4人の芸能人がバトンタッチして歩くというのです。これはカイヤさんが取手(とりで)という町で宿泊所を決めずに次の町まで行ってしまい、そこは小さな町なのでホテルも旅館もなく、また取手まで引き返すという場面です。もちろん徒歩です。徒歩歩(トホホ)ですね。

 河童さん、カイヤさんは牛久沼のところでウナギを食べていましたよ。やっぱり牛久はウナギですね。


   

 水戸に到着し、ここが江戸への街道の起点だと言う所ですよという場面です。しかし、ゴールはこの地点ではなくて、偕楽園でした。途中、それぞれが寄り道などをしながら歩いたので、最後の人、長谷川初範という俳優はだいぶ厳しかったようです。

   

 このアブラナというのは強い作物ですね。野生化していますよ。でも、いちおうは肥料をやって作る分もあります。その方が食べておいしいです。

        柿食えば虫歯に浸みる法隆寺

  一日一茶

    雁鳴くやうしろ冷(ひや)つく斑山(まだらやま)
         斑山 : 野尻湖の東にある (注より)

  廃 句

    借り無くば泣くことあるまい高利貸し
    仮住まい軒までとどく草取らず
    刈り払い腰をやられて三日寝す
    狩にでて道を失い人出借り
    カリ肥料菜っぱにかけて何とする
    かりかりとしている時は遠ざかれ
    狩人のあずさ二号は廃止です
    カリントウ私の好物忘れずに
    カリフラワーより私はブロッコリー
    借り入れをするだけしたらさようなら
    ガリバーもあっとおどろくねぶたかな
    仮出所してみたけれど務所が良い
    借りてきた猫より静かこの亭主
    仮初めの恋だったのに本気にし
    カリフォルニアあの頃私の桃源郷
    カリプソの
浜村美智子は何してる
    ガリレオはそれでも地球は動いてる

   http://blog.livedoor.jp/potatojaga/



しいたけとネギ

2008年11月17日 | Weblog


 今日は父の命日です。大工さんは用事があって休みだとか。妹夫婦が来てくれました。いつものように楽しい会話。昨夜の雨で、シイタケが出ていたので、お土産にもっていってもらいました。タイミングが良かったです。

   

 こんなに大きくなっているものもありました。比べる物がないので、失礼ですがサンダルで比較していただきます。

 これは、長さが5mくらいあって直径が20cm~25cmくらいあるクヌギのホダ木に出たのですが、運んで燃やすのに30cmくらいの長さにちょん切るのが面倒になって、シイタケ菌を試しに打ち込んでおいたものです。

   

 種類は分かりませんが、普通のネギです。夏の間に世話した甲斐があって、こんなに太くなりました。これくらいになると、下仁田ネギとあまり差がないくらいです。これ、ちょっとした私の自慢です。あまりの太さにホースも とぐろ を巻いてしまいました。←調子に乗りすぎだねぎ。

 しいたけとネギが揃いました。無いのは鴨の肉だけなんですが、いつ届くのでしょうか。

  待てど暮らせど来ぬ鴨を宵待草のやるせなさ~~~

                  

 このシイタケ菌を植え付ける木をホダ木と言いますが、このホダというのは何かなと疑問に思っていました。最近、辞書を引いているとこういう語にぶつかりました。

  ほた(ホダとも) 【榾】
   ①いろりにくべたり、焚き火などにしたりする木の切れ端。
    ほたぐい。
   (②は省略)      広辞苑より

 たぶん、これかなと思うのですがどうでしょうか。

    奥さんが作ってくれたぼた餅は
             ほかにご馳走無しと知るべし

  

   秋の夜の月の光を見るごとに
               心もしのに古へ思ほゆ    良寛

           しのに = しみじみした気分になって

   山鳥のほろほろと鳴く声聞けば
         父かとぞ思い母かとぞ思う  行基

   ちゝはゝのしきりにこひし雉の声     芭蕉


また天気がくずれました

2008年11月16日 | Weblog

 体の都合で、今まで畑仕事や山仕事ができませんでしたので、野良仕事の話は貧弱な毎日です。たぶん、体を動かせるようになっても、これからも相変わらず貧弱なままでしょう。今日は、天気が悪かったので野良には出ないで野楽良(のらくら)していました。

 と言っても午前中はお祭りがあって出かけて行き、午後は家の中で雑用に追われていましたので、のらくらでもゴロゴロではありませんでした。どうして、こう雑用ばかりあるの?と聞きたいです。誰に? はて? 考えてみたら誰に聞いたら良いんでしょうか。

   

 水道屋さんの車は、見るからに重そうです。実際、重いそうです。ぎっしりと主に金属の道具や材料が積載されています。車がかわいそうです。よく、どこに何があるのか分かりますね。私は自分の部屋のどこに何があるのか、しょっちゅう捜し物ばかりしているというのに。

   

 作品です。芸術祭に出品したものではありません。出品などしたことがありません。床までの高さがありすぎるというので、踏み台をつくりました。これくらい厚さのある板を使えば誰が乗っても大丈夫ですね。誰がとは誰でしょうか。こだわらない。今日は何か、いちいちねちっこくこだわりますね。自分でも分かります。

 ところで、この作品の結果は好評。でないと、次に作る意欲にかかわってきますからね。私は簡単におだてに乗る方なので・・・。きちんと、ネジの頭が出っ張らないようにしてありますよ。エヘン。 出っ張っていると、絹の靴下などがひっかかりますからね。伝染します。←この漢字で良いのでしょうか。

 あまり手を加えず、あるものを組み合わせて利用するのが好きです。理由は手間がかからないからです。要するに横着です。

 

              もってのほか  

  一日一茶

   次の間の灯で飯を喰ふ夜寒哉

  廃 句

   次の間のテレビ聞きつつ飯を喰う
   次の間のいびきにこたえいびきする
   次の間に全部おしこみ客迎え
   次の間は絶対開けるな開けちゃだめ
   次の間は物置がわりと心得し

                 

 今日は、お祭りのあとの直会(なおらい)で、いろいろと農業の話が出ました。田んぼの隣に山があったのですが、そこの木が伐採されてカラッとしたら、収穫量が上がったそうです。なぜなんでしょうね。田んぼはやっていないですが、なぜかというのを知りたいです。

 石灰窒素の使い方を教わりました。ヘタに使うと作物を駄目にするとか。肥料は、ただ振りまいてよいというものでは無いんですね。石灰窒素というのは、よく分からない肥料なので使ったことがありません。生石灰も無いですね。