歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

カガミクリスタルは宮内庁御用達で日板の子会社

2010年04月20日 | 龍ヶ崎の風景
暫くぶりの“カガミクリスタル”です。

3月24日、一日おいて、3月26日、そして、約1ヶ月の時が流れての再開で、最終回です。やはり、中途半端は気持ちが悪いので、今日、キッパリと締めたいと思います。

それで、田舎のガラス屋さんと思っていたところ、とんでもない、大変に由緒正しい、クリスタル業界の、草分け、先駆者、第一人者、“各務鑛三”が創業した会社だったのでした。

記念館があるくらいですから、“徒者ではない”とは思っていたのですが、まさか、こんな田舎の工業団地の片隅に、そんな会社があるとは、ホントに思っても見なかったのです。

工業団地の片隅と云えば、案内板にはカガミクリスタルは載っていないのです。何故なんだろう?どうして何だろう?と考えていたら、答えが見つかりました。

カガミクリスタルの場所は、何故か、あの業界ナンバーワン“日本板硝子”の敷地になっているのです。


それで、“カガクリ”のHPを偶々見ていたら、“日板”が株式の100%を所有する子会社だったのです。知りませんでした。

それにしても、“日板”の敷地内に括弧付けで、“カガクリ”とか、“各務鑛三記念館”の表示ぐらいは載せたらどうか、と思うのです。日板の見学に来る人はいませんが、カガミクリスタルには、見学に訪れる人はそれなりに居る筈です。

現在は、そんな、業界内の位置にあるのでした。まぁ、そんな、こんなは置いといて、兎に角、作品を鑑賞致します。

これは、一番、手間と暇をかけた作品では、と、思ったのです。器の内側に女性の裸像を彫ったのです。これって、頭の中を逆さまにしないと彫れないのです。


でも、もしかして、平らな板に彫った後、その板を加熱して筒状に成形したのでしょうか? その辺の加工技術が業界的に評価されているような気もします。裸像それ自体は、特に造形的に優れているとは思えませんから、もしかして正解だったりして?

こちらは、ポッテリとした肉厚に模様を刻んでいます。どの辺がムズカシイのでしょうかね。


こちらもポッテリ系です。落としても割れそうにはありません。


宮中晩餐会の写真です。お相手はたぶん“フォード米大統領”だったような? 


宮中、迎賓館、海外の大使館、すべてクリスタルの器は、カガミクリスタルの製品が使われているようです。ガラスの器は、やはり薄く、落とすとすぐに割れる、そんな繊細な処がいいような気がするのです。


かなり芸術に走ったポッテリ系の作品。きっと、加工技術としてはかなりの難易度なのでしょう。


左側の作品が好きです。


記念館は、こんな処です。


隣の、事務所兼、ショールームを覗いてみました。


ちょっとしたこの置物で15万円で、


それなりに、気に入ったこの器は、50万円でした。


こちらの色の方が、と、思ったのですが、50万円ですから、


確かに、それなりに価値のある作品だと思うのです、でも、しかし、この作品を飾るには、家から造り直さないと、ダメなのです。

お土産に、何か、手頃なモノをと思ったのですが、最低でも、数千円からなので、見るだけにして、諦めました。

在庫処分セールが狙い目かも、7月の17・18日に開催されますので、50万円のモノも2~3割引で買えるかも知れません。


カガミクリスタルの“各務鑛三記念館” 一度、覗いても、損はないと思います。


それでは、また明日。


※今日は、どうしても、笹のトンカツが食べたくなり、これから、行って来ま~す。

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