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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

突然の入院で!ディア・ドクターの鶴瓶で!突然の退院でした!

2017年09月07日 | 健康

前回の続きです。

それで、先ほど、ケガの治療の際は何も言わなかったのに、突然、「実は私もそう思っていた」と云いだし、心臓の精密検査を進めたのでした。 

そして、訪問看護の入浴サービスの件については、「一度、心臓の精密検査の結果を受けてから」となったのです。

整形が専門の医師として、心臓機能の見解を、治療方針を、それなりに結論を出し倦ねていた矢先に、入浴サービスの是非の結論を迫られ、いろいろ悩んでいたところに、精密検査の進めです、それなりに飛びついたのでした。

私も、姪の旦那に勧められていた、循環器専門の病院での「心臓精密検査」については悩んでいたのです。

循環器専門を看板に掲げる個人の診療所では、精密検査の機器が無いのです。しかし、検査機器が揃っている病院は、大病院で、予約していても1~2時間は待たされるのです。初診では2時間待ちは覚悟しなければなりません。母にはそんな体力はありません。

大きな病院を受診するには、それなりに長時間待ち続ける体力が要求されるのです。身体の弱い病人?には大病院の受診は無理なのです。

診療所の医師も母の症状を見ていますから、長時間待つことはには無理があると理解しているのです。

母を待合室に残し、私と、医師と、看護師と、診察を中断して、いろいろ話して、いろいろ検討して、いろいろな病院に連絡して、やっと、条件に合う循環器科のある病院が見つかったのです。

その病院の院長先生が循環器が専門で、通常月曜日は外来の診察をしていないが、特別に診察してくれるので、今直ぐに来て下さいとなったのです。

あれや、これやで、相談している間、十数分間、母は何も判らず待合室で座って待っていたのです。母は私の顔を見て「何していたの?何処に行ってたの?」と、不満と不安の表情で問い詰めてきたのです。

診察室での事を簡単に話して、兎に角、これから、紹介された病院に行き、心臓の精密検査の件、特別に院長先生が待ち時間無しで、診察してくれる話しを、病院に向かう車中で母に話しました。

紹介された病院には15分ほどで到着。直ぐに受付で診察の手続きをして、10分ほどで院長先生の診察となり、結果、2週間の検査入院となりました。

ちなみに、院長先生ですが、映画「ディア・ドクター」の鶴瓶をひとまわり小さくしたような、茨城弁を交えて話す、人懐っこく、愛想の良い、とても感じの良い、ほぼ私と同年齢の、お医者さんでした。※77床の小規模?中規模?病院

母は突然の入院にビックリ! 診療所にケガの治療に来て、治療が終わっても息子が何処かに消えてしまい、戻って来たら、知らない病院に来て、診察が終わったら即入院で、頭の中は???なのでした。

入院と云われて、“何の準備もしていないから”と母が看護師に云うと、“特に何もいりません”と云われたのです。

車椅子に乗り、エレベーターで2階の入院病棟へ、そして、入ったのは集中治療室でした。他に空いているベットが無いのでした。そこには二人の先客が居ました。各ベットはカーテンで仕切られているだけ。

母が個室がいいと云うので、看護師さんにお願いすると、現在は無理との事でした。しかし、数十分後に、何も無い!個室なら空いているとの事で、そちらに移動。

個室は、テレビ付きが2千円、それにトイレが加わって3千円、それにバスが加わって5千円の差額ベット代になっているのです。では、何も無い個室はいくら?

個室に移動後、着替えの下着とか、歯磨き・歯ブラシ、茶飲み茶碗、スリッパ、ティッシュペーパー、そんなモノと、入院保証金の5万円を取りに私は一端帰宅。

結果としては、21日の月曜日に入院して、精密検査は25日に行われ、26日の午後2時頃に退院したのです。毎日、午前とか、午後とか、毎日病院には通いました。

21日から24日までは特に治療は行われず栄養剤の点滴のみ。24日に、現在の状態とか、今後の治療方針とか、どうなっているのか看護師に聞くと、26日に医師から説明がありますとの返事。

26日の午後1時すぎ、院長先生が病室に来て「特に問題はありません。データー的には軽い心不全とも、云えなくも無い・・・、まあ、強いて云えば夏バテですかね・・・」

心臓の精密検査は25日におこなわれていました。入院して4日間は様子見?確かに、入院当初よりも母は元気になっていました。

それにしても、「夏バテ」と聞いたときは、エッ!何それ!でした。

そして、院長先生から「今日にも退院して構いません。本人も早く帰りたいと私に毎朝訴えていましたので(毎朝院長は病室を回っているのです)」と笑顔で仰ったのです。

それでは、それでは、と、予想外の退院決定。清算処理の指示はこれから出しますと云って、院長先生は病室を後にしたのです。

私は、今日退院とは思っていなかったので、財布の中には一万円札が2枚と千円札が数枚でした。母は「だから、いつも、退院にそなえて、それなりにお金を用意しておきなさいと、云ったでしょ!」と、十数分おきに私に云うのでした。

私として、まあ、入院保証金の範囲だろうと考えていました。そうでなければ、それなりの金額を告げ、事務処理の間に帰宅して、お金を用意するように、それとなく告げる筈だと踏んでいたのです。

事務処理が終わった知らせを病室に告げに来たのが3時過ぎ、窓口に行くと料金は4万1千円でした。差し引き9千円のお釣りです。

差額ベット代が五日間で1万円でしたから、治療費は3万円ちょっとでした。と、云う事は、95歳の母は1割負担ですから、実際の治療費は30万円なのでした。

5日間で30万円ですから、1日6万円となります。

やっぱり、高齢化社会は、とても、とても、大変なのです。

現在、退院してから2週間です。

特に、忙しいことも無かったのですが、ブログの更新は、なかなかやる気が起きず、今日となってしまいました。

現在、母は、それなりに元気。このところは、便秘との闘いの日々です。

ホント、小食で、運動不足で、腸の活動の低下で、排出筋力の低下で、なかなか出ないので、困ったものです。

それでは、記憶の為の、入院騒動顛末記でした。

 

それでは、また。

 


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