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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

技術革新でグローバル化で自由貿易で!賃金平準化で格差拡大で大衆迎合?で何が起きるの?起きないの?

2017年05月08日 | 世間話し

日本全国世間様は、ゴールデンウィークとか、大型連休とか、兎に角、最大で9連休は昨日で終わりました。

こちらは、一年365日、大型も、中型も、小型も関係無く、365連休の毎日です。

それは、それとして、脇に置いといて、兎に角、大衆迎合問題を考えます。

フランスの大統領選挙はマクロン前経済相の勝利が確定しました。日本の金融界、経済界、自由貿易派も一安心で、東証の株価もそれなりに上昇しました。

大衆は、特に、右派に、民族主義派に、排外主義に、自由貿易反対に、結びつき易い?

大衆とは、教育水準が低くて?低収入で?単純反復現場労働者?

大衆迎合とは、当面の選挙に勝利するため、政治指導者が本来の主張を変え、兎に角、大衆の要求に合わせて票を獲得し選挙に勝利し、政権に就くため手っ取り早い、安易で、やってはいけない手段とされているのです。

有権者迎合でもなく、選挙民迎合でもなく、国民迎合でもなく、主権者迎合でもなく、大衆に迎合なのです。

ここでは、大衆も、迎合も、ともに、否定的な言葉として使われています。

大衆が望むことは、自分勝手で、短絡的で、感情的で、後先も考えないで、一面的で、複雑に絡み合った問題に無理解で、結局は何の問題解決にも成らない・・・と、学識も、教養も、分別も、人格も、豊かな方々は、そう考えているのです。

世の中の主導的立場の方々は、大衆に政治的な判断を求めるなんてことは、無理!無理!と、思っているのです。

そうだ!その通り!と、時として、云いたくなるのですが、そう短絡的に賛同しては、民主主義の否定となってしまうので、大衆迎合はとても、とても、ムズカシイ問題です。

国民主権なのです。でも、ホントに、ホントに、ホントに、主権は国民にあると云っても、国民の多数が正しい判断をする保証はどこにも無いのです。

でも、選挙の結果に対しては、主権者は正しい判断を下した!何て事も時として彼らは云うのです。大衆は主権者ではない?その時々の都合で使い分けている?

正しくと云うか、適切にと云うか、民主主義が機能するためには、それなりに国民が日々、いろいろな問題に関心を持ち、いろいろな知識を学習し、正しい判断が可能になる努力を日々重ねることを求められるのです。

ここが、「味噌、醤油、味の素」なのです←古い!ダサイ!でも、語呂がイイ。

でも、しかし、そんな事は、働いて、飯喰って、寝て、それだけで、いっぱい、いっぱいでは、そんな努力の日々は重ねられないのです。

そして、また、大衆は、それなりの余裕があっても、旅行をしたり、映画を観たり、テレビを見たり、スマホを擦ったり、賭け事をしたり、酒飲んだり、スポーツをしたり見たり、友人とたわいもないお喋りをしたり、そんな事の方が、ずっと、ずっと、気楽で大好きなのです。

これまで、そんなお気楽生活がこれからも続くと思っていたら、ある日、突然、お気楽生活の継続が不可能な状況となり、さあ、さあ、どうする、どうする、となって、自分にとって都合の良い、お気楽な解決策を期待する?

また、これまでの時代は、自由とか、平等とかは実生活での物質的な豊かさに直結する言葉として、これまで肯定的に捉えていたのです。

でも、しかし、自由と云う文字が、経済と云う文字と一緒になって、自由競争とか、自由貿易とか、金融の自由化とか、国家間の移動の自由とか、いろいろな自由が溢れだし、気が付いたら、実生活が、とても、とても、脅かされていたのです。

突然ですが、兎に角、です。

大衆迎合は、特に、日本とか、欧米とか、これまで経済先進国と云われていた国々の問題なのです。

技術革新の問題なのです。

産業構造の変化の問題なのです。

経済のグローバル化の問題なのです。

賃金の二極化の問題なのです。

格差の問題なのです。

欧米、日本、アジア、アフリカ、中近東、南米、中米、世界中何処に暮らしていても、すべての国民が競争相手なのです。

経済先進国の労働者も、経済中進国の労働者も、経済後進国の労働者も、賃金は平準化に向かっているのです。上が削り取られ、その分は下に回されるのです。

経済先進国の賃金が下げ止まり、先進国も、中進国も、後進国も、同じ条件になるまでは、この混乱が続くのか?

そして、製造業の現業部門の ロボット化、間接部門のIT化、そして、そして、更に、想像的な仕事までが人工知能の置き換えられたら、人間は働くところが無くなるの? それとも、毎日遊んで暮らせるの?

それにしても、大型連休ですが、空港で、新幹線ホームで、高速道路で、大勢の国民が移動しているように、新聞テレビは騒いでいますが、移動している割合は、ホントは極々一部の方々だけなのです。

と、云うことです。

それでは、また。

 

 

コメント (4)
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