これからの野菜

2007年08月31日 | Weblog


 さっき大粒の雨が落ちてきたのですが、今はやんでいます。昨日は降りませんでした。降ると思ったので、体が雨降りのモードになってしまいましたよ。それをリセットするのがたいへんでした。

   

 ブルーベリーなのですが、一週に一度か二度とります。取るときには一時間くらいかかってしまいます。今のところ鳥の害はないみたいですから、大いに助かっています。ほぼ中央から右に書けて斜め下にスッと白い線が走っていますが、これは釣り糸です。これも、昨年は丹念に張り巡らせていたのですが、今年はほとんど鳥払ってしまいました。無くても良い見たいです。

                 

   ブログを書くのに、夜更かしをしているわけではないのですが、一昨
   日の文面からはそのように受け止められたようです。ブログ書きが一
   日のしめくくりになっています。夜書くのが落ちついて良いです。そ
   うでない日もありますけど。

                 

   

 キャベツやブロッコリーを植えました。土は、ちょっと赤っぽく写っていますが、本当は黒です。表面は乾いているようだったのですが、ちょっと掘ると、先日の雨で、まだ湿り気があるので大丈夫です。念のために水かけも2~3日やりました。全部が根付いたようです。


   

 その隣に一列。これは白菜の直まきです。これも結構うまく発芽したようです。

 

   

 ひと夏咲いていますからいいですよ。

   


                

   これからは、涼しくなってきて雑草の攻撃が弱くなりますから、朝と
   か日中も書けるようになるかも知れません。でも、一番には読書の時
   間を確保したいです。しかし、これには一つ大きな問題があります。
   それは睡魔です。今日も読めなくて睡魔せん。

                


前置きが長いですが

2007年08月30日 | Weblog

 
 言ったり、書いたりするのは、ある意味でむずかしいことです。言ったことや書いたものが一人歩きを始めるからです。前の総理の小泉さんが「自民党をぶっこわしてでも、、」と言ったことは、「、、、てでも」と言ったはずなのに、今度就任したある大臣は「ぶっ壊されたのですから」と言っています。いつのまにか、ぶっ壊されていたことになっています。私にはぶっ壊れたのか、まだ壊れていないのかは分かりませんが、壊されたとは誰も言わなかったし、何にも書いてなかったような。それとも、壊れたことを私が知らないのか。記者は記者で、いつどのようにぶっ壊れたのですかと聞く人もいない。記者もいいかげんだなぁと思います。
 
 「美しい日本」という言葉も、この頃は総理の人気が低いので、皮肉な表現に利用されることが多いです。言った総理は、さぞや困ったものだと思っていることでしょう。日本は美しいはずだし、美しくあるべきだし、(もっと)美しい国にしていこうという意味合いで言ったのではないかと想像しますが。

 わたしは、誰に味方をしようというつもりで言っているわけではありません。そういうものだという例を挙げただけのことです。近ごろ騒がしい政治のことの例になってしまっただけのことです。私が、政治の話をするなんて珍しいでしょう? 素人だから出来ないんです。それに、漱石が「草枕」で、「知に働けば角が立つ、 情にさおさせば流される、意地を通せば窮 屈だ。 とかく人の世は住みにくい。」 と言っていますが、その件(くだり)がいつも気になっているものですから。関わりあうと泥沼に引きずり込まれる。会議などでもそうですけど、ひと言意見を言うと、それを受けて言う人がいるので、ずるずるとひきずりこまれるものです。曲がりなりにもこれはこのごろ変なブログになってしまっていますが、家庭菜園ブログでもあるしね。

                やがて  ?

 蝉も、ついにツクツクボウシが鳴き始めました。この蝉がとどめです。ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ミンミン、そしてツクツクボウシと、5種類ですね。

 ヒグラシだけが気になります。ほかの蝉の名前は、鳴き方で名前を付けています。ヒグラシだけが鳴く時間で名前が付けられています。夜明けにも鳴くのに。ヨアカシというと意味が違っちゃいますね。一晩中眠らなかったということに。目明かしなんていう職業が江戸時代にあったとか。コインを投げるのが得意な人もいたとか。金持ちなんですね。架空の人物らしいですが。「あらえびす」と自称する野村胡堂という作家の作品ですね。

 もっとも、アブラゼミも鳴き方ではなくて、体の色から来ているのかも知れませんね。私は鳴き方からかなと思っているのですが。

                   

 昨日は涼しいと思われる日だったのですが、案外暑い日でした。ひと頃のように、何もしないでいても汗が流れるという暑さではありませんでしたが、妙に疲れる日でした。  動くと、けっこう暑いのです。ある意味で仕事をやりにくい日でした。暑いならはっきり暑いと分かるような方が私には良いですね。

 草むしりは、二三日の間だけですけど一段落ですね。まだまだ生えている所はありますが、そこは無視です。虫は害を与えるなら無視できませんが。信号を無視するのは、信号虫です。金の虫なんていう虫がいますが、あれは昆虫じゃなくてほ乳類ですね。なのに虫。虫が好かない奴なんてのもありますから、やっぱり人間は虫になっちゃうときがあるんですね。腹の中にも虫がいますね。その虫がおさまらない時があったり、良くないことをすると、体調が悪くなりますね。虫を起こすとか言いますね。虫をわずらったり。時には良くないことを知らせる虫もいます。無視できない虫の話でした。

 話の本筋が何であったか、ここで気づきました。雑草取りの話でしたっけ。これからの雑草は、すぐに実をつけますから要注意ですよ。実りの秋ですからね。「道の小草にもヤレ米がなるよー」ですから。自然農法をやっている方に、雑草抜きは自己満足とか達成感を味わうにすぎない、何せ一定の広さの中に雑草の種は何十万も落ちているのだから、と言われたことがありました。

 確かにそうですね。それに対しては何の反論もできないのですが、ただただ美化のためにやっているようなもの。しかも、多大の時間と疲労という犠牲を払って。でも、今の体系の畑づくりでは雑草は取らないとね。その方の考えは正しいと思うので、いつも私の頭からは離れません。

 いろいろと、考えさせられますな。秋ですからね。何の関係があるんだ? と言われそうですが、何となくです。もの思う秋とでも、、、。まだ天は高くなっていませんけど。馬も肥えないのかな。この頃、近辺にいないので分かりません。

                    

 山の雑草ですが、山仕事はしばらくしないことにしました。定期的にお医者さんに行っていますが、先日、「蜂に刺されると場合によっては命を取られますよ。」と言われてしまいました。そうだ、つまらない山仕事で命を落としたんじゃ割りに合わないと思ったものですから、蜂が動かなくなってからにします。蜂とはち合わせしないようにね。はち巻きしても効果はないでしょうから。朝顔は地植えでも鉢植えでもよし。青森県にある町は八戸。ローマ市内にはバチカン市国があります。戦国武将は蜂須賀小六。おっと、またーー。脱線。ためして脱線。昨夜やっていたのは「集中力」でした。脱線が本線になってしまった私には、集中は無理無理。

                    

 アスパラの茎が倒れるので、縛りに行ったら、おいしそうなのが出ていましたので、5~6本取ってきました。だいぶ茂ったので、少しは取っても大丈夫だろうと判断できたものですから。さっそく夕食に。ほんのり甘みがあっておいしかった~~。来年は頑張っておいしい芽を出してもらわなきゃ。それには、しっかり肥料をやろう。

    

 四角豆もできていたし、オクラも出来ていました。大きくなったオクラははさみで切り落としました。落とした数の方が、取ってきた数よりはるかに多いです。トホホ。でも、猫のミーちゃんがすぐ脇にきて応援していてくれました。彼女は「はたけ」という単語を覚えたようです。「はたけに行こう」というと、気が向いたときには付いてきます。

     座布団十枚

 カボチャのポタージュというのか、スープとでも言うのでしょうか、いちおうポタージュと言った方が格好良さそうなので、ポタージュとしておきますが、それを作ってみました。何と料理らしい料理は初めてです。ずっと前に奥さんに作り方を教わって、冷蔵庫の扉に貼って置いたんですよ。奥さんが職場に行っている間に、ちょっとチャレンジしてみようと思いました。

 カボチャ1/4を薄切りにしてフライパンで炒めました。火が強すぎて少し焦がしました。初めてですから、ドンマイです。次に、タマネギとベーコンをみじん切りにして炒めます。ベーコンはあったらしいのですが、見つからなかったのでハムにしました。その次には水に入れて、煮込んで牛乳を適当に、塩こしょうを適宜。コンソメは入れないでしまいました。今度ね。煮立ったら最後にバター。

     牛負けた~~ 

 晩ご飯に食べてもらいましたが、奥さんからは◎をもらえました。私もおいしかったと思います。息子は私が作ったなんて、シンジラレナイと言った感じ。砂糖は全然使わないのに甘いこと驚きです。初めてにしては出来すぎのような。良すぎると、これからが恐ろしい。芥川賞を取った作家は次の作品に悩むそうな。次はたいていダメですね。賞は励ましなのに、かえって負担になり再起不能になってしまう人もいるんじゃないかと思います。円形脱毛症になってしまう人も居るんじゃないでしょうか。そういう賞は励ましの賞ではくて、「禿げ増し」の賞ですね。賞に恵まれない私のひがみでしょうか。応募もしていないのに。カボチャのポタージュの話が、芥川賞の話になってしまうんですから、ハッと気づいた私も驚きドテカボチャ。

                    

 HISAさんのブログに地蔵盆の行事のことが書いてありました。私の地域では、あまり行われないのでこのお話は珍しいです。家庭内では、やっているところもあるのかも知れません。お寺に行くと何らかの形見られるかも知れませんね。地蔵盆は裏盆とも言われるとか。その頃まで盆提灯を下げておく家がありますね。お盆は盂蘭盆会と言われ、8月も終わり頃のは地蔵盆あるいは裏盆だそうです。

 昔からの行事や祭がどんどん無くなって行きます。たとえ残っていたとしても、「見る参加」ばかりあって、「やる(行う)参加」は減っていきます。祭など「見る参加」だけではつまらない。本当の楽しさは、たいへんですけど「やる参加」ですよ。祭だけでなく、何事も行う側での参加がないと、常に見るだけでは本当の大人になれません。さまざまな職業、さまざまな考えを持つ人、こういう人ともみ合いながらまとめて行って、形のあるものを作り上げていく時に人間が成長するものと思います。理屈だけの人間は半人前のような気がします。職場では偉くても社会ではね。若くしてチャンピオンになってしまうスポーツマンの中には、子供みたいで精神的に成熟していない人がいますからね。

 

        


      藪の中のホオズキ 


 今日は、絵と言い、写真にも、いきものが多く登場しましたね。なんか、どんよりしていますね。予報では降るのだとか。そしたらゆっくりできます。降ってくれ~~~~っ。


                   
 


オクラは収穫がむずかしい

2007年08月29日 | Weblog

 朝は、このごろはブログを書くのは、雑用がたくさんあってきついので、夜書いて日付が変わるのを待ってアップロードをする。という方法を取ることがおおいです。朝書けないと、日中は無理になります。お昼休みは眠くってだめです。そういう風に体がなってしまったんですね。

 今書いているときは今日なんですが、アップするのは明日だから、いかにも当日書いているかのように、「昨日は、、、」と平気で書けないとだめです。

 昨日は日中は暑かったです。その暑い中を草むしりやりました。汗に塩気が無くなったので止めました。危険です。塩分補給です。それには、今年取れたての梅酢です。これがまた美味いんだナー。

 お医者さんの話では、アメリカでどれだけ水を飲めるかコンテストがあったそうで。主婦が一位になったのですが、血液中の塩分濃度が下がり昇天してしまったそうです。たぶん、詳しくは塩分だけではないんでしょうけど。

 無茶なことはするものではないですね。水を飲むと、ある程度飲むと、それ以上は飲みたくなくなりますが、それは血液濃度が下がるから、体がそれを関知して拒否するのだとか。だから、汗をかいたあとは水だけでは水分を取りきれないんですね。

 ぴたりと仕事を止めて、梅酢を二杯飲んで、一休み。それからお昼にして、また一休み。本と睡眠付きの一休みです。それから外出して帰宅してから、トイレの近くのサルスベリがのさばってきたので、思い切り余分な枝をつめました。ついでに雨樋の掃除。そして大汗。こんなことばかりやっているから、収穫は後回しになります。そのせいで、ほとんどのオクラはでっかいサヤになってしまうのです。あまり食べていません。オクラがたべてオクレと言っています。格変化ですね。オクラ。オクラナイ。オクル。オクルトキ。オクレバ。涼しくなってオクレ。

 ところがところが、その作業中に風が出て、とても涼しくなったのです。そして、今も涼しいまま。やったね。オクラの願いが叶ったのか。

 冬から春にかけては三寒四温という言葉がありますが、今の時期ですと、その方法で言うなら三暑四涼です。だんだんそうなります。

 朝の草むしりのときには、脇にミーちゃんが来て、それとなく黙って付き添っていました。手伝ってはくれませんでした。午後の枝葉らいの作業中は、犬のコロを放してやったので、四六時中付きまとっていました。こっちはもう、滅茶苦茶です。これくらい美人にもてると良いんだけどなー。ないない。草でもむしってな。などと言われそう。

 話は変わって、
hachiさん が、瀬戸内寂聴のいたお寺に行ったそうで。あの絵馬がすばらしかったですね。ところで、仁王門があったようですが、仁王様は二体あって、片方は口を開いていて、片方は口をつむっていたと思います。開いている方は「阿(あ)」でつむっている方は「吽(うん)」ですね。神社の狛犬もそうなっています。「阿」はものごとの始まりで、「吽」は「ん」で、おわりの意味です。少林寺拳法では「あ」は攻撃。「ん」は防御だとか。

 何を言いたいのかと言いますと、暑さに対してですよ。なにこれくらいと、向かっていくときには あ です。こりゃたまらん、なんとかしなければ、の時には ん と踏ん張るんですね。阿吽の呼吸でやっていかないと、、、。眠いときには常に ん です。「んー、もーだめだ。眠っちゃう。」となりますから。

 
   

 バジルです。バジリコとも言いますね。バジルは英語ですが、バジリコと言うときには、たぶんイタリア語なのかなと思いますが。ヘンリーはエンリコですからね。全部 コ で終わるわけではないのですが、マークはマルコですね。アリンコもイタリア語なのかな。  違うってば。

 アリンコはとにかく、ハーブですから良い香りがしますね。ショウガの隣にあるんですよ。

 
   

 きれいに色づいてきましたよ。と言っても、今年は隣で苗をピーマンと間違えてくれたので、株の数が多すぎて、、、。そんなに食べたら体中が火事になったようになりそうです。鼻から火炎が吹き出したり、、、、。


   

 ショウガが出来てきたんですよ。これに味噌をつけて、ガリガリと食べるとおいしいんだな~これが。口の中がサッと爽やかになって、涼しい秋風が吹き抜けるような感じがします。こっちの辛さはドンと来い大丈夫です。




   


   



暑かった一日

2007年08月28日 | Weblog

 正月を過ぎてからの寒さは、気分的にも正月を過ぎたせいで盛り上がりに欠けるせいか、やたら寒く感じて、その寒さにも飽きが来ます。お盆をすぎたあとの暑さも同じなのか、ただただこの暑さだけがだらだらと続き飽きがきますね。体も疲れが出てきます。そんこと、くどくどと言ったって、やっぱり暑いですね。ダメだこりゃ。

 以下は、昨日の話です。

 猫は階段を上り切ったところで、半日も眠っていました。 昨日はカーポートの私の車の屋根の上です。「熱い車の屋根の猫」という何かを書いてみようかな。おとといは、私の車の下。「猫編・車輪の下」というタイトルでも良いね。その前の日はどこで寝ていたかは忘れました。

                

 暑い中を押して草むしりに出たのですが、暑いことあついこと。1時間半くらいでおしまいにしました。シャツはビッショリです。それで、今度はブルーベリー摘みです。一時間くらいかかってしまいました。もちろん食べながら摘みます。かなり食べても量は変わりません。

 雑草は、ほとんど名前の分からないものです。牛糞と豚糞に付録としてついてきたものが多いです。付録要らないんですけどね。肥料バケツと一輪車を持っていき、バケツに取った草をいれ、それがいっぱいになると一輪車に入れます。それの繰り返しです。

         
 
 そして、腰には道具入れのバッグ。これに拾った小石を入れます。取った分だけ畑から石が少なくなります。全部取り終えるには、私はあと500年は生き延びなければなりません。それも草むしりができる程度の健康なままで。大丈夫でしょうか。ンなわけネーだろ。俺に聞くなよ。と、怒られますね。

 お昼にしてから読書。だんだん体が崩れてきて、最後は座布団を二つに折ってそれを枕にして読んでいましたが  、ついにこらえきれずに、やっぱり地球がどうなっても、ローマ帝国なんかどうなったって、もうかまわないというような感じで、長いこと眠ってしまいました。同じ「ながい」でも、この場合は「永」を使うと意味が大変違ってしまいますから、注意しなければなりません。暑くてもまだまだ生きていたいですからね。

 夢中で何かの夢を見ていたらしいですが、けたたましい電話の音で起こされ、夢の中味を忘れてしまいましたよ。入場料を返せ~~。あ、夢だから只だったんだ。夢をDVDに録画できると良いんですけどね。 それで、最初は返答に困りました。ろれつがうまくまわらない。

 ふぁいふぁい。あ、そうれす。え? よく聞こえないんですが(聞こえているけど、まだ起きたてなので相手の話が理解できないんです。)。あ、だいじょうびですけど。あ、ハイ。ではまた。ガチャン。 ふあぁぁぁぁ~~~。と、あくび。

 なんていう調子で応答でした。で、忘れないように日程をメモ。日程など、間違わないでしょうね。たぶんだいじょうぶ。

 それから、しそジュースを二杯ほどぐい飲みして、外に、、。物置で着替えて刈り払い機に燃料を入れ。裏山に。最初にお祈り。「どうか、先日のような蜂に出くわしませんように。先日は右のほっぺたを二カ所も刺されてしまいましたものですから。腹がたったものですから、リターンマッチ、いや、この場合はリベンジですね。それで、家に戻り殺虫剤を持ってきて、巣にぶっかけてやりましたよ  。そしたら全滅しましたけど。それで、刺されたところはアロエを塗ったら大丈夫だったのですが、とにかく山の神様よろしくお願いします。」という内容です。 そして、グワーンとエンジンをかけて、一気に立木の間をクズやヤマブドウなどの蔦もものともせずに、刈りすすむ。

 先日、長刀のような大鎌で刈り取った草も、元の木阿弥になっていました。あー。それを見ただけで疲りぇる~~~。

 山は風がないのですごい暑さです。木立のあるところはまだ良いのですが、蚊がいます。木立が切れると、今どきおなじみのお日様がグワングワンと照りつけるんです。そして、ハッと気づきました。「もう止そう。」

 またシャツが汗ビッショリ。体ぐったり。気分は達成感はあったのですが、暑さに負けた~~~。貧しさに負けたのは「昭和枯れススキ」でしたね。

 昔、「私は貝になりたい」というまじめなテレビドラマがありました。最近、新しいのが作られたそうですけど、見ませんでした。主演は、マイトガイの 小林 旭 に似た、歌舞伎俳優です。それで、今日ばかりは「私は猫になりたい」と思いましたね。

 しそジュースですが、よく飲んでいます。なにせ、あちこち紫蘇だらけですから、原料はありますからね。近ごろは、しそジュースを7か8に対して、牛乳を2~3を入れると、酢のきつさがマイルドになって、ぐっと飲みやすくなるのが分かりました。

          


 家に戻ってきたら、奥さんが職場から帰ってきていて、もう着替えて草むしりをやっています。すごい馬力。それくらいやらないと、雑草天国になってしまうんですよ。

 私は、もうエネルギーが枯渇しかかっていましたので、そのまま風呂の水を屋根から落として、お風呂に入ってしまいました。そして夕食。ポークソテーはおいしかった~~。

 そんな一日でした。昨日も、まあ似たような一日で、あしたもきっとそうでしょうね。猫は明日もどこかで寝るんでしょうね。ずっと健康で居られますように。です。


    

     シュウメイギク(秋明菊)


     サルスベリ





   

 

損ばかりしていますが

2007年08月27日 | Weblog


 暑さがぶり返してきましたね。あの涼しさはぬか喜びだったようです。あまり早くから喜ぶものではありませんね。でも、連続した暑さの中で、ポッと一日涼しい日があったことは、疲れを癒すためには良かったかなと思います。考えてみれば、ぬか喜びではなかったんだ。その場、その時に喜ぶのも悪くはないですね。

 ところで、この場合の「ぬか」ってのは、あの米糠の糠なんですね。便りがないというのか、「糠に釘」の何ともしようのないダメなものということでしょうね。糠は肥料に良いのにね。糠味噌漬けなんておいしいですよね。物は使いようでしょうか。

 
   

 先日、一日と一晩、しとしとと、時には激しく降ったので、さぞや穴には水が溜まっていることだろうと、期待して覗いてみたら、あれ?さっぱり。

 まだ結論付けは早いですが、今の状態から判断すると、この様子では水が溜まるというのは、よほどの大雨の時以外は、たぶん陸田のせいだろうという推測ができそうです。今は、陸田は水を上げていませんからね。ただひたすら、はち切れんばかりに稔るのを待っているだけですから。


   

 里芋は順調に育っていますよ。なんか、この分ですと今年も全部たべきれない感じです。でも、すくすく育つのを見ているのは気持ちがいいです。この茎は干してケンチンに入れます。


   

 たけさん も紹介していましたが、私のところでもニラの花がさいています。これは畑のニラではなくて、ほったらかしして、野生化したにらです。野生化と言っても品種が変わるわけではありませんから、きちんと刈り込んでおけば時期には食べられます。左脇にちらっと顔を出している花は冬瓜です。

   
     



     


                  


 人間というものは、そういつもは得をしている訳ではありません。普通の人はどちらかというと損ばかりしていることがおおいですね。

 日産自動車がその昔、日本の事情によく合った車を開発して、ダットサンという小型乗用車を作りましたが、開発者の代表3人の名前の頭文字をとって DAT にしたそうです。その人たちの子と言うわけで、SON をつけて DATSON という名前にしたそうですが、SON はソンと読まれ損に通ずるというので、SUN にしたとか。SUN なら、日産の「日」にも通じますからなお良しでしょうね。  

 私はどちらかというと損ばかりしているタイプです。種を買いすぎて、ついぞ蒔かないでしまったとか、年を取ってくると忘れっぽいですから、これは良い本を見つけたと喜んで買ってきたら、家の書棚にきちんと入っていたとか、JA の食品配達の人がきて、「○○はどうですか。」なんて言われるとすぐに買っちゃいます。


  

 でも、昨日はちょっと得をした感じがしました。とあるところに行こうと思っていたのですが、道中が長いので、ちょっとトイレを拝借にある店に入ったのですが、少し涼んでからと思って、店内を見ていたらなんと、`¥100の中古 CD を4枚も見つけてしまいましたよ。

 上の段から 秋吉敏子の「砂漠の女」。赤い鳥コンプリートベスト。アンディ・ウィリアムス「ムーンリバー」(一種のベスト盤)。グレン・グールドのバッハの「フーガの技法」。です。グレン・グールドはめずらしく、オルガンを弾いています。


                

 今日も暑くなってきましたが、いま涼しい風が吹き始めました。ずっと吹いていて欲しいですが、なにせ風というのは私の気持ちと同じで気まぐれですから、どうでしょうか。「さーて、今日も一日昼ねするぞー。」というのはわが家のミーコです。私は野良仕事でも始めましょうか。




盆おどり

2007年08月26日 | Weblog


 やはり暑いですね。例年のことを考えると、あと半月は暑いあついと言って過ごすようだと思います。毎年おなじようなことを言いながら、一つひとつ年を取っていくわけだ。犬や猫は、暑いなんて言わなくたって年を取ってしまいますね。不思議だ。

 天網恢恢 疎而不失(てんもうかいかい そにしてうしなわず。)  疎而不漏 (そにしてもらさず )という言い方もありますね。老子という人の思想です。天の網は目が粗くて、見落としてしまいそうだが、決して悪い人は逃さない。という意味だそうです。悪人でなくったって、誰も漏らさず年をとるもんですね。天の神様も、一人くらい年を取らせるのを、間違って忘れてしまったって良いのにね。

 「私ゃ、どうして死ねないんだろうね。自殺を何度も試みてるんだが、生き返っちゃうんだよ。もう、おれのひーひーひーひーひー孫たちの世代なんだけど。おれ? 江戸時代のはじめの頃うまれたんだけど。」なんて人がいたらすごいでしょうね。なんて、バカげたことを考えています。暑いですからね。

 ごく普通の人は、やれ巨人が負けただの、アントニオ猪木はどうしているだろうかだの、マリリン・モンローが生きていたら、どんな婆さんになっているだろうかだの、自民主党なんて出来るはずがないだの、ビールがどうのこうの、枝豆をもっと食べたいだの、カレーの方が良かったかなだの、「飛行機と麻雀は上がらなきゃ意味ねーんだよ。」なんて言いながら、ワイワイガヤガヤとやりながら生きて年を取っていくんですね。

 そのような、ごく普通の人が昨夜はわが家の近くのグランドで盆踊り大会を開きました。普通の人たちの盆踊りですから、凡踊りですね。良家のお坊っちゃまの踊りは、坊ん踊りです。


   

 提灯がずっと登っていったところの櫓の下で、子供たちも踊っていましたね。ちらっと見えるでしょう。テントがいくつか立っていました。右手の方の頭の後の方まで禿げている人がいるテントが本部です。

 大太鼓、小太鼓のリズムに乗って、笛のねちっこい、コブシ(小節)のきいたメロディーがとてもいいですね。このメロディーは大好きです。出来るなら吹いてみたいですが、「教えてくれ。」なんて言ったくらいなら、引きずり込まれてしまって、もう、あり地獄のように出られなくなり、草むしりなどやっていられなくなりますから、そういうことは口が裂けても言いません。言っちゃいそうな気もしますが、そういうときにはガムテープを持ち歩くことにします。

 「どうしてガムテープ持ち歩いているの?」「笛を教えてくれと言っちゃいそうな気がするのでね。  あ、言っちゃった。」 なんて場面など決して無いように、、、。

 男子の本懐は草むしりにあるのか、それとも笛か。考えてみたらどっちでもなかった。


   

 こちらは、子供会のテント。お母さんたちが、昼間っからいろいろと準備をしていたようで、焼きそばやらなにやらを食べているお客さんたちがいました。小っちゃい子や、若いおかあさんたちがいると、なんとなく元気はつらつと花やいで、盆踊りも楽しそうです。こどもはカワイイですね。

 露天商はまったく出ていませんでした。たぶん商売にならないんでしょうね。それほど大きな規模の盆踊りではありませんから。

 ちょっと前までは、あちこちの村から、それらしいコスプレをした5人、10人の団体が押し寄せ、コンテスト形式で踊りを披露して、賞をもらっていくというのが多かったのですが、この頃はあまりまとまらないのか、飽きてきたのか、形を変えて多少はやっているようですが、その形ではだめなようです。時代も変わってきたんですね。

 孫が盆踊りに行っているから、なんていうことなんでしょうか。お年寄りの見物もけっこう多かったですね。車いすのお年寄りも何人もいましたね。家族に連れられてきているんですね。なかなか微笑ましい光景でした。


   

 その隣では野球をやっていました。この照明もあったので、隣の芝生で行われた盆踊りの会場も、とても明るかったですね。野球をやっている人たちも笛の音にあわせて投げたり取ったり。そんなはずないですね。「まじめにやれー、このやろー。」ってなことになりますからね。この二つの団体のアンバランスがまた面白かったです。




   

 いよいよ栗の季節です。もう落ち始めました。これから約一ヶ月半のバトルが始まりつつあります。烏骨鶏と同じに、栗も少なくしようと思っているのですが、木はなかなか枯れないし、実がこぼれて、そこから発芽し、普通の木になっちゃうこともあるのです。

 全部切り倒したとしても、そのあと何にするかと言っても、やりようがないので、そのままです。今の状態ならなんとかやりくりできますからね。「やり栗算段、かなりの負担、融通利かないこと何十年。」なんてのが当てはまりそう。元々は畑だったのですが、負担が大変で栗にしたのですから。

 烏骨鶏も、少しずつ減らそうと思っても、後からあとから卵を抱き始めるんですよ。卵をもってきちゃうこともあるのですが、その鶏は立ち上がっても、次のがまた抱き始めるんです。どうするんですか、これ。説得しようにも、鶏ではネー。何を言っても、そりゃケッコーなんて言われちゃって、、、。烏骨鶏だけに、コッケーな話です。彼等の方がずっと上手ですよ。感情を持たないってのは強いですね。



     


     


朝の大仕事

2007年08月25日 | Weblog


 また暑さがぶり返してきました。しつこいね~。でも、ひところのような力はないですよ。夜はとても涼しいし。昼間は東風がとても涼しいですからね。東風は海風ですから、涼しいのはあたりまえです。今年は海に一度も行っていません。いや、今年です。すぐそこにあるのに、、、。 
  こち(東風)ふかば 暑さとばせよ日蔭では 我と猫とが昼寝するから~   

 てなことで、大汗かいたら一休み。眠れるときには眠ります。読書などしていると、さっき食べたお昼ご飯が大いに効果を増幅させ、「もう世の中はどうなっても良い。筑波山が爆発しようと、富士山が海底に沈もうと、おれは眠る~~。」ってな気持ちになっちゃいます。考えてみると私も大物だなぁ。その時だけはネ。

 そして楽しいメルヘンの世界へ。不思議な国のアリス以上に不思議な夢を見るのです。ハリーポッターより面白いですね。しかし、時々見るあの景色は一体どこなんだろうか。分かるなら目覚めている時に一度は行ってみたいものです。覚えている風景が、おそらく10くらいあるんですよ。どこか、実際にある場所なんですかね。

          potter ポッター(陶工、陶芸家)

                ~

 そんなことはどうでもいいですが、昨日は朝飯前に大仕事をしてしまいましたよ。仕事はその日その日で、前後左右の様子を見たり気分によったりで、何をやるかを決めます。昨日は、そろそろうっとうしく感じられるようになってきたので、ミニトマトとカボチャとマリーゴールドの混在地区をやっつけようと思ったのでした。

  

 畑から、取ってきたミニトマト、カボチャのつる、マリーゴールド、雑草です。今回は燃やしちゃえと思いましたので、運び終わってから火をつけました。生ですし、朝露が付いていますので、なかなか素直には燃えてくれません。しかし、材木屋さんからもらってきている端材がたくさんあるので、燃料にはことかくようなことはありません。なるべく広げて、まずは露を天日で乾かしながらくべています。

  汗かいて つまみ食いしたミニトマト あの味は世界一だった~


  

 その、作物のジャングルを取り払ったあとの畑です。あの、カボチャのつるがミニトマトの海でサーフィンをしていた所です。きれいになりました。ここに午後になってから、まずヨウリンと苦土石灰を撒いてトラクターで耕しました。いよいよ秋以降の野菜の準備です。土はまだ水分を多く含んでいるので、重くトラクターがあえいでいました。深堀にしたものですからねー。「と(お)らくだーびれた」と言っていましたよ。ごめんなさい。でも、気分スッキリです。

 あ、堆肥は畝を作って、その畝の中に撒くことにしています。そうでないと、すぐに使い切ってしまうからです。

               

   あ~~~ ちょいと出ました三角野郎が 四角四面の櫓の上で~ 
   音頭とるとは恐れながら~ ・・・・・ 

 は群馬県の民謡の八木節です。それで、四角四面の四角豆の話からです。


  

 四角豆はこんなに立派に生長しているんですよ。なのに、なのにどうしてどうして豆ができないの~。ボクは泣いちっち、一人で泣いちっち、、、、なんて歌がありましたね。守谷 浩でしたね。私が中学生の頃でしたかネー。彼はいま何をしているんでしょうか。おっと、また脱線。どこから脱線したんだー? 
 

  

 ところが、ところが、どうですか。見てください。こんなに出来ていたんです。発見したときには小躍りしたい気持ちになりましたよ。これだけとるのに、すごく時間がかかりました。どうしてかと言いますと、葉っぱの陰にあり、葉っぱの色にとても似ているので、よくよく見ないとなっているのが分からないのです。まずは発見するのに時間がかかってしまったのです。

 きょうは、天ぷらにしてもらいました。癖はまったくなくて、外側がカラッと揚がって、芯のあたりにボリューム感があるという感じでした。初めてしみじみ食べられましたよ。

??? 三角野郎って何だ ???   

 調べましたよ。
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=9721702 に、こんなのがありました。
 「義理を欠く」、「人情を欠く」、「恥を掻く」の三拍子揃った男のこと。「三欠く」が三角になった。と書いてありました。なるほどねー。謙遜して言っているんでしょうかね。私などは四角とか五角になっちゃいそう。何に欠けるかというと、気づいていないから自分では分からない。なんとなく欠いているものがありそうな感じはします。どうしようもないですね。だめだこりゃ、です。


   


     月火水の次


   


 蛇足)
    八木節は、それこそ沢山の歌詞があるそうです。
    ここに挙げたのは、数ある中のうちの一つの歌詞です。

 補)月火水 の次は

    木金 = 木槿(「もくきん」とも読めますよ ) = むくげ




 


つるとかめがすべった~

2007年08月24日 | Weblog

 高校野球は近づかないようにしています。どうも、あまり熱狂的に騒ぐ大人が多いので、バカらしくなってしまうからです。ほかのスポーツもそうです。スポーツは決して嫌いではないのですけど、、、、。
                                   

 しかし、今回は終わってから嬉しい話を聞きました。こんど優勝した学校は、ごく普通の県立校だとか。私立ではダメかというと、そういう内容の話ではありません。県立は、なかなか勝ち進めません。スカウトはしないし、いろいろな不利な点があります。詳しく言うと差し障りがあるので、やめますけど。

 しかも、その学校はほとんどが進学する学校だとか。たまには、そういう学校が優勝すると良いですね。どこの学校も可能性があるということを示してくれたから嬉しいです。

 しばらく前ですが、私の県の代表校が優勝をしたことがありました。その頃、私はアマチュア無線をやっていましたが、他県の人に「おめでとうございます。県立校が勝ったので嬉しいです。」と言われたことがありました。その学校も、ごく普通の高校でした。


                

 アスパラガスは、今頃になって太い茎が続々とまでは行かないまでも、少しずつ出てきています。食べました。おいしかったです。大丈夫なんですね。時期が遅れたという感じもしました。でも、数は少ないですね。

 肥料をやりましたよ。まず、堆肥。それから鶏糞。化成肥料。でも、問題は程度です。ですので、ダメにして元の子もなくなるというようなことの内容に、恐る恐るそっとすこしずつ追肥しています。

 でも、二年目には枯れるのが多かったり、茎に虫が入ったりして、だめになっていく菜園もあるそうです。どうして二年目にダメになるのか、ある人に聞かれましたが、専門家ではないので、分かりません。ネットで調べてみましたが、なかなかそういうことが書いてあるサイトにヒットしませんでした。

                ~

  

 これは何でしょう。ゴーヤです。コリンキーに負けずに、線は細いですけど、ゴーヤの海を作っていますよ。なんでまたこうなるの  。点々と黄色いのは波ではなくて花です。手前のオレンジの花はマリーゴールド。右上に写っているのは、四角豆です。どっちもツルがありますので、ゴーヤは四角豆の手に登ろうとしているし、四角豆はゴーヤの海に手を伸ばそうとしています。バトルですね。

 で、ゴーヤのツルだけ切り払っています。不公平ですね。でも、私にとっては四角豆の方が大切ですから。ゴーヤはもごやごやと不平を言っています。そんなこと聞いていられないですよ。ここで熟して種が落ち、そして来年もこのあたりで発芽することでしょう。

 振り返ってみると、なんか今年はツルを持つ作物が多くなってしまったようです。インゲン、トラ豆、ヨクタカリマメ、四角豆、カボチャ、コリンキー、キュウリ、ゴーヤ、スイカなどなど。

 その結果、ツルとカメがすーべったではなかった。ツルとツルが喧嘩した~、となってしまったのでありました。ところで、あの歌の「夜明けの晩」というのは何だろう。夜明けになったら晩ではないはず。


  


 ウドの花です。これは頂上に咲きます。それぞれのつぶつぶが丸い形をしていて、そのまま種になります。もちろん、その種で増えていきます。野生のものですから、繁殖力はあります。強いです。


  

 私には区別が付かないのですが、これは雑草のオヒシバかメヒシバです。これがくせ者で、これくらいになると、抜くのが大変です。肩こりを起こさせる草です。これが私の地域では多いですね。いまは、そろそろ秋の気配を感じているのか、すぐに実がなります。早く実を落とし子孫を残そうという算段なんでしょうね。



    


    


 花は奥さんが作っています。ときどき友達が苗をくれることもあります。いろいろな花があって、家の周りは 花 はな 花 です。花は良いですねー。



ひと雨で変わるもの

2007年08月23日 | Weblog

 自然の力というのはすごいものです。たった一晩の雨で、こうも変わるとは。昼間は暑いと言えども、あのものすごい暑さはすでに無く、晩になるともう涼しくてたまらない、とても過ごしやすい宵となってしまったではないですか。

 喜ぶのはまだ早いかも知れません。しかし、今からはとても暑い日は多少はあったとしても、あのお盆前後のころの連日続く猛暑はぶり返さないと思います。と願いたいで~~す。断言できないのが人間の弱さですね。

 今日は、土がとても重たかったです。それに、まだギュッと握ると水がしたたり落ちるような感じがしました。落ちはしませんけど。


               ~

 
  

 きのうのモロコシに続いて、その隣に生えているキビです。実が出来てきている証拠は、この垂れ下がりようで分かります。だらりと垂れるのが特徴ですから。

 最初はスズメが多少は行き来していました。しかし、なぜかもう来ない。どうしてでしょうか。謎ですが、その謎は私は知っています。それは、田んぼの米ができてきたからです。キビより米の方がうまい。スズメはそれを知っている。そのおかげで、こちらは防鳥ネットの手間が省けるというもの。私はニヤニヤしながら、スズメの声を防鳥、いや傍聴しているだけ。スズメさん、田んぼに行ってらっしゃい~~~。


  

 さて、その隣で出来つつあるのは、今年 
hachiさん からいただいたトラ豆です。ちょっと肝心の豆のところがピンぼけになってしまいました。竹にピントが合ったみたい。オートフォーカスのせいにしちゃいます。これ、大内宿でも売っていましたね。今売っているということは、昨年の豆ですから、来年蒔くようになりますから、もし買って蒔くとしても、発芽率は落ちるでしょうね。


  

 雑草です。名前はスベリヒユ。どこか観葉植物のような雰囲気があります。これが、この雨で立ち上がり、しかも体内いっぱいに水分をため込んではち切れそうになっています。乾きのために、そうとう体液の濃度が高くなっていたせいか、水分をどんどん水根だみたいです。

 この雑草は、抜いて置いてもなかなか枯れません。乾きにとても強い代物です。体内の水分で暮らしているんですね。次の雨をまって、雨が降ったら根を土に入れて生き返っちゃおという算段のようです。ですので、こいつは埋めてしまうとイチコロです。



    


    




やっと降りました

2007年08月22日 | Weblog


 突然ですが、ニャンパルさん の朝のお仕事はお風呂の掃除だそうです。私だってそれくらいはやっています。それに、犬と猫と鶏の餌やりもしていますからたいへんです。あとは、場合によっては朝飯前に草むしり。それも取る草の量は一輪車に数台分。これくらいやれば自慢できるでしょうか。いえ、別にニャンパルさんの向こうを張るつもりではないんですからね。

                 


 久しぶりに、ドッと降りました。午後も遅くなって、草むしりをしていたところ、大江山の酒呑童子でも乗っかっているのかと思われるような、怪しい黒い雲がどんどん押し寄せてきて、バケツをひっくりかえしたような雨となりました。これで、砂漠は生き返ります。雑草もネ。トホホ。 

 バケツのあとは、しとしとピッチャンです。静かに降っています。傾斜のあるところでは、バケツはダメですね。サッと流れてしまいますから。このしとしとピッチャンが、地肌にしみこむしみこむなんです。

 そして、涼しさが舞い戻ってきました。このまま行っちゃえばいいんですけど、秋の彼岸までにはあと一ヶ月。早すぎるネ。だめだこりゃ。残暑のしつこい名残を、また嫌というほど味わわなければなりません。これも人生だ。

                 
              
 久しぶりの雷さんは、ちょっとしつこかったですね。終わったと思ったら、すぐ近くで まだだーっ とばかりにまた一発。あわててパソコンの電源を切りましたよ。そして、しばらくしてからまた始めると、また雷さんに怒鳴られました。すみません~~~~ん と、また急いで電源を切りました。

        雷の音より高し 妻の声     


       (二句目は図らずも盗作気味ですので削除

        雷の音より多し 妻の愚痴     

        済んだかと 思ったら また雷   (追加)

 私の奥さんのことじゃないですよ。私はすすんで家庭の不和を招くようなことはしたくありませんからね。ニャンパルさんの句にヒントを得て、想像して作った句ですからね 。 いやはやどうも、言い訳も苦労(句労)しますよ。この三句、作っちゃったんだから、もうしかたがない。何か奥さんの職場で話題に出されそうな気がするナー。笛吹さん、お後はよろしく。

 雷は 「 神鳴り 」 ですね。「 かみさんが(ど)なる 」 とも取れますね。すごい一致を発見してしまいました。論文書こうかな。この程度では一枚しか書けない。いや、一行しか書けませんね。だめだこりゃ。でも、山の神のあたりから話を持っていけば、結構長く書けるかもしれませんね。



    

 今年三世代目のとうもろこしです。暑さ加減のせいでしょうか。一世代目と違って、いつのまにか出来ちゃっているという感じです。早いです。いま流行の、出来ちゃったコーンですね。まぎらわしい。最初のとは違って、期待感も薄らいでいます。出来るのを待っていて食べるというのではなく、できたから食うか、という感じです。夏の終わり頃のだらけた気持ちですね。アンニュイ&アパシー。これも暑さのせいです。


   

 コリンキーは、やはりカボチャでした。見てください、この広がり具合を。「 侵掠如火。侵略すること火の如し 」 です。種を蒔いたときには、こんなイメージは決して脳裏に浮かびませんでした。ただただ呆れ驚くばかりです。カボチャに侵略され、コリンキーにまで侵略されるとは。あ~~疲れる  。


   

 その近くで、高見の見物をしながら実りつつあるのはモロコシです。そのうちに、コリンキーが足下に迫ってくるのも知らずにネ。おめでたい奴だ。

 今年はほとんどが、こぼれ種からです。もう、めんどうくさくなってしまって、こぼれ種がしっかりと出たので、きちんと蒔くことは蒔きましたが、そっちはどうでも良くなってしまいました。

 しかし、こういうものは強いですね。今年は、こぼれ種から、いっぱしの作物に育ててしまったものは、このモロコシと、キビ、ゴーヤ、それに毎年繰り返しのミニトマトですね。シソなんかは数に入れていませんが。なんか、画家みたいですね。モネとかゴヤとかに、、。




     


     




熱中症

2007年08月22日 | Weblog


 夜になっても暑いです。日中は暑いので、午前中も早い時間と午後は遅い時間に畑に出ます。

 家の中にいても熱中症になるそうですから、たいへんですね。今年は熱中症で死亡というニュースが目立ちます。私などすぐに物事に熱中するので、気をつけなくっちゃ。これも熱中症? 

 従兄弟が、ハウスの中で、トマトの出荷の準備をしていたら熱中症になってしまったそうです。普段は大丈夫でも、その時の体の調子にもよるでしょうから、気をつけないといけませんね。

 そんな訳で、昼はもう  ですよ。 だって  だって寝ているじゃぁありませんか。そんなに張り切っても、 になっちゃったら大変ですからね。

 水分を取っただけでは危険なのだそうです。塩分がないと死ぬそうです。私は汗がしょっぱくなくなったら塩分が足りないなと思う事にしています。もっとも、その時には遅すぎるかも知れませんから、気をつけなくてはなりません。おいしいものばかり追及していると、つい塩分をとりすぎたり、少なかったりということになりますからね。塩梅加減が大切です。てなことで、梅干しがいいですかね。

 おいしいものと言えば、東京オリンピックのころでしたか、今のようなおいしいものは少なかったですね。「タンパク質がたりないよ。」というコマーシャルがありました。あの頃は肥った人はめずらしかったです。私など、骨に皮がひっついているというくらい痩せていました。なので、「痩せ」という言葉が聞こえてくるとドキッとしましたね。今は「ふと」という声を聞くとガクンときます。

 今は飽食の時代です。 こんな人が多いんじゃないでしょうか。因みにこれは私でも私の家族の誰でもありませんからね。私はこれに限りなく近いですけど、、、。

 飽食と共に宝飾品も出回っています。わが家には縁(円)がないですけど。黄金の野菜ならありますよ。カボチャですが。ルビーの指輪だってあるぜ。トマトだけど。熟す前なんかエメラルドですよ。重くて指輪には向かないんだワ。

 あの頃はまだ日本はビンボーでした。なんでも新幹線を作るのに、世界銀行から借金をしたとか。今はネー。もっとも、バブルがはじけてからは、個人がビンボーになりつつありますね。

  
   

 そんな話になってくると、やれ内閣改造がどうのこうのということになりますから、、、、。コリンキーです。これくらいの大きさが食べ頃でしょうか。左下のはちょっと出来すぎですけど、これでも食べられます。内閣もコリンキーコリンキーコリンキーですか? おっと脱線寸前。

 例によって、オクラと同じに、適齢期をすぐに逃してしまうのが得意なんですよ。だめですね~。今はガイコツに共鳴させないで食べられるようになりました。

   

 カボチャの花はまだまだ咲いています。しかし、元気ですねー。根本近くの葉っぱは無くなってしまいました。そのあたりのカボチャを取らないでいたら、葉っぱが無くなったので、直に太陽熱を浴びたものですから、熱中症にかかり、いくつかダメになってしまいました。かれらも案外弱いところがあるんですね。

   

 草刈りをした栗畑です。今年はここでまだバーベキューをやっていません。もっとも、今は暑すぎてやれませんけど。楽しさなどを通り越してしまいますよ。

 「今年は暑いね。」「バーベキューだからナ。」「え? 話がつながらないジャン。」「我々が焼かれているっつうことサ。」「なーる。」


     


     


    食卓に オアシスひとつ 冷や奴    凡蔵

    ひぐらしの 声を聞きつつ 夕餉かな  甚六

 


カボチャの料理

2007年08月21日 | Weblog


 しばらく前にインターネットラジオを録音して、CD化しておいた音楽の一部を、いま聞いているところです。いまかかっているのは、ブラームスです。いろいろな曲の一つの楽章だけが放送されます。ですので、仕上がるCDはコンピレーション盤です。たとえば、「映画に出てきたブラームス」なんていうタイトルで売り出しているCDがあったとすると、まあそれに似たような版になるわけです。
                             

 交響曲第一番の第一楽章が始まりました。そろそろ秋の気配が忍び寄ってこないでしょうか。こういう曲が秋には似合いますね。秋を一歩先取りという感じで聞いています。

 暑さが戻りましたが、一時の勢いはないので助かります。昨日は午前は栗山の草刈りをしました。公園のような風景になりましたよ。写真は撮らないでしまいました。午後はゆっくりして、熱中症にならないようにうまくかわし、その間に昼寝で睡眠不足を取り戻し  、まだ暑いかなと思う頃に畑に。

 暑いので、日蔭から草むしりを始めました。初盆(新盆)の準備と後始末のために、かれこれ2週間ほど畑はろくに出られませんでしたので、その間に雑草が思い切り暴れまくっていました。

 奥さんが仕事から帰ってきて、休まずにすぐに畑にでて、さっそく草取りに加わりました。百言語ったところで、一本でも草を抜かなければ畑は成り立ちません。自然農法というやりかたもありますが、そういう方法は私たちは取りませんから。

 それを焦らずじっくりとむしり、そして取ったあとから燃やしてしまいます。オヒシバなどはもう種ができていますからね。スベリヒユも花が咲き始めました。スベリヒユというのは、あの観葉植物のような肉厚の葉と水分をたっぷりためた茎を持っています。そのため、抜いて置いてもなかなか枯れません。お浸しにしてたべられるとか。でも、食べる気はしません。

 夜になると、昼の疲れからか足が引きつって痛くてたまりません。二の腕というのは、肱から肩までの部分ですが、二の足というのはありませんね。あっても意味が違い、ためらうという意味になります。でも、この場合は何というのか、左足の膝から足の付け根までの内側の部分、やはり二の足というべきはずの所、ここがものすごく引きつります。

      

 5~6分のたうちまわり、静まるのを待って湿布薬を貼りました。これが今のところ効きます。真夜中につっぱられると困ります。暗いし、頭はもうろうとしているし、どうしようもなく苦痛の十数分を、脂汗を流しながら過ごさなければなりません。

               ~

   

 ビオトープは、水が腐らないように、定期的あるいは不定期に水を足しています。余った分は導管で外に流れるようにしてあります。大抵は外にかなり流れるまで足しています。そのせいか水は澄んでいます。悪臭もぜんぜんしません。


   

 奥さんが、カボチャでこんなものを焼いてくれました。こんがりと焼けています。中は適度な湿り気があって、甘くておいしかったですね。一部、お客さんにも食べてもらいました。カボチャはいろいろと料理ができるんですね。


   

 塩野七生(しおのななみ)さんの「ローマ人の物語」ですが、そろそろ今買い置きしてある分は読み終わります。ブックオフに行ったら、どっさりとありましたので、買い足してきました。一時は、ハードカバーの本で揃えようかなと思って、本屋さんに見に行きましたが、内容は同じで、図版や地図もほとんど同じなので、安い文庫本で買いそろえようと決めました。場所は取らないし、あとで読み返すかどうかは大きな疑問です。せいぜい、思い出したときに、何かに引用するときに、字句や表現を確かめる程度ですからね。

 それにしても、この本は面白いです。歴史書でもないし、小説でもない、その間の子とでも言いましょうか。歴史の本では、登場人物はたいてい死体のままです。政治体制などが多く語られます。小説は死んだ人間が息を吹き返し、自分の目の前で活躍します。この本は、死んだ人間が目の前で動き回りますが、資料もそれなりに提示されています。


                 ~

 今日は、撮りおきの野菜の写真は全部使ってしまっていましたので、畑の様子を写した写真がありません。駄物はありますが、それは出しません。まだお盆の後遺症があります。

                 ~

 近ごろ、家庭菜園ブログをやっている方々には、私のブログは少し不満に感じることと思います。菜園以外のことが多くなっていますからね。100%野菜のことだけでは、私の場合は何か物足りないので、こんな形になっています。別なブログを開設したらよいだろうと言われそうですが、別なサイトもありますが、二つ同時に力を入れてはできません。畑仕事ができなくなってしまいますからね。

 まあ、そういうことで、思いついたことを大抵は無責任に書きつづっていますので、悪しからずご了承ください。


   


   


 「花のいのちは短くて、、、、。」と言ったのは誰でしたっけ。そのとおりなので、花の写真は掲載が大幅にずれて、散ってしまってから掲載することがよくありますので、そのつもりでご覧ください。



トマトは豊作

2007年08月20日 | Weblog


 また暑さが戻りました。しかし、おとといまでの暑さとは違います。暑い事は暑いですが、一時のような力はない暑さですね。おとといまでは、座っていても汗が止めどもなく流れてきましたからね。私も人並みに暑さを感じているんですよ。

 昨日のところで、良い足りなかったので、少し大内宿のことを。大内宿の家々は、実際に生活している場でもあります。私が気づいたのでは、一軒だけ店をやっていない家がありましたが、それ以外は全部店をやっていました。何か約束事でもあるんでしょうか。

 観光化されているでしょうが、観光化されなければやっていけないでしょうね。それに屋根の補修には莫大なお金がかかりそうです。


                ~

 セイダカアワダチソウが、今年も出ています。だんだんみっともなくなってきました。刈ってもまたでるので、この頃は抜いています。ですので、仕事はさっぱり進みません。お寺の引っ越しですよ。あついしねー。

 つたを持った草ものさばっています。木の上にはい上がり、かぶさり、倒そうとしています。それを見ると、何か宇宙から来たもののように見えます。そんなにかぶさっちゃ、ダメだつたら  。

              ~


   

 まだ若いスイカがあります。まだこれからも、もう少し食べられそうなので、楽しみにしています。ひとつ割ると、そうとう食べられますので、続けては要らないですが、せっかく作っているのですから、余計に食べたいです。そのために作るわけですけどね。食いしん坊で~~す。えーと、「お弁当にさいころステーキを入れる?ってきかれたら、ウンて言うね。」というコマーシャルがありましたね。ああいういたずらっ子の顔はいいですね。で、私は「スイカ食べる?」って聞かれたら、「ウン。」て言うね。なに? いい顔じゃない? まず、幼稚園の子とは年が全然違うし、、、、。


   

 取れるときには取れるもんです。これ全部たべる気でいます。丸ごとガブッとやるのはトマト気持ちいいです。包丁で切って出されるものよりおいしい気がする。


   

 梅干しを干しました。梅干しを干すという言い方は、馬から落ちて落馬した、というのと同じ言い方ですが、うまく言えませんから、しかたない。梅を干したと言えばいいのでしょうか。梅を干したら、名前は梅干しとなるかも知れませんが、あの酸っぱい梅干しにはならない。ただ干しただけの梅を梅干しと言うだろうか。あ~~、この暑いのに日本語は面倒くさい。 とにかく、干しました。良い香りがしました。おわり。これでスッキリ。



   


   

 

 久しぶりに

  補) お寺の引っ越し

     墓行かない → 計(はか)行かない = 思うように進まない



大内宿に行きました

2007年08月19日 | Weblog

 昨日は、たいへん涼しい日で、命が回復したような気がしました。今日は再び暑くなるそうです

 あさ早く起きて、草むしりをしました。一輪車で5~6台分は抜いた草を運んだでしょうか。そのせいで、朝ご飯のおいしいことおいしいこと。でも、食べ過ぎはしませんでしたよ。あとで苦しくなりますからね。

 昨日は、涼しかったので、屋根に上げた風呂用の水は沸いていませんでした。めずらしいことです。今までは、暑くて全部は使い切れないほどでしたが、昨夜は少し沸かし足しました。

                 ~

 お盆はたいへんでした。それで感じたのか、労をねぎらってか、二人でどこかに行って遊んできたら良いでしょうと、息子が送り出してくれました。さんざん考えた末に、福島県の大内宿というところに行くことにしました。出発は朝の6時半ですから早くもありません。

 ずっと田舎道ばかり走って行きました。途中に白河市がありますが、そこはできるだけ町に入らないように迂回して通りました。ここは、徳川秀忠の子である保科正之の居たところです。また、寛政の改革で有名な松平定信もここの藩主を勤めました。

 10時前後の頃に目的地に着きましたが、行ってびっくり玉手箱。そこだけ異常に多い 人 ひと ヒト hito 。人だらけです。

   

 ここは、江戸時代の集落がそのままの姿で残ったところです。会津藩の殿様一行が参勤交代で通った道ぞいにあります。ほとんどの家は茅葺きです。一部は茅葺きにトタンを被せた屋根にしてあります。

   

 殿様が泊まった本陣もあります。ただし、ここは復元だそうです。沢山の資料は戦争で散逸してしまったとか。

   

 たくさんある中の一軒でお昼の蕎麦を食べました。街道が南北に通っていて、家々は両側にきちんと同じ方向を向いて建っています。店は主に横の商売です。

   

 大汗をかいて高いところに登り、撮りました。このように家々がならんでいます。ほとんどの家が店をやっています。品物は農産物や漬け物、工芸品、蕎麦屋などです。

 ここは、高原にあたるくらいの高度のあるところですので、風はとても爽やかで涼しかったです。おおかたは薄曇りでしたから、疲れないで歩くことができました。

   

 おもしろい注意書きがあったので撮ってみました。大人はこの帽子をかぶってはいけないそうです。なぜだろう。かぶったらお金持ちになれないとか、「だるまさんがころんだ」を十回言わなくてはならないとか。そんなバカな。


   

 私が子供の頃は、田舎の家はみんなこのような光景でしたね。鶏とか犬なんかも放し飼いされていましたっけ。ヘソを出した子がワーワー泣きながら涙と洟をたらして母親を追っかけて行ったり、、、。ァ、それは私でした。


    

 近くに、岩が面白い形に削られた所がありました。「塔のへつり」という
ところです。

   

 「へつり」という漢字は 山かんむり の下に、 ドル という漢字をあてた字です。絶壁などの険しい道のことを言うのだそうです。

   

 帰り道に、ちょっと道を間違えてしまいました。そのおかげで、すばらしいお寺の山門を見ることができました。なんともいいですねー。何かの映画にでも使われそうな感じですよ。

   

 その近くにあったアスパラ畑。すごい。この鉄のわくにハウスにつかうマイカ線を縛り付け、倒伏防止にしていました。マイカ線はだらしなく両側に膨らんでしまわないように、所どころ梯子の段のように、両側から内側にややしぼってありました。

 わが家のアスパラと違い、勢いがあります。それに一列は一本ずつの列ではなく、複数の株がでていました。土はやや高畝にしてあり、土は湿っぽかったです。田んぼであったところをアスパラ畑にしたように見えました。

 どのように管理しているか分かりませんが、消毒や、使う肥料と施肥のタイミング、水の管理、などなどが違うのでしょうね。私などは、水の管理はゼロ、施肥はしますが肥料は化成肥料と堆肥くらいなもので、消毒などはゼロですね。商売にしている人の畑はさすがに違います。これを見て、ドヒャーっ、だめだこりゃ、と思いましたよ。

 道を間違えることも大切なことだなとつくづく思いましたね。


   

 この大内宿(おおうちじゅく)というところは、日光市の今市というところから、国道121号を北上。鬼怒川温泉や田島という町を通り過ぎ、会津若松に行く手前にあります。

 会津藩が参勤交代に使っていた街道で、会津西街道などとも呼ばれるとか。新潟県に流れていく阿賀野川の上流にあります。


涼しくなる

2007年08月18日 | Weblog


 昨日は、久しぶりの過ごしやすい一日でした。それまでは、日蔭にいて、何もしないでいても汗がどんどん出てきてシャツが濡れたのに、それが一切無かったです。特に午後4時頃からはサッと東風になり、とても快適になりました。

 暑すぎましたね。ある予報士は、鍋を持ち出してきて、その底が日本列島だと言い、落としぶたをして、その落としぶたは太平洋高気圧、鍋のふたが大陸からの高気圧と言っていました。落としぶたと鍋のふたが、上昇気流を途中で止めてしまうので、日本列島はまさに熱せられた鍋の中、と言っていました。

 地獄の釜がお盆に開くのだそうですが、お盆をはさんで、地獄の鍋に落としぶたと鍋ぶたとは、、、、。 中に入っている私のようなコレステロールとか中性脂肪の多い人たちは、みんな焼きぶたになっちゃいますよ~~。それともチャーシュー??? そして、痩せている人たちは、とろ火焼きせんべいですね。ジワジワ焼かれる。

 日本人もそうとう行いが悪いんですかね。まさに灼熱地獄。生き地獄。・・・ それでも、耐えられたんですね。日本人は強いなぁ。


                  


  

 モロヘイヤはしょっちゅう食べていますね。たいていはお浸しです。サッとかける生醤油があいますね。たまにお吸い物。とろみが出てこれまた乙な味。どっちを向いても平らな土地なのです。諸平野(もろへいや)。

 それはともかく、今どきは葉物野菜が少ないですから、貴重ですね。今は茄子、キュウリ、ピーマン、などなど、実のなる野菜ですね。

 そう言えば四角豆は一時休みのようです。花は咲いているのですけどね。

   七つ八つ花は咲けども四角豆 実のひとつだに出来ぬかなしさ



     

 今年種をまいて芽がでて、ここに植えたアスパラです。熱と乾燥にも耐えて生きています。ここの土は黒いのですが、夕日を浴びているせいで赤っぽく写っています。

 右はトラ豆。左手前もトラ豆です。トラ豆はいずれ撤去ですから、その合間に植えました。


  

 灼熱の太陽を浴びて、葉が黄色くなってしまっているセロリです。黄色いのは葉っぱが火傷しているんでしょうか。暑さが少しずつ衰えそうなので、生気を取り戻してくれると期待しています。