歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“朝青龍”の味方です!

2008年03月24日 | 相撲の話し
大阪場所が終わりました。

優勝は“横綱朝青龍”でした。12日目の琴奨菊、13日目の琴光喜と、佐渡ヶ嶽部屋に連敗し、千秋楽の横綱決戦に勝って、13勝2敗の優勝でした。


朝青龍の”悪役人気”は定着しました、悪役は強くなければいけません。同情されては悪役になれません。

それにしても、朝青龍の今場所は気合いが入っていました。鋭いとか、厳しいとか、と云うよりも“荒っぽい”相撲でした。
   

後半戦は体力を消耗しての2連敗でした。15日間、毎日、毎日、全力を出し切って闘うのが朝青龍です。

2~3番の“情実相撲”がないと身体が持たないのです。でも、しかし、裁判で係争中ですから、その手は・・・・・・。

相撲は興行ですから、それなりの演出が必要です。ガチンコ勝負ばかりでは、見ていて面白くありません。

年間6場所、一場所15日間全員が全力で闘ったならば、興行は成立しません。“いろいろなこと”があって“伝統文化”なのです。

“伝統と文化”は、複雑で怪奇で、表と裏が絡み合って、面白いのです。

朝青龍は、始めて生まれた“悪役横綱”です。これから、“善玉横綱”白鳳との優勝争いが楽しみです。


それにしても、何にやっているんだ! 大関陣は!?

“もう、イイです! もう!あなた達の出番は終了しました”

出場した大関全員が“8勝7敗”です。“情け無い”です、惨めです。
“成績の情け無さ”を通り越して、そんな成績で“大関に留まっている事”が情け無いのです。

先ずは“千代大海”
大関になったのが平成11年3月。大関在位記録も更新しました。土俵際で相手を叩いて、片足立ちで回り込む“オットト勝ち”は、もうイイです。
   

次は“魁皇” 
大関になったのが平成12年9月。もうこれ以上、角番記録の更新はいいと思います。土俵に上がっても同情人気だけです。
   

それと“琴欧州”
大関になってから、まったくダメです。元気がないと云うよりも、相撲が“嫌い”で、“仕方なく”取っているように見えます。

他に好きなことがあれば、そちらの道にお進み下さい。
   

最後に“琴光喜”
同一対戦相手との“連敗新記録達成”は何とか阻止しました。
   

大関昇進時は、過去の琴光喜から、新しい琴光喜に生まれ変わった様に見えたのですが、やっぱり、そうは行かなかったようです。
  

親方の、元琴の若と云い、琴欧州と云い、どうも、“ハッキリ”しない人が多い佐渡ヶ嶽部屋です。

琴奨菊にも、そのうちに伝染しそうで心配です。 

兎に角、魁皇、千代大海は、そろそろ後進に道を譲って下さい。皆さん頑張りました。記録も作りました、記憶にも残りました。


それで、楽しみなのは“把瑠都クン”です。

白露山、露鵬、黒海、琴欧州と、暗い性格?に見える欧州勢の中、ただ一人、勝手も負けても、明るい笑顔の把瑠都クンは、新しいキャラクターです。

来場所は、横綱、大関を、投げ飛ばし、突き飛ばし、大相撲を面白くして下さい。

それにしても、期待を裏切り、いつもの「そこそこ勝ち」の「そこそこ負け」に終わった稀勢の里です。

今年いっぱいです、もうこれ以上、こんな状態が続くと「誰も何も云わなく」なります。

来場所は二桁勝つように! 聞いてるか! 萩原 寛!


それでは、また明日。



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