今日は寒いです。時折強い風が吹きまくります。空は晴れて「気持の良い日だなー」と思っていると、ほら、もう曇ってきた。するとまた寒くなる。わが家のネコちゃんは外に行ったきりどこかで遊んでいるか昼寝をしている模様。さっき柿の木に登って、「どうだ。」なんていう顔つきをしてこっちを見ていました。「ミーちゃん、すごいなー」と言ってやりました。
今日は骨休みにします。朝からゆっくり、先日買ってきたリヒヤルト・シュトラウスの「英雄の生涯」なんていう曲を聴いています。私と同年代と思われる方に刺激を受けて、私も「信長の棺」という本を、昨夜やっと何日かかけた末に読み終わりました。いろいろと勉強になったところもあるし、「本当かいな?」と思われるところもありました。この手の小説は、どこまでが史実に基づいているか分かりません。
カラヤン指揮ベルリンフィル 「信長の棺」
「英雄の生涯・死と変容」
この小説の作者、橋本 廣という人は、75歳になってからこの世界にデビューをしたそうです。彼は経済畑の人で、今までにその方面の本は出していたようです。偶然、ひと月ほど前に畑仕事をしていて、胸のポケットに入れたラジオで彼のインタビューを聞きました。そういう二重の縁もあって読んだということです。戦国の世の中で、「信長公記」という織田信長のことを書いた本を出した人の話で、元は合戦に加わっていた戦国武将と言えども、いわゆる戦国の英雄を描いたものではないだけに、またユニークなところがあります。信長の遺骨はどこにあるんでしょうか。
さて、わが家にもやっといろいろな花が咲き始めました。ご披露しましょう。カメラの腕はさっぱりで、「これ、なに?」なんてのもありますが、その点はご容赦願います。
梅 つつじ
馬酔木 かたくり
蕗はまだこのくらいです 桜はこれくらいになってきました
因みに、私はタバコは吸いません!!
良寛さんは、子供に頼まれて凧に文字を書いてやりました。「天上大風」という文字です。しかし、あまりにも見事な字だったので、上人(上人って誰なのかな?)がとりあげてしまったとか。そのために良寛さんの見事な字が現代に伝わっていると言う話を聞いたことがあります。真偽のほどは分かりません。
ところでその大風ですが、昨日は荒れました。幸い朝まで雨が降っていたので、それほど埃は舞い上がりませんでした。それでも林や建物から離れた畑からは相当な土が舞い上げられていました。幸い私の畑は近くに木があったり建物があったりしますので、もうちょっとというところで舞い上がりはありませんでした。
まるで釣り竿のように撓(しな)る木 となりの山の木はこんなに
大風が吹くときは木の伐採は危険です。それで、午前中は雑用をやり、午後になってから様子を見に行くと、なんと都合のよい西風ではありませんか。東か南に倒したいので、追い風です。それに、あちこちと風の向きは変わらないようです。それで、さっそく着替えをして山入りです。
風のおかげで、チルホールは全く使う必要がありません。チェーンソーだけで4本、いや5本だったか、倒しました。あとは倒れて都合の悪い位置に木があったり、倒した木が邪魔になって歩けなくなってしまいますから横になった木の枝を払ったりして整理をしました。
さて畑ですが、冬に入る頃まいておいたソラマメは冬の間に全部霜に持ち上げられてしまいコロコロと露出してしまいました。急いで埋めましたが、ほとんどがだめになってしまいました。今年は諦めたのですが、ホームセンターに行ったところ、種のコーナーに春まきのソラマメの種を売っていました。「こんなものもあるんだー。」と喜び勇んで買ってしまいました。
うまく行くか、経験がないのでわかりませんが、とにかく試してみようと思って、春まきのソラマメを蒔いてみました。さて、どうなることやら。ソラマメは大好きなものですから、諦めきれないです。いくぶんこだわりもあるかな?
昨日は暖かな一日で、まさに春うららという感じでした。家の東側にあるちょっとした草地にしておくところに、一番おそくフキノトウが出るところがあります。そこの探しにいったついでに、草の上に座って遠くを見回したりして、春を体で感じました。
そういうことばかりもしていられないので、また裏山に行き木の伐採をしました。昨日はチルホールの具合もよくなり、安心して仕事にとりかかれました。昨日倒した木は太かったです。杉を3本ほど倒しました。
いちばん太い木は直径で37cmほどありました。これくらいになると、高さもありますので、倒したときに地響きがします。この木は倒したい方向の反対に傾斜していましたので、慎重にやりました。なにせ、すぐ近くに家がありますから、間違ったらそれこそ大問題になってしまいます。
自分で考え出した方法ですが、まずチルホールをかけてから、出来るだけ引っ張ってみます。地盤は踏みかたまっていないところですから、根が張っているとは言え、柔らかいです。それで、引っ張り終わってから倒す木のところに行き、傾斜を見ます。やや引っ張った方向に木が起きていれば大丈夫です。それから、ノコギリを入れ、また引っ張りの繰り返しで、最後は先日やったように引っ張り倒します。
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37cmありました 地響きをたてて倒れました 藪はそのままにしてあります
木の下には、アオキ、榊、樫などの木が背の高さくらいにびっしりと生えています。この雑木を刈り払い機で刈り取ってから伐採すれば良いのでしょうが、切った後のことを考え、これは取り払わないでやっています。したがって、体にからみつくものがあったりして、少々めんどうなのですが、安全を確保しながら行います。
この雑木を取り払ってしまうと、あとからセイダカアワダチソウなどがでて、それを刈り取る作業が毎年加わってしまいます。ですので、伐採したときに倒された木によって下の雑木は被害が多少でますが、残っていればこれらの木が立ち上がり、雑草は生えません。樫は大きくなる木ですが、今度は大きくなってきた頃に伐採すれば、林の管理はし易くなるはずです。
残りは、昨日倒した木ほどは大きくありませんし、大半が腕の太さ程度ですので、楽にできます。
暖かくなってくると、フキノトウは花がすぐに咲きます。左はまだ小さいもの。中は
上から見た花。横から見ると、高さがあります。もっと高くなるものもあります。フ
キノトウは花ですから花のままで終わり。葉は別に出ます(左の写真ではフキノ
トウの左に被さるように葉が出ています)。
白菜。もっと先にはレタスもあります。これはこのあとに、トンネルにしました。
右はミツバ。もっと高く土を盛っておけばよかったと反省。しかし、食べるには
十分。ミツバの左はもみ殻で保温したアスパラ。このもみ殻は全部取り払い
ました。
きのこの菌の打ち込みをしました。菌を打ち込む台になる木つまり原木を「ホダ木」と言います。名前の由来は知らないで使っているのも気になりますから、調べてみました。辞書(広辞苑)によると、ホダというのはホタとも言い、漢字では榾と書きます。意味は
1 囲炉裏(いろり)にくべたりたき火などにしたりする木の切れ端。ほたぐい。
2 大きな材木。また地面に倒れている朽木。
とありました。この場合は 1 の意味だそうです。
まだ気になりますので、どうしてあまり聞き慣れない「ほた」という語なのか「日本国語大辞典(小学館)」で調べてみました。それによりますと、語源はいくつか考えられ、
1 火立の義 2 ホエダ(火枝)の略か 3 火タモツの下略 4 ホタ(火朶)
と出ていました。どれから来たのかは判明しませんが、いずれにしても燃料にする木切れのことを指していると取れそうです。少しは頭の中のモヤモヤが晴れた気がしました。
さて、私が使用する木は、ナラ、クヌギ、それに桜です。その3種類が家の裏の林に生えています。昨日はナラにクリタケ菌を打ち込みました。そして、ナラと桜(山桜)にはナメコを打ち込みました。まだナメコ菌は打ち込み終わっていません。ナメコが終わったら、最後にシイタケにしようと思っています。
ドリルで穴をあけて、菌をしみこませた木片を打ち込みます。 菌をしみこませた木片(駒)。
帽子が嫌いな私です。 1.5cmくらいの長さがある円いも
のです。
原木にする木はほとんど伐採してしまいましたので、今後はホダ木の確保が少し減るかも知れませんが、まだ父が健在の時に一緒にドングリから芽をださせて、移植したクヌギが育ってきているので、それが使用できますから、今後も大丈夫です。
左は菌を打ち込み終わったもの、まだ仕事始めです。右はこれから打ち込む原木の一部。
昨年と今年は、大きくなりすぎた木の伐採ということでしたので、やたら多すぎるほどの原木を持ってしまったので、多めに菌を打ち込んでいますが、来年からはずっと減らしてホダ木をつくることができますから、楽になるかなと思っています。
原木にはかなり太いものも使いますので、運ぶのがたいへんです。腰を痛めないように注意しながらの作業です。しかし、体内の余分なものを消耗できるので、健康のためには大いに役立っているはずだと思っています。
試しに、4本ばかりシイタケのホダ木をハウスに入れてみました。この栽培法は、専業の人たちがよくやっている方法です。ただし、私は水槽がないので、ハウスに入れてからたっぷり水をかけました。
やはり、水槽に浸してからの方が水分をたくさん含みますから、ただ水をかけただけとは相当な違いがあると思います。
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大きいのは食べちゃいました。色の違いは瞭然。ハウスの中ではレンズがすぐに曇ってしまいます。
自然に出たものとの違いが出ました。ハウスの中のものは、どれも色が白っぽいです。外のシイタケは太陽光は直に受けていませんが、色が濃く美味しそうな感じがします。煮たりして味付けをしてしまうせいか、味の違いはわかりませんでした。
いつもあると飽きてしまうし、出荷するわけでもないので、ハウスに入れて無理に生やすこともないかなと思っています。出たいときに出るものの方が、たぶん美味しいのではないかと思います。
そろぞろフキノトウも終わり。畑にトンネルにしてまいたほうれん草は、まだ芽が出ません。幸い雨が降ったあとなので、多少は強い風が吹いても、畑の土はとばされていません。隣の畑は、風を防ぐ木々や家などから少し離れているせいか、埃が立ち始めました。私の畑はやや湿っぽいとも言えるかもしれません。
新しい段ボール箱にもみ殻を こちらは昨年の段ボールが、そのままに
しておいたのにまだ大丈夫でした。
特に、今のところはまとまった畑仕事もないので、木の伐採に取りかかったのですが、チルホールがちょっと具合悪く、そういう日にはやらないこと、と言う意味かと思いました。それで、先日倒した木を細切れにしたり、移動したりして汗をかきました。
さて、その次はいよいよ春が来そう、いや近づいて来ていますので、欲をかいて藪の中にあるウドにもみ殻をかぶせました。大きめの段ボールの底を抜いて、ウドの根元に立て、中にもみ殻をたっぷりと入れました。昨年はこれで成功して、みごとなウドが食べられたのです。
これで、大丈夫。冬のうちに10本ほど植え替えておいたものに被せたもみ殻は、それはそれとして、まだ成功するかどうかわかりませんので、それが失敗しても藪の中の分は食べられます。
梅は満開になり、そろそろ草花も咲き始めました。しかし、今朝などはまだ霜がおりて、北風が今日は寒そうです。一日中吹くかどうかはわかりませんが。
ホトケノザ(仏の座)です。もちろんこれはハウスの外の花です。雑草で、イチゴの畝のあいだに繁茂し始めました。花はきれいなんですけどね。
毎年、種がこぼれて勝手にあっちこっちで黄色いきれいな花をさかせている菜種も咲き始めました。背丈がまだ伸びられないでいます。
お茶の木の下の日だまりのスイセンもそろそろ咲きそろう頃。お茶は摘んで飲まなくなってしまったので、ただの土地の区切りのためくらいにしか用を足していません。若い頃は一家総出で若芽を摘んで加工場に持っていったものでした。しかし、手間と費用とのバランスを考えたり、自分の家の葉っぱが戻ってくる可能性もないので、あまりメリットがなくて、とうとうやめてしまいました。
さて、今日は何をしようか。前の畑をみて裏の林を見て、それから、とにかく午前中はどっちにするか決めましょう。
フキノトウは、なかなか出てくれませんでしたが、やっと出るようになってから3週近くになります。見つけるのがとても楽しみな毎日です。フキのあるところは5~6カ所あります。畑の端っこ、栗畑のこれまた端っこ、キウィの棚の下、柿の木の下、林の端っこ2カ所、トラクター車庫の脇、まだあったかな?
毎日これくらいづつ取れてきました
そこを毎日のようにぐるぐる廻って見つけます。猫があとに付いてきて倒れている木で爪をといだりします。フキノトウを見つけたときには、慶長小判を見つけたかと言うような、というと大げさですが、とても嬉しいです。釣りをしていて、魚が糸をツンツンと引き始めたときのようなうれしさですね。
緑の中にあっても、フキノトウは緑がやや薄いので比較的見つけやすくなっています。もう小さな背の低い葉が出ていますが、それでも出ますがこの頃はつぼみがすぐにひろがって中の花が見えるようになってしまいますが、食べるのには支障はありません。
手前からヤーコン、フキノトウ、イトヨリ(糸撚鯛) の 天ぷら
もう盛りは過ぎていますが、それでもポツポツと出ますから、困ってしまうほどうれしいものです。この次は タラ や コシアブラの芽 や ウド です。またまた楽しみは続きますねー。
昨日は彼岸の中日でした。おだやかな良い天気で、身も心もゆっくりできました。お墓参りに行って、帰ってきてから家内が作ってくれたぼた餅を食べました。ひさしぶりのぼた餅は、おいしかった~~~。
「ぼた餅」というのはおはぎとも言いますが、さてどう違うのだろうか。春はぼた餅で秋はおはぎなのだろうか、あるいは「こしあん」と「つぶあん」の違いで言うのだろうかなどと思って、その項目を広辞苑で引いたところ、
牡丹餅、萩の餅、おはぎ、はぎのはな、きたまど、隣知らず、
萩の強飯(こわいい)。
といろいろな名前があることが判明。「きたまど」というのは、北窓には月が入らない、つまり月はもちつきの「つき」。つく必要がないということ。「隣知らず」は名前の由来が書いてありませんでした。あるサイトでは「隣で搗(つ)いても分からない。」とありました。つまりペッタンペッタンと音がしないから、隣の人は牡丹餅を作っていていも分からないということ、のようです。また、あるサイトでは「夜舟」とありました。夜は舟が着いても分からないというところかららしいです。いずれも餅を搗くの「つく」に関係しているようです。
さてさて、昨日はWBCで日本の野球チームがキューバを大差で負かして、世界一になった日。私はスポーツ中継は見ないのですが、偶然テレビをかけたら9回の表をやっていましたので、優勝が決まって喜ぶ姿が映っているところまで見ました。うれしいですね。冬季オリンピックの最後の金メダルと言い、良いことが続きますね。
イチローの悔しい顔を思い浮かべました。そして、彼の嬉しい顔をみました。彼だけでなく、全員の「ナニクソっ」という気持が勝たせたんでしょうね。「ナニクソ」という言葉は良い言葉です。王監督の表情もしっかり見ました。監督は立派な顔をしていましたですね。
おだやかなお彼岸を過ごすことができました。
木の切り倒しを再開しました。今日は、少し詳しく書いてみます。
裏山の木を太いの細いのを混ぜて4本ばかり倒しました。この仕事は、来年の冬、つまり畑仕事などがなくなってからでも良かったのですが、このところ2~3日は風がやたら強い時があって、残った立木の揺れ具合を見ていると、ちょっと心配です。 立木は案外強いのですが、それでも折れる時は折れますから、決して油断はできません。特に杉やヒノキ類は幹の途中からボキッと折れますから危ないです。
考えた末に、やれるところまでやってみようと思って始めました。畑は毎日やるほどは多く作っていないので、枝などの片づけまですると大仕事になってしまいますが、あまり目立たないところなので、倒したままでも良いだろうという考えに至りました。それに風は午前中は静かでした。午後は少し強くなりました。
まず、道具類をそろえます。チェーンソーの刃を研ぎ直し、エンジンオイル、燃料、チルホール、ワイヤー類、2段はしご、それにチェーンソーの手入れ道具、ナタやノコギリなどの小物類です。あわてて準備をすると怪我などしますから、ゆっくりやりました。
チルホール。これは500kgまで引っ張れるタイプ。左の鉤を動かない立木などに短いワイヤーをかけてひっかけます。右のワイヤーをのばし、倒したい木にひっかけ、テコを動かすとワイヤーが少しずつ左の方に黄色い胴を抜けて出てきます。チルホールはワイヤーがピンと張ってくると浮きますが、空中に浮いた状態で使えますので便利です。
エンジンオイルは2サイクル用のを使っていますが、これはまずガソリンと25:1の割合で自分で混合して燃料に使っています。。また、チェーンオイルとしても使います。チェーンが熱を持ってナマクラになってしまいますから、潤滑のためと冷却のために使います。本当は粘り気のあるチェーンオイルの方が良いですが、私は少々効率が落ちますが、この2サイクル用のエンジンオイルを使っています。使う物品が多すぎるのを避けるためです。
そして、わずかな距離なのですが一切を積み込み軽トラで裏山まで行き、倒す順序を考えました。出来れば、風などで倒されたときに、まわりに害などを与えてしまうような所から切り倒したいわけです。
ヘリにあるどちらに倒しても良いものは別として、最初に切ることになったものは、残った立木の中で、中にあるものでは一番太いのになりました。ところがこれがまずい方向にやや傾いています。それなので、慎重にやりました。
まずチルホールで、できるだけ引っ張ってみました。すると、かなり希望する方に立ってきました。それで、まず根本付近に横にV字型に切り込みをいれ、また引っ張ります。すると、こんどは希望する方向にやや傾いてくれました。
これはヒノキでした。ヒノキ特有のとても良い香りがあたりに漂って、健康によさそうです。
小さい写真しか出せませんので、ワイヤーが見えなくなってしまいました。
それから先は、反対側を少しずつ切っては引っ張りの繰り返しを数度。そして、最後は特に慎重に、切るのをとめてチルホールで引っ張れるだけ引き、折り倒しました。最後まで切りきってしまうと、跳ね返りがあったり、チルホールの引きがゆるんで別方向に行ってしまいますから、常にワイヤーは張った状態にしておくのが良いと考えています。
あと一本の太い木は隣の家のすぐ近くです。まちがったら家を直撃です。しかし、これは難なく倒せました。最初の大木で気持が慣れたからです。それに、この手の針葉樹は変に幹がねじれて曲がっていたり、枝が大きく広がって、しかも偏って広がるということはあまりありませんから、重心がどこにあるかの誤算が少ないので、その点ではやや気楽です。
残っている立木は比較的倒しやすいので、目で見て民家にかからない程度までは、やれたら倒してしまいたいです。が、仮に風などで倒されて家にかかったとしても被害はさほど与えないだろうと思いますので、適当にやれると思います。残りはいつやれるか。ゆっくりとやることにしましょうか。
やっと梅が咲きそろいました。
それぞれ種類はさっぱり分からないのが私の欠点
こちらは薄い赤 小さくてわかりにくいですが、この
写真の中に5~6本の梅があるはずです
梅の実は年によって、かなり収穫量が違います。一昨年は大豊作、昨年は凶作。さて今年はいかに??? 春が遅く、花も遅いので冷え込みが穏やかなら豊作の見込み。まあ、取れても取れなくてもそれなりにやっています。
うめ~~は ♪ 咲いたか~~~ ♪ さくらは ♪ まだかいな~~~~♪♪
キジが時々姿を現します。雄も雌も来ます。二羽でくることもあります。キジはこのあたりで見かける鳥では一番大きな部類です。昨日も畑仕事をしていたら姿を現しましたので、いそいでカメラを取りに行ってシャッターをきりました。
相手は警戒しているし、こちらのカメラも小さいものですから、なかなかうまく撮れません。なんどか撮ったもののなかに、少しはキジと分かりそうなものがありました。「雉も鳴かずば撃たれまい。」という言葉がありますが、よく鳴いています。藪の中なのか、その向こうの畑からなのか分かりませんが、声だけが聞こえることがあります。
さて、変わってこちらはわが家の猫。この頃は気温がいくぶん高くなってきたせいか、野良での遊びが多くなってきました。それでも夜分はのそのそと私たちの居るところにやってきて、この電気マットの上に横になります。体が温まってくるとだんだん体が伸びていって、しまいにはいろいろな姿勢をとります。後ろ足と前足が180度も違う姿勢をとるのは見物です。一種のイナバウアー???
畑を見回ることが多くなってきました。ジャガイモとほうれん草の準備の為に石灰を降って耕しました。久しぶりにトラクターを動かしました。バッテリーの電極をはずしていなかったので、ちょっと心配だったのですが、まだ新しかったせいか一発でかかりました。
ブルルルルンと黒い煙を吐いてかかったときには、「さーてやるぞーー。」と元気がでましたね。そして、ちょこっとですが丁寧に気持を込めてというと大げさですが、まあ雑ではなく耕しました。
これを放っておいたら大変。アブラナに乗っ取られてしまいます。
さて、そのあとは麦です。先日麦踏みをやったので、それはもうやらず見て回ると、ウサギはもう来ないようで、新しい糞はありませんでした。
以前から知っていたのですが、実は麦の間にアブラナが点々と生えているのです。いままで取らなかったのは、麦が小さくて一緒に抜けてしまうからです。もう大丈夫なので全部取り払いました。もちろん取ったものは鶏の餌です。
こういうのは抜きやすいです。
次は、これから土が乾いたところに大風が吹くことがありますから、土かけをするつもりでいます。これは急がなくても良いので、仕事の合間に少しずつやれば良いことなので、まあ気楽です。
たいしたものは作っていませんが、ハウスの中は春が一足先に来ています。まあ、当たり前の話ですけど。
ミズナはこんな状態です。どんどん食べないと、育ちすぎてしまいます。固くなると味わいが落ちますからね。
昨年の冬に林の一部を切ったところに、タラが何本か出ています。芽が出る前に誰かが入ってきて、上の方を切って持っていってしまいます。それに先駆けて私が切って来てしまいました。これで賊が林に入ってくる条件が無くなったのだ。不法侵入(大げさかな?)を未然に伏せぐ一つの方法。
それで、これまではバケツに水をいれてそれに入れて置いたのですが、今年はハウスのなかに挿してみました。成功するかどうかは分かりません。水はたっぷりかけてあります。もし駄目でも、まだまだ盗られないところに自生しているものがありますので、そちらが出てくれますから気持の余裕はあります。芽がでてくれると良いな~~と思っています。大げさな言い方ですが、ひとつの実験ですから。