森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

修行中

2024-11-10 19:27:35 | 工作
相変わらず時計のベルトですが、苦手なものと向き合ってみました。

寒いですね。室温は20度くらいあるですが、ワイフの誘いもあって暖房を入れてみました。あたたかい。。もう戻れそうにありません。

週末まとまった時間ができたので、苦手なものにトライしてみました。
そのお相手ですが「チプカシベルト編みの雑記帳(2024年夏)」にも書いた「手順84,90」であります。

基本の編みは「1日でつくれるマクラメアクセサリー」Reloj de pulsera rojaの手順82-94の繰り返しです。
唯一違うのは、手順84,90の芯紐、編み紐を入れ替えています。
テキスト通りに行うと綺麗に結び目が揃い、多色時の柄の出方も綺麗なのですが、森のなかまの技量だと、とても難しいのです。今回単色ということもあり、安定して編める方に逃げました。



準備運動としてサンプルを編んでみます。オレンジ色の台は、アマゾンで購入した格安の時計電池交換用の工具セットの一つです。ネジを締めると時計を固定できて、かに爪で裏蓋をギュッとやって外すためのものです。
いつもはクリップでコルクボードに無理やり固定していた芯棒をスマートに使えることに気づきました。便利です。


上が夏前にトライしてみたものです。下が今回トライしたものです。
力を入れると、全体がスルッと滑ってしまうような構造なので、以前は締め込みが甘く、全体にデレんとして幅広になっていました。編み目の隙間も目立っていました。多少上手くできるようなったようです。とはいえ、こうして写真で見ると色々アラが見えてきますが。

原因は「良かれ」と思っていたやり方がよくなかったようです。巻き結びの最初の0.5回目を引き締める際、他の結び目と干渉しないように、ワーク(編んでいる最中のもの)作業台から浮かせて、編み紐をワーク裏側まで回していました。これを普通に作業台から浮かさず、水平面で締め込むと良いようでした。

他にも色々な要因がありますが、上手い人の動画とかを見るのが処方箋になりそうです。なにはともあれ、苦手なものを攻略する糸口が見つかってよかったです。

この編み方と糸の配置は、面白く、同系色、または同じくらいの明度を組み合わせると、テキストの紹介にもあるように「微妙に違う数色の混合で、深みのある1色ができあがる」を楽しめそうです。微妙な違いのコードが揃えたくなります。


遊革(ゆうかく)も同じ色合いで編んでみます。こちらを表で編みましたが、


裏側もよさげです。


さっそく裏側を使ってみることにしました。気に入らなければ遊革自体をグルンと裏返せばよいだけであります。

思えば、改善しているつもり、良かれと思ってやっていることが、実はあまりよろしくない結果に結びついていることは、結構あったりするのかなと思います。

少しずつそういったものを、見直していけると、いいなぁ、と思っています。

それでは!

P.S.
森のなかまは洋裁はできませんが、ソーイング・ビーは楽しみにしています。BBCって、こういう番組を作るのがうまいなと思います。ブリティッシュ・ベイクオフから鷲掴みにされています。

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