歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

地方の自動車道は「タヌキとクマ」が通る道?

2006年10月15日 | その他
能登半島の和倉、白川郷、下呂に行ってきました。
1日目、上信越道から北陸自動車道に入ると、1時間に数台の車に出会う程度でした。
北陸自動車道から能越自動車道においてもほぼ同じ状態でした。


2日目、東海北陸道は途中の白川郷から先が中断している為、さらに少なく「動物注意」の看板だけが目立つ、「タヌキさん」「クマさん」の道でした。


3日目の中央高速は土曜日の為、観光客と思われる車が多く走っていて、「うん。これなら何とか採算がとれそう」と思いながら走ってきました。

いわゆる。東名高速、中央高速、名神高速、と「高速」と呼んでいた時代の初期に造られた自動道はそれなりに必要だったのでしょう。
しかし、関越自動車道、常磐自動車道から段々とその必要性が、「走る側」から「建設する側」へと変わり始めたと思います。

「何々高速道」から「何々自動車道」と名前が変わり始めた時期と、「必要性」が変わり始めた時期と、何故か不思議と一致しますね。

地方の「何々自動車道は地方経済の発展させる為に必要です」との主張は、ほとんど造る側の「屁理屈」ですね。
地方の自動車道は「休日」に使うだけの「観光道路」ですね。

それと、それとですね、今回、気が付いたのです。
この歳になってやっと気が付いたのです。

         ※『旅は車で行ってはならない』

日常生活の場から、遠く離れて、見知らぬ建物、見知らぬ景色、見知らぬ人に出会う。それらの出会いが楽しいのです。それには、日常からの距離感が重要だったのです。

しかし、しかしですよ!!!  
車での旅は、車内に戻った途端、いつもの空間に戻ってしまうのです。
遠くに来た感覚が、車内に入った途端に消えてしまうのです。
車は便利です、旅は不便がいいのです。


※今日の結論
  自動車専用道路は観光道路。
  観光は鉄道・バスの公共交通機関を使うのが正しい旅。
  
  であるからして、自動車専用道路はもういりませ~ん  (`_´)/

追記
1,330㎞走りました。やっぱり疲れてしまい、昨日は更新できませんでした。
       残念!!!。
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