歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

利根川土手いろいろな風景

2009年10月23日 | 街の風景
昨日の続きです。

千葉県は印西市辺り、利根川土手を上流に向かって、快調にペダルを漕いでいます。

一目でわかる水位の危険度表示です。“水防団待機水位”には、そうか!そう云う水位もあるのかと、ひとり感心して眺めておりました。

一目でわかると云っても、住民のみなさまは“氾濫危険水位・避難判断水位”に至っても、じっくり眺めていては、とても危険だと思います。

“木下河岸跡”だそうです。当然、河の岸の跡ではなく、河岸(かし・・・船の荷物の積みおろしをする岸)のあった跡なのです。

でも、“跡”と云う事は、何らかの“痕跡”があるから、跡なのですが、じっくり辺りを見回したのですが、河岸をイメージさせるそれらしい“跡形”は見つかりませんでした。

“印西八景利根川の朝霧”とあります。


この赤茶色の建物、排水機場だと思うのですが、20年ほど前に、始めて海外旅行で成田空港に向かうとき、この土手下の、この道の、この建物の前を通過した記憶があるのです。


寂しく、細い、裏道伝いに、華やかな国際空港へ向かった記憶。何か、おかしな夢を見ていたような、そんな気が今でもしています。


脇には、川巡り乗船場の横断幕が掛かっています。このあたり、川を巡ってもそれほどの風景が・・・・・・、と思うのです。


河川敷に眼を移すと、何故か颯爽と馬に跨るおじさん。右隅の女性は、突然視界に入った馬に驚き、イスから立ち上がり後ずさりしているのです。


こちらの親子3人連れも、警戒し始めているのです。


しかし、馬上のおじさんに“大丈夫。恐くないから、さわってごらん”と云われ、頭をナゼナゼしているのです。子供達はチョットまだ恐い様子。


河原には、横笛を吹きながら歩く男性もおりました。土手にも河原にも、いろいろな事、いろいろな風景があります。


対岸に利根町役場が見えてきました。


橋を渡り、千葉県から茨城県に戻りました。“柳田國男の第二のふるさと”利根町です。


今度、いつか、利根町を走り回り、柳田國男の痕跡でも探したいと思います。

それでは、これで、“20インチ6段変速”の新車による、“利根川土手走り”を終わります。


それでは、また来週。



コメント
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