そうです、今から、かれこれ9年ほど前の事でした。
朝日新聞社発行の“月刊論座2007年1月号に、『「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争』という記事が掲載され、当時、それなりに世間を騒がせたのでした。
記事の内容は、働いても、働いても、夢も希望も、飯も喰えない“ワーキングプア”の若者が、「こんな世の中、戦争で破壊し造り変えるべき」との、主張だったと記憶しています。
そして、あれから時が流れ、格差は拡大し、非正規労働は拡大し、あの頃よりも状況は確実に悪化しているのです。
今、彼が抱いた思いは、多くの若者の心の奥底に、密かに、静かに、拡散している・・・、と、そんな気がしてならないのです。
欧米の若者が、特に中東移民の二世、三世が、“イスラム国”の闘いに加わる動機は、兎に角、目的は“現状の破壊あるのみ、その先の未来など知った事ではない”と、思えてならないのです。
世界中の若者に、そして、若くはない者にも、破壊願望が広がっている・・・、そんな気がしてならないのです。
兎に角、いまは破壊!“イスラム国”も、兎に角、いまの世界秩序を破壊する事が目的だと思います。
彼らは、いま、世界秩序の矛盾が最も顕著に現れているのが、中東地域であり、虐げられているのはイスラム教徒で、虐げているのは欧米のキリスト教を信奉する国々である・・・と。
世界が閉塞状況から抜け出すためには、キリスト教文明をいったん破壊する必要がある、その錦の御旗としての“イスラム教”なのだ・・・と。
もしも、です、世界秩序の破壊を目的としているならば、いまは、かなり、危険な状況だと思うのです。
もしも、です、アメリカで、イギリスで、フランスで、ドイツで、日本で、同時多発で、テロが行われたら、世界の世論は、日本の世論は、沸騰し、混乱し、各国で、強権的、独裁的、排外主義的、そんな政権が誕生する事になるでしょう。
兎に角、世界中で破壊衝動が、一斉に顕在化し、燃え上がるのです。
イスラム国の指導者もそんな状況を充分認識しているのです。
日本では、平和主義も、立憲主義も、憲法9条も、木っ端微塵に吹き飛ばされてしまいます。
憲法が改正され、軍備が増強され、中国を刺激し、互いに軍拡競争になり、互いに疑心暗鬼になり、偶発的な軍事衝突が起き、通常戦争へ・・・・・・。
もしかして、第三次世界大戦は『2011年9月11日』から始まっていたのかも?
本日も、年明け早々、かなり、かなり、悲観的なお話でした。
朝日新聞社発行の“月刊論座2007年1月号に、『「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争』という記事が掲載され、当時、それなりに世間を騒がせたのでした。
記事の内容は、働いても、働いても、夢も希望も、飯も喰えない“ワーキングプア”の若者が、「こんな世の中、戦争で破壊し造り変えるべき」との、主張だったと記憶しています。
そして、あれから時が流れ、格差は拡大し、非正規労働は拡大し、あの頃よりも状況は確実に悪化しているのです。
今、彼が抱いた思いは、多くの若者の心の奥底に、密かに、静かに、拡散している・・・、と、そんな気がしてならないのです。
欧米の若者が、特に中東移民の二世、三世が、“イスラム国”の闘いに加わる動機は、兎に角、目的は“現状の破壊あるのみ、その先の未来など知った事ではない”と、思えてならないのです。
世界中の若者に、そして、若くはない者にも、破壊願望が広がっている・・・、そんな気がしてならないのです。
兎に角、いまは破壊!“イスラム国”も、兎に角、いまの世界秩序を破壊する事が目的だと思います。
彼らは、いま、世界秩序の矛盾が最も顕著に現れているのが、中東地域であり、虐げられているのはイスラム教徒で、虐げているのは欧米のキリスト教を信奉する国々である・・・と。
世界が閉塞状況から抜け出すためには、キリスト教文明をいったん破壊する必要がある、その錦の御旗としての“イスラム教”なのだ・・・と。
もしも、です、世界秩序の破壊を目的としているならば、いまは、かなり、危険な状況だと思うのです。
もしも、です、アメリカで、イギリスで、フランスで、ドイツで、日本で、同時多発で、テロが行われたら、世界の世論は、日本の世論は、沸騰し、混乱し、各国で、強権的、独裁的、排外主義的、そんな政権が誕生する事になるでしょう。
兎に角、世界中で破壊衝動が、一斉に顕在化し、燃え上がるのです。
イスラム国の指導者もそんな状況を充分認識しているのです。
日本では、平和主義も、立憲主義も、憲法9条も、木っ端微塵に吹き飛ばされてしまいます。
憲法が改正され、軍備が増強され、中国を刺激し、互いに軍拡競争になり、互いに疑心暗鬼になり、偶発的な軍事衝突が起き、通常戦争へ・・・・・・。
もしかして、第三次世界大戦は『2011年9月11日』から始まっていたのかも?
本日も、年明け早々、かなり、かなり、悲観的なお話でした。