歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

⑦王子の飛鳥山で花見客を眺める

2013年04月10日 | 東京の風景
北区は王子、飛鳥山周辺を桜を求めて歩いております。

下の地図で経路を説明すると、JR王子駅で降り、音無親水公園→名主の滝公園→王子稲荷→北区役所前→音無橋→飛鳥山と云うコースです。


と、云う事で、最終地点の飛鳥山が見えてきました。


花見とは関係無いのですが、この“清水質店”はなかなかの趣。“清水”と云う名前は質屋にピッタリの名前だと思うのです。何か、とても、“しっくり”するのです。


何か、昔から、質屋は、みんな“清水”だったような気がしてきました。我が家では、その昔、盆暮れには質屋から手拭いを頂いていた記憶があります。とても、とても、お得意さんだったのです。

※“上値で親切”が、とてもイイです。

それで、明治通りで信号待ち、


横断歩道を渡ります。右手、池袋方面を望むと、遙か彼方に首都高速の中央環状線が、飛鳥山の下を潜って、地上に現れ、そして高架。音無川も飛鳥山の下を潜っているのです。飛鳥山の下は穴だらけなのです。


明治通りを渡って、直ぐに、本郷通りの信号待ち、正面に飛鳥山。


脇を見ると、タコスにかき氷。この時期、この天候、この気温で、かき氷は、いくら何でも・・・ねぇ。


それにしても、最近の都電は、とてもカラフルになりました。この日、都電荒川線に乗って王子に、何て事も考えたのですが、以前、花見の時期に、三ノ輪から早稲田まで乗ったことがあるのです。

それが、それが、大変な混雑だったのです。その時は、椿山荘下、神田川沿い桜を観に行ったのでした。神田川に沿っているのに、何故か?その公園は“江戸川公園”と云います。ここもなかなか見事でした。

信号が変わって、いよいよ飛鳥山公園に入ります。

いや、もう、まいった、まいった、この人の数。


あっちにも、


こっちにも、


そっちにも、花見の群衆。花を見ているより、それよりも、人を観察していた方が面白そうです。


それでも、上野公園よりは少ないの? 花見と云えば毎年テレビに映し出されるのはいつも、決まって、上野公園ですから、上野が一番なのでしょう。

でも、しかし、上野は江戸時代、徳川家の菩提寺、寛永寺があった為に、花見のドンチャン騒ぎは禁止で、その代わりに、飛鳥山で江戸の庶民は、飲めや歌えのドンチャン騒ぎをやっていたそうです。その頃は、花見と云えば飛鳥山だったのです。


あまりの人の多さに、足早に通過。外れにあるここも、長蛇の列。


“山頂駅”の周りは、花、花、花、


カラフルで、とても、とても、可愛らしく、桜を見飽きた眼に新鮮でした。


下を通る都電、こちらも、とてもカラフルです。次の機会には乗ってみようと思いました。


飛鳥山を降ります。ここも、人がいっぱい。


麓の駅も、人がいっぱい並んで待っています。


何処かで、コーヒーでも?と思ったのですが、その手の店は、どこも満員。コンビニでいつものカップコヒーを買い求め公園で休憩。目の前には、財務省印刷局の“お札と切手の博物館”


休憩後に、覗いてみました。一億円の札束と同じ重さの紙束。


来館記念の一枚。顔出しの丸穴は子供ようの高さで、大人には、かなり、かなり、不自然な姿勢での顔出し、連れがシャッターを切るのが遅く辛かったです。


入場無料で、いろいろ見学して、そうか!そうか!で、それなりに懐かしく、面白く、連れもそれなりに満足。

博物館前の花壇には珍しい、名前の知らない、カワイイ花が咲いていました。


この日は、いろいろな花を眺め、お弁当を食べ、お酒をちょっと頂き、神社にお参りし、花見客を眺め、最後に、お札と切手のお勉強をして、とても、とても、楽しい一日でした。


終わり。


※花見は3月23日でした。


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