森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

夕方のおさんぽ

2024-11-04 19:33:26 | デフォ
17:06 買い物を済ませてお店を出るときれいな夕空でした

ワイフが仕事から帰ってきて、おさんぽにでかけようと言います。おさんぽに出かけます。

「冷蔵庫に水切りしたお豆腐がいるんだけど」と森のなかま
「ジャーチャンドーフ!マーボーにする?材料はあるのだ」
「マーボもいいなぁ」

なんてことを言いながら、おさんぽします。


ツタくんたちが紅葉しています。いろんな色があってきれいです。


最先端はのびっぷりのカタチがなかなかいいです。思わず足を止めてしまいます。
腕時計によると本日の月齢は2.7。どこかな?


南南西に見えました。写っていないのか、入っていないのか、チョイ左に、とっても明るい金星も見えました。お得な気分です。


お日さまが沈んだあとのちょっといい時間。ISO12800まであがっていたので、それなりに荒くなっていますが、いい時間をみたんだなぁと思うように写ってくれます(感じ方には個人差があります)。

森のなかまんちのマーボは、豆板醤、テンメンジャンを合わせて作るのですが、本日はお手軽素で。結構美味しいんですよね。お店を物色したら、ちょっと高くて強うそうなのがいました。

CookDo 極み

四川のがおいしかったので、多分おいしいはずです。

夕飯に頂きましたが、かなりイケてます。麻辣の香りが立っていて辛さもそれなりにあります。別添えの花椒粉で辛さを追加できるようになっていました。いきなり全部入れず、様子をみるとよいかもです。
個人的には花椒粉を少量でも追加して完成かなと思いました。お手軽にこの味が頂けてしまうのは驚きです。つい、余計にご飯を食べてしまいました。

本日は月曜日。最近「YOUは何しに日本へ?」が楽しみになっています。

それでは!
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ちょっとだけ遠いおさんぽ

2024-10-14 16:58:01 | デフォ
水瓶のメダカさん

「なんか、商店街歩きたいなぁ」

と思います。ショッピングモールとかでなく、個人商店が連なり、お惣菜が並ぶ商店街。


横浜で京急線の各駅停車に乗り換え到着。商店街に行く前に、ちょっと山を登っておきます。


久しぶりの弘明寺さん。以前訪れたのは2016年の6月でした


手入れが行き届いた水瓶が幾つもありました。


山門から見える弘明寺かんのん通り商店街。お寺に向かうのに商店街を通っていくというのは、なかなか良いもんだと思います。


こういう路地があったり、現役の電気屋さんがあったりします。前回藍染の小物入れを購入したお店で、最近仕事で使うようになった細々した道具を収めるポーチを購入しました。


商店街の真ん中には大岡川が通っています。親水公園になっていて、階段で下に降りられるようになっていて、子供たちが釣りをしていました。
奥の方をみると川を渡すように飛石が設けられ、対岸に渡れるようになっているようです。渡るのを想像すると、ちょっとドキドキします。

以前訪れた時は、随分遠く感じたのですが、フラッとやってこれるような感じでしたので、商店街を歩きたい衝動がでたら再び訪れたいなぁと思います。


クレーンより大きくなってしまったワイフ。市営地下鉄に乗って伊勢崎町方面に出ます。

中古CDを探しているワイフ。ブックオフさんに突撃するも、改装のため買取しかやっていないとのこと。馬車道にディスクユニオンさんがあるので行ってみます。世界中サブスク時代ですが、CD、レコードを探し求める人で結構ごったがえしていました。


先に店内を出て待っている森のなかま。階段の手すりから下が見下ろせました。なんだか面白い光景です。

ブックレット付きの初版版や、そのほかモロモロがビックリなお値段で購入できてほくそ笑むワイフなのでありました。

気温も低くなったので、馬車道から歩いて中華街を目指します。


遠くからでも聞こえる鳥の声。どこに集まっているんだろうと思ったら、横浜球場近くの電波塔にあつまっていました。「スズメのなる木」みたいな音だけれど、この集団はムク鳥たちでしょうか。


初めて頂く、卵とカニのふんわり炒め。フワフワなのはもちろんネギの食感やニンニクの香りが楽しめて気に入ってしまいました。
夏の暑さで来れなかったのを取り戻すかのように、3週連続の福満園さん、頂好食品(ちょうこうしょくひん)さんでした。


いつもの首都高下。カメラのホワイトバランスが電球色モードでひんやりしたカンジ。マクロモードだったので、モニタには大量のまるボケ。でもシャッターを押してもカメラは一生懸命ピンの山を探しにいきます。真面目な子なのです。


クリスマス前なので、ちょっと静かな町の灯りたち。好きな時期であります。

それでは!


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amazonの「お届け先の英語表記の確認」

2024-10-06 23:59:06 | デフォ
がおーっ

ワイフが欲しいCDがあり、amazonで海外の出品者から商品を購入しようとすると「お届け先の英語表記の確認」というものが出てきました。以前はなかった気がします。自動翻訳された英語表記の住所があり、間違いを修正して確定しようとすると、エラーもなく、もとの画面に戻ってしまい発注ができません。

調べてみると住所は「半角英数32文字(全角なら16文字)以内で」などの表示が出た人もいるようです。エラーが出たり出なかったりするようです。

困ったことに、文字数制限に合わせようとすると建物名などが入らなくなります。省略しても大丈夫という方もいらっしゃるのですが、もう少し調べます。こちらの方の記事で明確になりました。

Amazon 英語表記の送り先住所の登録方法 」by 2Nodayさん

あらかじめ英語表記の住所を登録しておけばよいのです。ただ英語表記の住所を入力するにはアマゾンページ内の言語設定を一旦「英語」に切り替えないとできません。PC版のWEB表示を例に手順を説明します。スマホアプリは使っていないのでわかりません。

0. 「お届け先の英語表記の確認」が表示されているなら、決済画面を一旦消します。
1. 言語切り替えをするため、amzonのなんでも良いので商品ページを表示
2. 検索入力欄横の国旗にポインタを乗せる。
3. 「English -EN」を選択。これで言語が英語に切り替わります
4. 国旗の横の「Account & List」にポインタを載せて、「Your Account」を選択
5. 「Your Addres」をクリック
6. 「Add Address」をクリック
7. これで英語表記の住所を入力できるようになります
入力する項目は、入力欄に「e.g. Narita-shi, Furugome」などの例が示されているので、カンマを要求しているのであれば、カンマで区切ってあげます
部屋番号は「Building / Apt / Company, Room no.」の右側に「e.g.101」と出ている欄に入力するのでしょうか
8. 必要な項目を入力したら「Add address」ボタンをクリック
9. 国旗マークから「日本語 -JA」を選択し、元の言語に戻します
10. あとは普通にカートから決済画面に進みます。
英語表記が必要な決済では、自動で英語表記の住所が選択されるようです

時々なのか、初回なのかわかりませんが、英語表記の住所を自動選択するのに時間がかかることがあるようでした。時間をおくか、何回かカート画面から決済に進めると、先に進めるようでした。

色々事情がありそうですが、わかりやすいものではないので、いつかは改善されるといいですね。

以上、英語表記の住所の登録方法を紹介しました。amazonの仕様変更で紹介した手順では進められないことがあるかもしれません。
また、取引上のトラブル、この方法でうまくいかなかった時の代替え方法についてはお答えしかねます。ご了承ください。

それでは!

P.S.
先週に引き続きなんとか外出できました。久しぶりにお店を覗いたりしたら楽しかったです。冒頭の子たちは「江戸っ子恐竜 美濃焼」の箸置きで、一目惚れです。かわいいです。
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久しぶりのおさんぽ

2024-09-29 16:26:20 | デフォ
エイッ!

「明日はね。待ち合わせるから」
「おうっ。のぞむところよ」

ようやく夫婦が週末に出られる気温になってきました。二人とも仕事では外に出ているのですが、週末は次週にそなえるためアパートに篭るような生活が長かったです。最後に電車に乗って二人で出かけたのは7/13だったようです。


190段階段を登ると、アキノノゲシがチョコンと咲いていました。かわいいですね。かわいい子の名前はこちらで見つけました。

散策路にもきっと見つかる!趣き深い秋の野の花六選」by tenki.jpさん

月末の土曜日なので、ワイフは職場の勉強会。駅で待ち合わせます。既に相当お腹がすいているようです。寄り道はしないで、とにかく本懐を遂げにいきましょう。


いつもは静かな市場通り橋が人で賑わっています。なんだろうと思ったらエイさんが川を泳いでいます。大きいエイの後ろにピタッと小さいエイが2匹編隊を組んでいます。


これは、お腹が空いていても見ちゃいますね。


首都高速したの川なんですが、港にも近くこんな感じで遡上してくようです。まぁ、森のなかま夫婦も外出してくるぐらいなので、エイたちもおさんぽしにきたのでしょう。


森のなかま夫婦が食べたいと渇望していた「キャベツ鍋」です。ようやく福満園さんに来れました。
ランチタイムに当たってしまったので入店できるのか心配していたのですが、2階席に通され一安心。

キャベツ鍋をウットリとつつく夫婦を見つけたのか、ご主人とも久しぶりに言葉を交わすことができました。

「キュウリ鍋もおすすめなんですよ」

これは、悩みます。


福満園市場通り店にはオーソドックスなエビチリの他、結構な数のエビメニューがあります。こちらは有頭海老をピリッとした衣でサクッと揚げたもの。頭から尻尾までいけます。それほど甲殻類に興味がなかった夫婦がエビ料理にはまるきっかけでもありました。

食べたいものを食べるシアワセ。他二皿に、締めはネギラーメンを頂きました。


大満足したあとに、市場通り橋近くにやってきました。写真で見るとなんだかとっても不思議なものですが、誰かが置いて行った紙袋。いかんですが、こうしてみると、なかなかステキな被写体です。ゴミはもってかりませう。


段差に敷かれた鉄板。なかなか味わい深いテクスチャとなっています。まだ、こういうものを撮ろうという気持ちが残っているのが、なんとなくウレシイです。


不思議なものを発見します。竹を寄せた壁のようです。節付近のグラデーションがステキなのであります。


勾配がきついことを示す丸印。写真は振り返って下を見ていますが、こちらの坂をエッチら登っていきます。


よこちょの壁とかも年月を感じさせるものがあります。


洋館の庭には、斑入りのツワブキの葉っぱが、何かを盛られるのを待つお皿のようでした。何が盛られるのかな?


運が良いと、こちらの空(ウロ)には彼岸花がニョーンと咲いていたりするのですが、今年はニョーンしていませんでした。でも水をタプンとたたえたりしていて、ひとしきり満足する夫婦なのでありました。


道路を一本隔てた洋館の壁に、なんだか好きな光がありました。まだ茂っている緑と曇天の拡散した光。もう少しするとまた違った風景になっていくのかと思います。


狙ってるのか、外しているのか、小人さんたちの秋の飾り付け。プラーンとピーンの対比が、森のなかまを惹きつけてしまいました。


シダ類しげしげのなか彼岸花の赤が際立っていました。


お気に入りの場所に到着です。いつもと完全に逆コースを歩いたことになります。久しぶりということもありますが、順番が違うだけでも随分と印象が違うように思えました。


あっ。ドングリってこうして中身が出てくるんですね。


「戦利品が欲しい」とのたまうワイフと選んだのは、頂好食品(ちょうこうしょくひん)さんのココナッツ饅頭。
甘さ控えめの餡は、ココナッツ粉と混ざり合うことで、奥ゆかしい甘さと旨味で「もう一個いっちゃおう」となってしまいます。とっても危険な食べ物です。

近所になくて良かったと、神さまに感謝しないといけないかもしれません。

それでは!
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まずはひとだんらく

2024-07-15 17:34:27 | デフォ
たゆたう葉っぱたち。どんぶらこ。どんぶらこ。

7月も半ば。はやいもんですね。年明けからゴタゴタとしていたことが一通り済みました。森のなかまは、

大腸がんになっていました


それだけならまだしも、ここ数ヶ月の間にワイフ、身内の手術が重なりました。先日ようやく、身内が無事に手術を終えて退院しました。折をみて3人集まって、うまいものを食べに行きたいものであります。

まぁ、何かの拍子にこのページを開いた人で、この手のハナシに無関心な方も多いと思います。森のなかまもそうでした。
でも「最近気になっていたんだけれど」と思う方がいらっしゃるかもしれません。一応先にまとめておきます。

■40歳を過ぎたらがん検診
がん検診」自体は40歳以上推奨されています。国のガイドラインで定められているのは「便潜血検査」です。
森のなかまも、会社の検診で毎年受けていて、これで見つかりました。
食事制限もなく自宅で二日分の便を採取するだけと拘束時間が少ないのがうれしいです。ただこの検査を陰性ですりぬけるケースもあるので万能ではありませんが、毎年受けることで大事に至る前の検出が可能なようです。
この検査で陽性だったら、内視鏡検査を受けるのが強く求められます。

健康診断を毎年受けていない方(自営業で忙しさから受けていない方も多いと思います)は、各市町村が行なっている「がん検診」の大腸がん検診(便潜血検査)を利用しましょう。
年度予算や地域にもよりますが2024年度の横浜市の場合は無料だそうです(40歳以上)

■ポリープのうたがい(ポリープには痛みなどの自覚症状はあません)
ポリープが出来ると、定期的に便秘や下痢、色ちょっと黒っぽい、とっても細いのが出るようなことがあるそうです。放っておいて消えるようなものではないそうです。
内視鏡検査は、3割負担で 9,000〜15,000円で受けられます。
ポリープが見つかり、切除が必要な場合は、ポリープの大きさにもよりますが、20,000〜50,000円くらいだそうです。この段階で治療できるのが一番理想的です。
期間は、問診と下剤の受け取りに半日、検査日は朝から下剤を飲んで、ほぼ1日。麻酔をするので当日中は車、バイクなどの運転はできません。

■大腸癌のうたがい(ポリープ2-3年かけて成長し癌化。森のなかまはここまできました)
よくわからないけれど、時々お腹が痛くなるが、暫くすると治る(腸は入り組んでいるので素人には、胃が痛いと判断しがち)という人が該当するとおもわれます。
治療には3割負担で100,000〜150,000円くらい。5〜7日の入院となります。治癒率はかなり高いそうです。

これ以上放っておくと、内視鏡治療では対応できず開腹や、抗がん剤治療が必要になったりと、大変なことになります。
過去に開腹を経験したものとしては、開腹せず治療が出来てしまうのは、本当にありがたいです。人類はなんてステキな発明をしたんでしょう。

お伝えしたいことは殆ど書いてしまいましたので、本日は、土曜日のおさんぽ写真をペタペタしながら、そのあたりの話をところどころです。


なんだか備品のように備わっているネコさん。


深い緑のなかにアメジスト色のポンポンが爽やかなアガパンサス。寄っても引いても爽やかです。

去年受けた人間ドックの結果が、年明けに届きました。何やら紹介状が入っています。初めて便潜血で引っかかりました。内視鏡検査を受けろとのことです。

掛かりつけ医に相談したところ、地元の医院を紹介してくれたのですが、3ヶ月待ち。グーグルで「内視鏡検査」で検索。電車で2つ先の駅にある、ポリープ切除も行えるクリニックに予約をいれました。

下剤を貰って帰り、検査日朝から下剤2リットル+水1リットルを飲んで、経験したことがないようなピーをして、クリニックに向かいます。
胃カメラも併せてしてもらいます。「痛いのイヤ」ということで、程々の麻酔オプションを選択。寝ている間に検査は終わってしまいました。

「大きいのが見つかったんだけど、ウチでも取れないことはないんだけれど、形状も取りにくいので、入院施設があるところで確り取ってもらってください。人によっては都内の有名なところを希望する人ともいるけど、希望あります?」
「近い方で。急いだ方がよいんですか?」
「慌てることはないので、お仕事の都合に併せて」

腸内をDICOM画像をCD-ROMと紹介状を渡されます。紹介された先生は月曜日の午前中のみ外来診療とのこと。


お気に入りの場所。緑がシゲシゲしています。最近暑さにやられて、夫婦でどちらかが参っているので、お出かけするは本当に久しぶりです。


曇天に緑が濃いこともあって、独特の暗がりです。


石垣からプラーンと垂れ下がっています。呼ばれてますね。


五葉アケビなのかな?かわいらしいですね。


薄暗い石垣は賑やかな季節なのであります。

紹介された病院に行って、先生と入院の時期を決めました。いやはや、クリニックで検査を受けてから随分経っちゃいました。
思い返せば、年末あたりから、間隔をおいて胃思しきあたりから、みぞおちのあたりにかけて、時々キューッと締め付けるような痛みがあり、暫くすると落ち着くようなことがありました。段々と感覚も短くなってきました。


入院前日。退院したら沢山編んでやろうと注文した紐が届きました。
入院した病院は、ハサミはおろか、爪切りも持ち込んではいけませんでしたので、あらかじめ90cmに切ったパラコードを10本くらいを持ち込んで、編んでは解きしていました。「夏っぽいはずの時計ベルト」「Cinturón para libro」は、病院で勉強しました。

入院当日に夜から下剤を飲んで、朝はダメだしをして手術となります。

「麻酔で寝てしまうので、先生よろしくお願いします」
「森のなかまさん、何か勘違いされているようですが、麻酔は一部で、場合によっては体を動かしてもらったりするんですよ」と看護婦さん
「えーっ!かえるー」
「ふふふ」

自分の腸の中をモニターでみながら、先生が内視鏡を操縦しながら、患部をみつけます。「ほぼ癌ですね」と森のなかまや、インターンに説明をしながら、手際よく切っていきます。形状がやっかいなタイプなので、結構手間のかかる方法らしいです。そうこうしているうちに悪い部分を採り終えたようです。なにか杭見たいのをバスッと腸壁に打ち込んでいます。

「先生、これ縫合ですか?」と森のなかま
「そうです!バスッ!クリップです!バスッ」
「縫うんではないんですね。溶けるようには見えないですが」
「排便で外にでていくんですよ」
「なるほど」

最後に内視鏡を体から出すときは、お腹のなかにゴゴゴゴと何かが引き摺り出される間隔があり、手術は無事終了でした。

先生が、摘出した患部をみせてくれました。悪さをしていたタコがガラス板のうえに張り付けにされて「ごめんなさーい。もうしません」みたいな感じのものを見せてくれました。

「生体検査に出しますけど、これまでの経験からほぼ癌確定です」
「え?」
「おろらく早期癌ですが、全部きれいにとったです。あとは生体検査で色々とわかるので」


術後3日後。待望の食事です。流動食ですが。最初に口にしたのは牛乳。なんというウマサ。コーンの無い、コーンスープもいつまでも味わっていたい、そんなウマサでした。

開腹はしていないので、シャワーなんかも浴びれたりするのですが、こういった食事管理などが手厚く受けられるのが入院のメリットでもあります。WiFiやテレビ、タオル、入院着などのモロモロセットが1日500円。
音を消したテレビで普段は見ない民放のグルメ番組などを見ながら、編んで、体を動かして、そして喫煙を夢見るのでした。

退院の朝、ようやく全粥となりました。全5日の入院生活でした。内科病棟は入院患者も多く、忙しく動き回る看護婦さんたち。お世話になりました。

アパートに帰ってからは、ワイフに素うどんやお粥などを作ってもらいましたが、なかなか便通がありません。そうこうしているうちに、お腹が痛くなってきます。ガスは出ていますが、なんだか腸が中のものをロックしているような。
腸閉塞は20歳のころに経験しています。再び入院、開腹というのは避けたいです。下剤、絶食、流動食ときて、腸がまだ本調子ではないようです。とにかく水分をとることにします。普段では考えられないような量の水を1時間くらいかけてとったところ、なんとかなりました。

これは、次回内視鏡検査を受けたら、水をばんばん飲まないといけないなと思うのでありました。


退院約2週間後、生体検査の結果を聞きに、ワイフと病院へ。やはり癌でした。きれいに取り切ったので、特に通院の必要もなしとのことでした。

食事は普通モードになっていましたので、帰りにデパート食品売り場でおいしいものを買って帰り、ビールを飲むことにしました。

夕飯時に、台所の窓がオレンジ色になっていたので玄関を出たたら、こんな空になっていました。

森のなかまの癌との闘いは、これでお終いです。このあとワイフ、身内の一人が手術を受けるのでした。


美味しそうだけれど食べたらお腹こわすのかな?と思うような実がなっていました。多分「ロボアニメとかに出てきて、ワラワラと動き出しそうな感じ」の子だと思います。


まさに「最先端」でしょうか。人が見ていようと見ていまいとぐんぐんとツルが伸びて、葉っぱを茂らせてどこかを目指します。


誰かが座っていても違和感がないようなウロです。あるいは出かけ中なのかもしれません。

雨が少し降り始めます。傘を広げます。お腹が空きます。


堀川の上を走る首都高の裏側。延々と続くのでシゲシゲ見る人もいないですが、見応えのある構造物です。


吸い込まれるように福満園さんへ。オクラの食感が夏らしいです。


再び堀川へ。ハトさん二人が首都高速下で暮らしているようです。特別良いわけでも、悪いわけでもないんだと思います。場所に順応して生きていく。人間も同じです。


橋に案内があります。行ったことがない橋が沢山。これは、全部行ってみたくなりますね。
画面左下の石川町付近の「謎の橋」というのも気になります。楽しみが減ってしまいますので調べずにおきましょう。


港にむかって歩いていくと、咲きたてのクチナシを見つけます。くんくん。いいにおい。


おぉ。カラスウリの花が萎むところでしょうか。9月くらいから咲く認識なのですが、探してみるとあるもんですね。ちなみに道路沿いでした。


山下公園駐車場の上にある「世界の広場」にあるアーチでキョロキョロ。目的のものをみつけました。ノウゼンカズラ。


花数の少ない時期でもありますが、なんだか小ちゃくて爽やかな子たちもいました。


湿気もあるのでツヤツヤした葉っぱたちは、曇天の空に照らされ、鈍く照らされるのでした。


かつて、ガンダムがいたところです。ノーガンダム。そうか。。大阪にいくんですな


港の水面(みなも)。川とは一味ちがいます。大きいです。深いです。広いです。


氷川丸を固定している鎖。大きくて太いので、なんだか撮ってしまいます。
拘束、束縛というキーワードで捉えると、「そんなものは切ってしまえ!」とヤング風にもなります。
歳をとったせいなのか、なんだかですね「フッ飛んでいかないよう、ちゃんと固定しておくから、あとはしっかりやりねぇい」みたいな風に感じることが多いです。まぁ、その時の気分次第でしょうか。


鳥さんたちが良く止まっています。
鎖をみて、そんな事を考えていると、初詣で近所で引いた「おみくじ」を思い出します。

「まぁ、今年前半は色々苦労すると思うけど、堪えて、ちゃんと考えて、確りやれば、なんとなく上手くいくよ」

みたいなことが立派な言葉でかかれていました。
なんともまぁ、あらゆるシチュエーションに当てはまる玉虫色の内容なのですが、なんだか気に入っています。

「もうね、何やってもうまくいくから。あんた神!」

とかだと、大丈夫か?と思ってしまいますよね。


今年前半なんとかこなしてきたようです。もうあんまり、がんばりたくないのですが、まだ色々とあることでしょう。

何はともあれ、まずはひとだんらく出来たのは、喜ばしいことであります。
さて、3人で何食べにいこうかな?

それでは!
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