前回に引き続き「毛が生えてたり丸いもの」シリーズです。すみません(笑)。。
インフルエンザが治った後もダメージが残り続け2週間外出をしない週末が続きましたが、ようやく土曜日に横浜方面に遅い新年挨拶回りに出かけてきました。
挨拶回りといっても「
コーヒーの大学院」に「
景記」と食べるばかりです。
年明けから体が「サイホンで入れたコーヒ」、「春巻き、フカヒレチャーハン」を要求し続けていたのでやっと年始が終わったような気分です(笑)。
#2店とも日曜日はお休みなので土曜日が勝負なのです。
コーヒーの大学院を出て「みなと大通り」真っ直ぐ海に向かうと、Jackと呼ばれる「
開口記念館」を通過し暫く進むと、左手にQueenと呼ばれる「
横浜税関」があります。
美しい建物です。時々によってライティングが変わるのか、たまーにRPGの中ボスが住んでいる城(笑)のように見えるときもあります。
ここには税関のマスコットキャラクターである「カスタム君」がいます。
愛くるしい顔です♪
ネットで「カスタム君」で調べると、実に多くの方が彼の事について書いています。
彼の仕事や歌にモットー等は専門のページがありますので詳しくそちらを参照下さい(笑)。
今回は彼との接触から現在までのお付き合いを年を追って紹介したいと思います。
さて、横浜に来てから彼と初めて接触したのは2006/7でした。
随分とこの地区は散策していましたし、Queenの前も随分通っていたのですが、いかんせん出足が遅く、ここを通るときはいつも4時を過ぎている事が多いのです。
山下公園から赤煉瓦倉庫まで続く空中遊歩道をあるきます。大抵は海の方をみていますが、たまたま内陸側を見た瞬間、視界におかしな光景が目に入りました。頭の中で警鐘の鐘がカンカン鳴ります。
これは。。
数時間後、目撃した場所を通りましたが何もありませんでした。
写真に写っているものは何だったんだろう?
後日知りましたが、横浜税関資料展時の見学(
クィーンのひろば)は5-10月までは17:00、それ以外は14:00となっているため、閉館時間になると彼らはしまわれてしまうのでした。
では、きちんとした遭遇を。。
いがらしみきおさんの「
ぼのぼの」風に矢印をつけてみました。2006/10
リサイズしている時にはわかりませんでしたが、扉の奥にも「ぬぉーっ」といらっしゃいますね。見つけてみて下さい(笑)。
施錠されたアクリルケースの中に彼はいました。
背中が真っ直ぐな所がステキです。
資料館の中で更に小さい彼を見つけました。
ちなみに2006/10にはこんなタスキをしていました。
きちんとお仕事をしています。
時変わって2007/10。異変がありました。
着ぐるみバージョンから樹脂で出来たツルンルンバージョンになりました。
人が入って動くことを考慮しなくて良くなったことからでしょうか、元絵のイメージに随分近づいたようです。
ちなみに、Googleのストリートビューで見ると、マラソンをされている方と一緒に写っているのですが、人と認識されたのか顔にボカシが入っていました(笑)。
Googleの顔認識処理の精度の高さからはカスタム君も逃れられなかったようですね。ちょっとビックリです。
宜しければ、バーチャル(死語)で辺りを散策してみて下さい。
2008/6頃。いつもの玄関前ではなく、街路時に面した建物の角でお仕事をしています。
雨こそふっていませんが、ぬいぐるみが一人ぼっちで仕事をするには大変なところだと思います。
それに、ちょっと寂しそうです。
2009/4。タスキが新しくなりました。プロパガンダよりも名前をアピールしてもらえるようになりました。
元気な青い書体が、黄色い毛並みにとマッチしています。
こらこら(笑)
#前ではしゃいでいただけなので、蹴りは入れていないですヨ(笑)。
昨日撮った彼です。今年もよろしくね。
この日は横断歩道で丁度しまわれるシーンを目撃してしまいました。
大きいツルツルの彼が建物に入っていくさまが微かに見えましたが、なんだか誘拐されているようにも見えました(笑)。私にとっては初めての光景でした。
今日は撮れないかな?とガッカリしていたのですが、景記が開くまでの間、大桟橋、赤煉瓦を散歩し、信号待ちしていた所、建物の中から彼が外を見ている事に気付いたので撮らしてもらいました。
こうして斜めから撮ってみると、なんか凛々しいカンジもして、力が湧いてきます(笑)。
ケースの中で誰からも抱きしめられる事も無くお仕事を続ける姿は時には寂しくも思えなくも無いのですが、こうやって職員の方に大切にされながら健気に仕事をし続ける姿を見ると悪くありません。
幸せのかたちは色々なのだなと思います。
こんなカンジで姿を見つけると、ついつい写真を撮らせてもらっています。
多分これからも撮り続けるでしょう。
横浜税関の前を通る際は、是非彼と一緒に写真を撮ってみて下さい。
#時間があったら彼の仕事について知ってみるのも良いでしょうね。
その時は歩行者や車の邪魔ならないようにして下さいね。
だって、彼は礼儀正しいのですから。