あまり降らず

2009年06月30日 | Weblog

 今日は6月の晦日です。明日からは7月。梅雨だというのに、今日午前中普通の雨が降ったきりです。午後は曇りでした。梅雨なんてぬかすのもしゃらくさい。今どき曇りなんて何にもならない。日照時間を減らすだけで害こそあれ益が無いです。

 

 先日、話題に挙げたコリアンダーは食べてみました。なるほど、カメムシみたいな臭いがしました。作って失敗しました。もう要らない。コリアンダーでなくて、コリャナンダーです。

 今度はまた、食べ方も分からずに作ってしまった第二作。クウシンサイです。芯を食うのかと思いきやさにあらず。空芯菜と書くのだそうです。つまり芯が空になっているんだそうです。

 サイトで調べてみましたが、簡単なのは炒め物のようです。これは変な臭いがしないんでしょうね。 ところでこの野菜、仙人でさえも芯を食べることができないのです。


 

 三回目のトウモロコシです。これが出来る頃はもう、飽きるかも知れませんし、害虫の被害も盛んな頃になります。覚悟あれ。


 

 春は桜だ、これは皿だ、じゃなかったサラダ。ある日の食卓にありました。改めてみてみたら、ガラス以外は全部自家製なのでした。やったね、という感じがします。

 卵は、我が家で生産する(ちょっと大袈裟な表現だなあ)唯一の動物蛋白です。もっとも、鶏をつぶすという手もありますが、それは絶対にやり(れ)ません。


 


 天気予報によりますと、西日本ではかなり降っているとか。ところが、こちらはさっぱり。

 モリアオガエルは木によじ登り、葉っぱに卵をうみつけるとか。そして、卵が孵りポタリポタリとオタマジャクシが池の水に落ちるという仕組みになっているんだそうです。

 ところが、たぶん、栃木県の話だったと思いますが、今年はポタリと落ちた池には水がないのだそうで、全部死滅するかも知れないと言う話。今日の午前中の雨で多少は水が溜まったでしょうか。少しではだめですね。鳥の餌になってしまいますからね。


  一日一村

   みじか夜や毛むしの上に露の玉

  排 句

   みじか夜やもっと読みたいいや寝よう
   みじか夜や寝たと思ったら朝が来た
   みじか夜や時の経つのが早いこと
   みじか夜やそうしてだんだん年を取る
   みじか夜や昨日の紅顔きょうカボチャ
   みじか夜やかくかくしかじか朝になり
   みじか夜や夕餉の後にあさげかな
   みじか夜やブログの更新いそがしい
   みじか夜やもっとゆっくり眠りたし

   

しののめや

2009年06月29日 | Weblog


 また梅雨らしくなくなってきました。今日の予報では西日本ではかなりの雨が降るということでしたが、実際はどうだったでしょうか。私の住んでいる所は晴です。

 そう毎日まいにち出かけてもいられないので、今日は家にいました。せいぜい熱い太陽の光を背に浴びながらNHK第一放送を聞き、草むしりをした程度です。


 

 ネギは元気です。そのうちに、少し深い溝を掘って植え直し、少しずつ肥料をやっては埋め、やっては埋めして、白い部分を長くしていこうと思っています。

 ネギを丁寧にいたわることを「ねぎらい」と言います。と、これは私だけの言葉ですので、誤解しないでくださいね。


 

 これがあれば、ご飯に締まりが出ます。無いとなんとなく締まりがない。と感じてきたのは年のせいでしょうか。何でもいいけどうまい。これだけでも行けますね。


 

 ヤング・コーンとかいうのです。このごろ、はやりですね。サラダに入れて食べました。特に強い味はありませんが、コリコリ感があっておもしろい。こういうのも 「おいしい」 の範疇に入るのでしょうね。存在感はあります。

 昔はこんなの食べなかったですね。少なくとも私は食べたことが無い。だいたい、実になった物は全部稔らせて食べるか、余ったら固くなるまで実らせて鶏にやる。だから、ヤング・コーンなんて言って食べるのも何となく恥ずかしい気がします。

 
 


 暑い日は、空気を吸ったり出したり、という感じがするときがあります。昼休みなどゴロリと横になったときなど、そう感じます。犬なんか見ているともっと激しいですね。いそがしい。


  一日一村

   しののめや雲見えなくに蓼の雨    しののめ(東雲): 明け方
                     
  排 句

   「東雲」はつくば市にあるレストラン
   しののめやほととぎすなく黒い空
   「しののめや」 しのと言う娘に飲めと言う
   「しののめや。」 「いやあんたこそ。」 「ああ、飲もう。」
   しののめや今日の天気はなんじゃらほい
   しののめや遠くの家の黒い影
   しののめやなぜか起きちゃった3時半
   しののめや新聞そろそろ来る頃か
   しののめや月ぞ残れるほととぎす
   しののめや空を見上げる蓼の雨

    
 


防災訓練とレストラン

2009年06月28日 | Weblog

 梅雨なのに晴が続きます。土日は、働いている人のためには、晴にしてあげたいです。しかし、午後もやや遅くなる頃には曇ってきました。と、同時に気温も下がって過ごしやすくなりました。


 

 今年は町内会長の役をしていますが、今日は地域の防災訓練があり、役員として駆り出されました。中学生も参加です。去年から、このわが母校である中学校の学校評議委員をしていますこともあり、「おっ、来たな。」という親しみを感じました。

 防災訓練というのも、訓練と知っているので、いまいち本気になれないのが欠点ですね。おなじボーサイでも、暴妻ならこりゃごく身近なので、こりゃ大変。


 

 消防車の消火活動や、屋上に非難した人の救助などのデモがあったり、消化器での火の消し方とか、人工呼吸の訓練などがありました。また、女性の会では、非常食の配布などを行いました。

 非常食と言っても乾パンなどの配布ではなくて、ご飯の元のようなものに水(お湯だったかな?)を加えると炊き出しのご飯になってしまうというような物だそうです。試食しました。もちろん炊き出しほどではありませんが、すごくまずい物ではありませんでした。

 
                    

 

 それで、かなり疲れてしまいました。もっとも、懐かしい顔もいくつか見かけることが出来たし、地区の長老で、歴史が専門の人にもあって、親しくかつ詳しく話ができたので、気分的な収穫は十分ありました。訓練日なのに不謹慎。

                       

 家に帰ると奥さんが炎天下で草むしりをしていましたので、気晴らしをしようと持ちかけて、二人でお昼を食べに陶芸の町笠間にでかけました。


 

 小高い丘の上の洒落たレストラン (行ったのは笠間店)です。これで満足。疲れは吹っ飛びました。ステーキうまかった。コーヒーもデザートもグー。

 

 そして、そのレストランで売っていたCD。試聴したら、とても気に入ったので買ってしまいました。尺八とピアノのコラボレーションです。なかなか良い音楽です。 バス・クラリネットと邦楽の囃子も入っています。


 
  一日一村

   窓の燈(ひ)の梢(こずえ)にのぼる若葉かな

  排 句

   窓の燈をちらちらかくす若葉かな
   短夜や小さく点る窓燈り
   窓の燈と思いきや蛍かな
   窓の燈の遠くになりて蛙なく
   窓の燈をまだらにゆらす五月雨
   窓の燈や二十年前五月雨
   窓の灯や傘もささずに五月雨
   窓の灯やブラームスの第二番

   
     

旅はたびたび

2009年06月27日 | Weblog


 「夏は日向を歩き、冬は日蔭を歩け」という言葉を何かで読んだ記憶があります。安易な道を選ばず敢えて苦労せよという意味だと思いますが、比喩はともかく、実際この時期に進んで日向に居ようとしたら、熱中症という、とんでもない結果を招きかねます。そういう時期になりました。


 

 インゲンです。花盛りというんはおかしいかもしれませんが、いちおうはインゲンの花盛りです。桜の花じゃあるまいし、この木の下にむしろを敷いてとはとても・・・。なんでまたとんでもないことを考えてしまうんでしょうね。


 

 両方つくってしまうハメになったので、両方のインゲンを対でだすことになってしまいました。こちらはツルのある方です。まあ、ほっといたら豆になると思います。

                    

 昨日の京都に行きたいという話の続きですが、コメントがあったので、少し旅行の話をしようと思います。

 今ではもうたぶん行くことは無いかなと思っていたのですが、ときどき関西の方まで車で旅行に行っていました。もちろん北陸あたりも行きました。今までのところでいちばん遠かったのは出雲でしょうか。あるいは桂浜とか。

 出雲まで行ったときには、山口まで行っちゃえと思ったのですが、そこはなぜかその時には、あとに残しておこうと思って戻ってきました。


 

 もちろん、いきあたりばったりの旅行です。ですので、ちょっと冒険みたいなところもあり、なかなか面白いです。

 いつでしたか、静岡は清水あたりでも見に行こうとでかけたことがあるのですが、はずみで 岡崎城 → 桶狭間 → 熱田神宮 → 岐阜・岐阜城 → 関ヶ原 → 彦根 → 敦賀・気比(けひ)神宮 → 東尋坊 → 永平寺 → 那谷(なた)寺 → 金澤 → 自宅 なんていうことになってしまったこともありましたっけ。で、静岡市&清水市(今はどちらも静岡市)は後日行き直しました。

 
                         台風一過の朱雀門

 京都とか奈良は車でも行ったことがありますが、電車も含めて何度も行ったことがあります。台風の最中(さなか)に奈良盆地を一周していたこともありましたっけ。平城京のあの赤い朱雀門の奥の草原を見ながらボーっとしてしばし時を過ごしたこともありました。関東と違って遺跡がおもしろいですね。

 九州は取って置いたのですが、今は関西も含めて行きたい半分、残り半分は、ちょっとおっくうになってきました。


 


  一日一村

   若葉して水白く麦黄ばミたり

  排 句

   若葉して水白く髪白みたり
   若葉して水白くキャベツ網になり
   若葉して麦刈り終わり田植えかな
   若葉していくつもの季語重ねたり
   若葉してけだるさのなか草むしり
   若葉して魚とる子の笑顔かな
   若葉して蒸し暑き中猫のびる


柴又帝釈天

2009年06月26日 | Weblog


 天気の良い日は暑くなります。午前中は畑仕事をしていたのですが、あまりにも暑いので、熱中症にでもかかると、とんでもないことになりますから、いい加減にして家に戻ってしまいました。

 

 実は昨日は、何気なくビワだのそら豆の種取りだのの話題を出してとぼけていましたが、友達と柴又の帝釈天に行ってきたのです。あまりにも急に毎日でかけているものですから、自分に気が引けて一日間をおいて今日話題に出しています。

 この寺は正式には 経栄山題経寺 と言い、日蓮宗だそうです。

 

 平日だったので、混雑で困るというほどは人が出ていなかったのでラッキーでした。もう、ここへは何度も来ています。

 

 映画「男はつらいよ」の第一作~第四作までロケに使われた店だそうです。商売は団子屋。

 

 寅さんの映画の冒頭に出てくる文句を書いた碑が立っていました。柴又は、寅さんの映画で全国的に有名な観光地になってしまいましたね。

 このすぐ近くでたべた うな重 のうまかったこと。


 

 帝釈天の近くにある「寅さん記念館」の中の展示の一部です。懐かしい昭和の町の様子の模型です。

          

 「男はつらいよ」第一作のポスターだそうです。初代マドンナは光本幸子。帝釈天の住職の娘さんという設定のようです。

 

 演歌で有名な「矢切の渡し」です。今も動いていますが、観光の為の用途が多いのかなあと想像しました。この川は江戸川です。川のこちらは武蔵の国・葛飾。向こうは下総の国・松戸です。この土手でのロケもけっこう多くありましたね。がじろう(佐藤蛾次郎)とか、吉岡秀隆などが良よく顔を出していました。

 柴又は、東京の入り口ですし、水戸からはひとっ走りで行けるところなので、とても行きやすい所です。高速道路外環状線がもっと延びれば、もっと楽に行けます。
 
 久しぶりに、首都高を抜けて大好きな京都まで突っ走って行きたくなりました。「京都が俺を呼んでいる」なんちゃって。

 
  一日一村

   三井寺や日は午(ご)にせまる若楓(かえで)

  排 句

   三井寺や琵琶湖で朝寝が懐かしや
   あの時は義仲寺(ぎちゅうじ)開くのを待っていた
   三井寺や琵琶湖で鯉釣り京都の爺(じい)
   三井寺や琵琶湖ひねもすのたりかな
   三井寺や夜通し鈴鹿を越えて来た
   
   晴の日はほどよく仕事をサボるべし
   晴の日は気をつけませう熱中症
   夕方の畑草取り蚊にさされ
   野良仕事なかなかうまく行かんです
   


 


ビワ3個

2009年06月25日 | Weblog

 梅雨の合間の晴の日でした。やっぱり晴の方が気持が晴れ晴れします。雨の日は気持も湿っぽい。風の日は心に風が吹く。

                    


 

 食べきれなかったソラ豆は種にします。大方は黒くなってきたので、そろそろ取って乾燥させようかななどと思っています。

 そら豆の種は高いので、作柄の出来具合はたとえいまいちでも、自家製の種を使おうと思っています。もっとも、何年かしたら、新たに買い換えた方が良いかもしれませんが。


 

 ビワは今年は諦めていたのですが、たった3個ですが生っていました黄色くなったので、生っていたのが分かりました。

 どうして3個なのか分かりません。梅は木が5~6本あるのにたった6個。なぜこんなに少ないんでしょうね。


 

 烏に食べられるのもシャクなので袋を被せました。昨年は食べられてしまいました。今は、隣でトウモロコシが実っているので、それを荒らしにかなり集まっています。腹の立つ奴らじゃ。(その後食べてみたのですが、それがまあ、買ったものよりはるかにおいしかったです。たぶん、枝で完熟したからだろうと思いました。)


 

 こんなところでゆっくりと昼寝をしたいものですねー。体が強いなら、夜もそのまま寝ていたい。風邪を引いてしまうからだめですけどね。



 

  一日一村

   しののめや雲見えなくに蓼(たで)の雨
          しののめ(東雲)  明け方 あけぼの

  排 句

   しののめや空腹おぼえ目が覚めり
   しののめや雲たれこめて蓼の雨
   しののめやどちらが先に起きあがる
   しののめや根負けをしてわたし先
   しののめや朝から意地を張り始め
   しののめや空腹読書腹腹の足し
   しののめや蓼食う虫もひとやすみ
   しののめややぶらこうじのぶらこうじ

 

雨の城下町

2009年06月24日 | Weblog

 今日は、蒸し暑くはなかったので助かりました。しかしこれが、夏になると毎日暑いんですね。困ったな。

 

 空は涼しいんでしょうね。「そらそうだ。」なんて言われそう。でも、自分の体を浮かせて前に進めるのだから、ずいぶんエネルギーは使うとおもいますね。ウォーキングどころではないね。

 

 コリアンダーとか言ったような。食べ方も分からないのに、種袋を見つけたので、衝動買いしてしまいました。それで、もったいないので蒔いてみました。これから、食べ方と食べ頃をネットででも調べて見ようと思います。種の袋にも書いてあるかも。

 朝鮮人だーとも解釈出来そう。コリアンだー。あるいはぼた餅に付ける物。こり(れ)餡だー。

 
 

 雨模様だったのですが、私の県の北の方にある、小さな藩の城下町に行って来ました。かなり整備されています。ここは、お城から真っ直ぐに南に延びている道路です。両側に民家が並んでいます。



 

 茅葺き屋根の長屋門もありました。そして、黒塀。見越しの松はないですかね。あったら お冨さん だ。

 ここはいつもきれいなんです。浄化町なんちゃって。


 

 近くに味噌を造っているところがありました。大きな敷地の中に、売店がありました。そこで、せっかく来たのですから味噌を買ってみました。ふぁが無いんです。ミの次がソ。ファガないのは、どっかのコマーシャルでやっていましたね。犬が見つけてきたんですね。


 

 その次は、その隣の町に通っている街道です。陸前浜街道と言われてきました。大部分は国道6号と重なっていますが、ここは昔の面影が残っています。商店街ではないので、普通の家並みです。

 江戸から水戸までは水戸街道と呼ばれ、水戸から仙台までは陸前浜街道と呼ばれていたとか。伊達の殿様は、たぶんこちらではなく、栃木県を通っている方の街道を通ったのでしょうね。こういう風景を見ながら、いろいろと有ったこと無かったことなど、昔のことを想像してみるのは実に楽しいです。

 後手に鎌を持った百姓。しかめ面をした侍。落ち着きのない若造。目つきの悪い賭博師。大根をもったばっちゃん。江戸に急ぐ学者。 ・・・・・。


 


  一日一村

   みじか夜や二尺落ちゆく大井川
         二尺落ちゆく   水位のこと

  排 句

   みじか夜や深夜寝るゆえ眠いこと
   みじか夜や寝たと思えばすぐ朝(あした)
   みじか夜や夕食に続くあさげかな
   みじか夜や人生なんかも短いね
   みじか夜や昼間はうつらうつらかな
   みじか夜やそれでも寝るの惜しいかな
   みじか夜や雨戸を叩く雨の音
   みじか夜や私ゃ昼寝があるからいい
   みじか夜やどこでも眠れる強みかな
   みじか夜やいつでも眠れる特技あり
   みじか夜やブログ未完で朝が来る

突然暑い

2009年06月23日 | Weblog

 なんとまあ暑いこと。急に真夏日のような天気になってしまいました。急にというのは面くらいます。

 

 ミーちゃんはこの通りです。白い座卓だったら、まな板の上の猫という感じ。

                     

 それで、午前中のモーレツに汗のでる作業から、午後は自分を解放しようとして私も考えました。

 涼しいところがありましたよ。美術館です。茨城県立近代美術館というのが水戸にありますが、そこに行って涼んできました。

 県内在住の、照沼というお金持ちが集めた絵を展示していました。非常におもしろかったですね。それぞれ、気負いのない作品ばかりでした。

 

 これは、入り口でもらったパンフレットの裏側にあった絵ですが、版画類(エッチングなども含む)のコレクションで、右下の絵は見たことがあります。初年兵が足で鉄砲の引き金を引くところです。作者・浜田知明は、兵隊に行き、非常に非人間的な扱いをされたそうです。

 そう言う話を聞くと、私はとても腹立たしく感じてしかたありません。近ごろでは17年も牢屋に入れられていた方がいたりして。

                      


 

 ズッキーニは今のところ、一本を除いて四本は元気です。次々花が咲きます。四本あると、次々と待たずに食べられますね。

 

 うっかりすると、こうなります。うっかりは特技です。うっかりとか、油断、固い言葉では不覚、不注意、それから隙、ゆるみ、怠り ・・・ずいぶん並べてしまいましたが、そういう言葉は友達のようなものです。

 こうなると量も増えますので、食べるのがたいへん。大きくなっても支障なく食べられるのが良いところです。

 


  一日一村

   来てみれば夕べの桜実となりぬ

  排 句

   来てみれば琵琶の実カラスに食べられる
   来てみればカラス撃ちたや血が上る
   来てみればトウモロコシも荒らされぬ
   来てみればアホーアホーとからかわれ
   来てみれば羽根のあるやつ皆憎し
   来てみればズッキーニが棍棒に
   来てみれば絵も良し空気Oh!涼し
   来てみれば館内人なくなおよろし
   来てみれば版画の良さが良く分かり
   来てみれば猫も座卓に長くなり
   来てみれば観光地とはそんなとこ
   来てみればやっぱり食うこと一番か

 

雨のノクターン

2009年06月22日 | Weblog

 梅雨っぽい日とでも言いましょうか。それとも露っぽい日とでも。きちんと雨が降るでもなし、かと言って曇りでもなし。私の性格としては 「 はっきりしろ~~~~~~~っ。」 と、一発言ってやりたいような日です。数ある日々の中のそういう日です。

 
 

 こういう木がまだまだ残っているんですよ。暇を見つけては運べるくらいの大きさに切っておいて、少しずつ燃やしていますが、まだまだありますから、ずっとこの仕事は続くことになります。木(気)が抜けない。燃やすのは私の情熱の方がいいのですが・・・。肝心の情熱は、しばしば燃料切れとなりかねない。つまりガス欠。

 
 

 ミックスレタスのうちの一つなのですが、これはなんというレタスなのかは分かりませんが、結球レタスばかり食べていたので、ずいぶん大きくなってしまいました。


 

 トーストで食べるのは食パン。これはショパンのノクターン集です。「
夜想曲」という意味だけに、ゆったりとした曲ばかりです。ピアノのソロですから、余計な音は入らない。ぜひクリックして、この一曲をお聞き下さい。

 クラウディオ・アラウという、チリ出身のピアニストのものです。晩年のもので、かなり円熟した演奏のようです。二枚組のものですが、どれも良いのであっというまに終わってしまうという感じがします。雨の日などには、落ち着いて聞くことができますからいいですね。


 




  一日一村

   草の雨祭の車過ぎてのち

  排 句

   草の雨全身浴の青蛙
   草の雨世の不正みな流し去れ
   草の雨朝の散歩の邪魔するな
   草の雨この世の憂さも流しされ
   草の雨しんみり思いノクターン
   草の雨いまこそ充電する時ぞ
   草の雨何もかもが濡れ景色
   

うどんこ病

2009年06月21日 | Weblog

 今日の雨は、梅雨らしい雨でした。朝から昼過ぎまではザーザー降りです。その後は一時は少し多めに降りましたが、大部分は小降りになりました。梅雨に雨が降らなければ困りますが、やっぱり降れば晴の方が良いと思いますね。人の気持ちはちょっと複雑。気まぐれ。


 

 キュウリは収穫があるのですが、葉っぱが心配です。今年は早くこのようになっています。この葉っぱは回復しないでしょうが、他のもこうなり、全部がこうなるようでしたら、どうしたらよいでしょうか。石灰を振りまくという手があるかもしれませんが。

 うちでは、キュウリは全部地這いにしてあります。私は分からないのですが、地這いの方が多く生るとかいう話です。

 弥次さんと来たら、相棒は喜多さんです。どっちがどっちか言えませんが、夏の野菜ときたら、弥次さん喜多さんのコンビみたいに、先ずは茄子とキュウリですね。そういう何となく対(つい)になっているものを考える癖があります。牛と言えば馬。犬と言えば猫。白と言えば黒。体重と言えばメタボ。山と言えば川。あるいは山と言えば海。私の中だけの対句なのかも知れません。


 

 ブロッコリーができました。この時期のブロッコリーの葉っぱにはゾーっとするほど、青虫がついています。しかし、それほどの被害はありません。キャベツと比較するとそれが不思議です。世の中には分からないものがあるものです。

 なぜ、ほうれん草には青虫がつかないのか。なぜ、ブロッコリーには茄子がならないのか。なぜカードなのにスイカと言うのか。あー、もー頭の中が滅茶苦茶です。で、青虫。もちろん見つけ次第取り除いてはいます。


 


  一日一村

   春過ぎてなつかぬ鳥や杜鵑(ほととぎす)

  排 句

   春過ぎて夜明け告げたりほととぎす
   春過ぎて夏きにけらし奈良の町
   春過ぎて霞が雨に変わる頃
   春過ぎて猫の鳴き声遠くなり
   春過ぎて真顔に変わるうかれ顔
   春過ぎて埃の匂い麦の秋
   春過ぎてキュウリに茄子が顔を出し
   春過ぎて青空高く雲の峰
   春過ぎて今川焼きを頬張れり
   春過ぎて流れの早き最上川
   

草刈り

2009年06月20日 | Weblog

 仕事をすると暑いです。部屋に入って窓を開けると、涼しい風が入ってきて涼しいのですが、しまいには寒くなります。暑かったり、寒かったりと、体の方も調整が大変です。

 作物は文句を言いませんが、今毎の天気をどう思っているのでしょうか。マイクを向けたら何というか。


 

 ウラの草地の草刈りをしました。ちょっとしたゴルフ場のような雰囲気です。ところどころ、草が濃い色で残っていますが、これは野草のきれいな花が咲いているところです。刈り取るのももったいないので、残しました。種がこぼれて増えると思います。

 右上の、電柱の向こうに見えるのが今度出来たセブンイレブンです。土地では一応は隣なのですが、我が家からは100m以上も離れているので、足ケンケンでは行けない距離です。

                    

 先日、右隣の家の息子が、なにやらそろそろ歩きで、カップ麺を持ってあるいているのです。何だろうと思って見ていたら、たぶんこの店でお湯を入れてきたんですね。こぼれないように歩いてきて、家に着く頃は3分たって食べられると計算したんでしょうね。家にお湯が無かったんでしょうか。


 

  これは残したものの一部で、ネジ花です。あちこちにあるので、刈り取ってしまったものもあります。

 何度撮ってもピントが草の方に行ってしまってピンぼけだったのですが、花のうしろに手を当ててシャッターを半押しにし、手を引っ込めてからシャッターを押したら、今度はピントが合いました。難しい時がありますね。細い物をとる場合には気をつけないと失敗します。特にクモの糸一本を撮りたいなんて時には難しいです。


 

 冬になると西風が強く吹いてきますので、少し邪魔をしようと、常緑樹の苗木を植えました。落葉樹では、西風が吹く冬に葉がなくなり、何にもならない。

 刈り取ってしまったら残念ですから、こういうもので目立つようにしています。ほとんどは燃やしてしまいますが、どうせなら利用してやろうと思いました。ここに4輪の草刈り機がガツンとぶつかっても木は大丈夫。


 

 ズッキーニをオリーブオイルで焼いたものです。少し焦げ目が入っていますが、やわらかでおいしかったです。縦に二つに切って焼く方法もあります。


 


  一日一茶  一日一村

    ほととぎす平安城を筋違い(すじかい)に
        平安城 = 平安京

  排 句

    ほととぎすおらが畑を筋交いに
    ほととぎす平安京においでやす
    ほととぎす平安京のやしろ寺
    ほととぎす鳴きつる方を眺めおり
    ほととぎす有り明けの月森の上
    ほととぎす奈良の都の法隆寺
    ほととぎす今日はなにして暮らすべえ
    ほととぎす畑は草じゃ取りまくれ
    ほととぎす結城の町の蕪村の碑
    ほととぎすむらさき煙る筑波山


ナスができました

2009年06月19日 | Weblog

 ただ曇りなだけでは日照時間が足りなくなるだけで、決して野菜には良いことではないだろうというのは素人の考えでしょうか。紫外線を気にしている女性にとっては良いかもしれませんが、曇りだからと言って意外に紫外線があるかも。紫外線が意外線。


 

 ナスができました。10個出来たのでトーナスです。とすると、あれ? トーナス とは、 とうなす  唐茄子  カボチャ ということに??? そうか、茄子が十個でカボチャになるんだ。なんて自分で苦しんでいます。

 それはともかく、いつまでも悩んでいるとおかしくなってしまいますので、そこらへんにして。ところでこの茄子、色合いから見るとずいぶん紫外線を浴びてしまっているようです。茄子に日焼け留めクリームを塗っておいたら、どういう茄子になるでしょうか。  それで文字とかイラストを描いたら?  「 ○○命 」 なんてね。なんか、また悩みごとが・・・。


 
         
         
No title    No comment

         このあと、女性二人は立ち上がってどこかに行った


 

           La voûte de la rose 
(バラのアーチ)
 


  
一日一茶

   淋しさに蛎殻(かきがら)ふみぬ夏卯木(なつうつぎ)

  廃 句

   淋しさに絶えたる人や花卯木
   淋しさやしばらく眺むかきつばた
   淋しさに町を歩けば夜の薔薇
   さびしさに町を歩けばバラネオン
   淋しさに蛎殻踏みぬ粉々に
   淋しさにオーイと呼べばこだまする
   一茶の句そろそろ終わりにしようかな
   一茶の句まだまだあって切りがない
   一茶の句そろそろ蕪村の句にしよか
   一茶の句廃句にするのも飽きてきた

   

もう少しとうもろこし

2009年06月18日 | Weblog


 今日は雨が少し降りました。梅雨の雨ではなく、春雨のような明るい雨の日でした。そう言えば、しばらく春雨を食べていない。梅雨(つゆ)はざる蕎麦についてくる。


 

 トウモロコシは、これくらいです。まだ花が咲いていません。農家で作っているトウモロコシは、もう花が咲いています。出荷しているところもあるんでしょうね。早いほうが値がいいですからね。


 

 二回目のトウモロコシはこれくらいです。これが育つ頃はアワノメイガの幼虫が茎や実に入り込み暴れる時期になると思います。

 三回目のはまだ蒔いたばかりです。四回目はほとんど無いです。まあ、それくらいで終わりになります。もう秋(飽き)てきますからね。


 

 今日も、ズッキーニの入った料理です。カボチャとか、キャベツが見えます。チーズがかかっています。もちろん、私は、この手のものは大スッキーニ(大好き)です。


 


  一日一茶

   旅人にすれし家鴨(あひる)や杜若(かきつばた)
              すれし  馴れ馴れしくなった

  廃 句

   旅人になりたや風に吹かれたや
        時にはふらりでかけるもよし
   人はみな旅人なりと古人言う
        彼も私も時を旅する
   旅人のあしもと流る清水かな
        しばしとてこそ立ち止まりつれ
   旅人の雨宿りする柳かげ
        これより先は白河の郷
   旅人や霞とともに都発ち
        秋風ぞ吹く白河の関
   旅人や片雲の風にさそわれて
        はるばる思う松島の月   
          
   
   


家ひとつ

2009年06月17日 | Weblog

 今年はから梅雨かも知れません。雨は降りますが、普通のあめです。これくらいの雨は梅雨でなくたって降ります。

 風が冷たいです。冬とか春先の風も寒いですが、そういう寒さとはもちろん違いますが、この季節としては寒いという意味です。東風が吹くと、寒く感じます。

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 レンズが広角なんですね。何ミリなのかわかりませんが、そのせいで近くで撮ると直線が円みを帯びます。

 最近、アンプを新しくしました。性能と値段で気に入ったのが展示品しか無かったので、それにしました。そのせいで、かかった費用は新品のほぼ半分です。ところが、どうも具合がわるいので持っていったら、新品と交換になりました。とんでもない得な買い物をしてしまいました。こういうこともあるんですね。

 アンプの上のチューナーは40年くらい前のものです。その上はDVDプレイヤーですが、CDプレイヤーとして使っています。USBメモリーも使えるので、それにパソコンでそれこそたくさんの音楽を録音して、かけっぱなしで聴けます。

 このアンプの出力は100W+100Wです。安いのを買おうとしたら、JBLを鳴らすには華奢な物はだめだと言われました。それではと、AVアンプが安いのでそれにしようとしたら、パワーは出る。5.1チャンネルで聞くなら良いが、前二つのスピーカー、つまり2チャンネルで聞くには音が悪すぎると言われました。


 

 真竹のタケノコ料理が続きます。今日のはメンマだそうです。ピリリと辛い物が入って、いやはやうまいこと。たけのこは、孟宗竹のよりはるかに細いし、数本ずつしか採れませんので、作る量は多くはできません。


 

 トマトは、待っているせいか、なかなか赤くならないなあと思っています。まあ、そのうち赤くなるでしょう。今年のトマトはあまり具合がよくありません。毎年ハウスで作っているので、連作障害が出てきたのかもしれません。かと言って、ハウスを移動するのは大変だし。


 
                             イワタバコ


  一日一茶

   家一つ蔦(つた)と成りけり五月雨

  廃 句

   家一つ取り囲まれり五月雨
   家一つパッと見えたり稲光
   家ひとつ建たぬ日は無し造成地
   家一つどこか雨漏り五月雨
   家ひとつ来る人もなし五月雨
   家ひとつ住む人ひとり五月雨
   五月雨大河を前に家ひとつ  
   五月雨わが心にも涙降る
   家ひとつこもる人あり五月雨
   良寛の話聞きたし五月雨


スープ城

2009年06月16日 | Weblog

 
 6月の半ばです。梅雨の真っ盛りの時期です。しかし、この爽やかな美しい日。まだ、梅雨にしてはろくに雨は降っていません。今日も天気予報ははずれです。この頃ははずればかりで、まるで私の籤運と同じです。今回はカラカラ天気で困っているわけではないので、降らないからと言って、愚痴にはなりませんけど。

 
 

 ハウスの中で、芽出しをさせていたサツマイモの苗も、挿した芽はほとんど枯れなかったので、いよいよ役目が終わろうとしています。でもなんか、捨てるのはもったいない。かといって、きりがなく作るのもこれまた問題。迷いとまどいの人生であります。たかがさつまいもから人生を考えると言うのも何ですけど。


 

 やっと芽が出てくれました。ほんとに疲れる。なんでこんなに芽がでないんでしょう。ショウガないですねー。これも、どうしてなのか聞いてみたいですよ。またトイレの話になりそう。

 
 

 キャベツとズッキーニ入りです。今回は私も作るのに参加しました。適当に傷めてから、じゃなかった炒めてから蓋をして水分の蒸発を防ぎます。するとスープ城じゃなかった、スープ状になります。

 「殿、キュウリ城の軍隊が押し寄せてこようとしています。」
 「ム、あわてるでない。このスープ城はちょっとはそっとでは落ちない。
  堅固な城なのだ。」
 「でも、一呑みにされてしまったら・・・。」
 「大丈夫。へなちょこ軍隊などモロキュウにして食ってしまうワイ。
  味噌でも用意しておけ。」
 「はっ。」

 おっと、すぐに妄想が浮かび出てきてしまう、この頃であります。


 

 千尋は、このトンネルのような通路を通ってあちらに行くと、そこは別世界なのでありました。そこには、気持悪~~~~そうな婆さんがいて、「お前はこれから千尋ではなくて千(せん)という名前になるのじゃ。」と言うのです。

                        


 というような感じの緑のトンネルです。この不思議なトンネルはウォーキングのコースにあるのです。犬のコロはここを通って行っても何事もおこらないようです。


        


  一日一茶

   ほつほつと二階仕事や五月雨(さつきあめ)
            ほつほつ  少しずつ事をするさま。

  廃 句

   五月雨今年はまだまだもの足りない
   五月雨降ったら読書がしたいのに
   五月雨降ったら昼寝もできるのに
   五月雨蛙は喜び空を見る
   五月雨降るぞ降るぞと降りもせず
   五月雨あじさいひときわ冴えるとき
   五月雨もんしろちょうにああ無情
   五月雨そろそろしたいよホネヤスミ
   ほつほつと慣れない言葉で句を作り
   ほつほつと草むしりする空のつゆ