森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

なかなおり

2013-06-09 22:18:50 | 毛が生えてたり丸いもの
「なかなおり」してあげてもいいデスにゃ。

台風3号が北上中。。なんだかムシムシとしてきました。いかがお過ごしでしょうか。
土曜日は「横浜!」ということで週末を楽しみにしていた森のなかま夫婦であります。


金曜日帰宅中の空です。「あぁ、明日は休日だ」とウキウキしながら空を眺めていました。


こちらは土曜日午前中の雲です。「くもはかせー、大きい雲がでてますよー」とワイフによばれベランダに出てみます。

「あれは、なんのくもですかー?」
「あれはだね。。ひじょーに珍しいおおきい雲だよ」
「なにそれ?」


土日は「横浜開港祭2013」で人出が多いかなぁと思ったのですが、時間が遅い事や花火が日曜日ということもあり、土曜日はそこそこ空いていました。
今このエントリを書きながら花火の音だけが聞こえてきます。去年花火を見たときは凄い人の数で帰るのに随分と時間がかかったのを思い出します。

楽しみにしていたとはいえ、連日の疲れからかご飯を食べてからワイフは2度寝を決め込みます。
私も2度寝をしようかと思いましたが色々と試してみたい事がありましたので台所のテーブルを占有してゴチャゴチャと作業を始めます。楽しい一時であります。

結局外出したのは15時をまわっていたかと思います。外的要因がないと基本的にこの時間になってしまいます(笑)


まずは「横浜新港ふ頭」に立ち寄ります。左側にグレイな船体があります。


開港祭にやってきてくれた「やまぎり (護衛艦)」であります。ワイフと「みたいねぇ」と言っていたのですが船内の一般公開時間は過ぎてしまいました。素直にカッコいいと思ってしまいます。


陸(おか)から見るタグボート達の縦列中車。


赤レンガ倉庫に到着します。バラたちが咲いていたのでパチリ。
気持ちの良いてんきだったのでみなさん芝生の上でゴロンゴロンしたり、ペタリンと座って海を眺めていたりしていました。


ね?気持ち良さそうでしょ?「03 FISH EYE」がすっかり気に入ってしました。
この日は「ランドネピクニック2013」というイベントが行われていてアウトドアメーカ等の出店があり楽しい品物が大幅ディスカウントで売られていました。

うん?ライト達も沢山ありますね。。しかも1/3くらいの値段のも。。ちょっと傷物の衣類なども。。
ワイフと共々ちょっと想定外の出費になってしまいましたがニコニコの買い物をしてしまいました。


山下臨港線プロムナード」を歩き出す頃には日が沈み始めてしまいました。


山下公園」でみつけたゴミ箱のうえのサンダル。なんでだろう?


ここにも子供たちの痕跡が。。。


サマーウィンドウが夕暮れで少しずつ染まっていきます。


山下公園を一直線に見渡せる「水の階段」と呼ばれる場所です。


後ろには「世界の広場」と呼ばれる放射状の広場があります。


アーチをくぐり抜けるといくと「横浜人形の家」へと続く橋にでます。


橋の上からみる銀杏の木。もう実がなっていました。今から「あの匂い」を練り込んでいるんですね(笑)


横浜マリンタワー」もFISH EYEだといつもと違って見えます。ゆっくり撮っていたいのですがグングン先をいくワイフ。。まぁ、目的があるんで早くなります(笑)


港が見える丘公園」の麓に着きました。「バルタール広場」には今年初めての「白蝶草(はくちょうそう)」が「ひらひら~」としていました。


木々のなか「旧フランス領事官邸遺構」に復元された井戸の水汲み用風車のシルエットが浮かび上がります。

さて、目的地に到着します。

「いないよぉー、いないよぉー」とワイフ
「まぁ、まぁ」

しばらくすると「デスにゃー」がトントンとやってきます。いったいどうやって我々がやってきたのを認識するのでしょうか。


毛を短く刈ってもらったようです。でもシッポはモクモクのムクムク。。刈ってる人もシッポはそのままの方がいいと判断したのでしょうか(笑)今日はのっけからデレデレです。。

ここで夫婦は苦渋の選択をせまられます。

「あーっ、猫ちゃん。。写真とりたーい」と小学生くらいの女の子。。とても触りたがっています。

再会前の「デスにゃー」は子供を見つけると直ぐに逃げてしまいましたが成長したせいなのか、我々が近くにいるからなのか「きょとん」としますが逃げ出しはしませんでした。

「近くで撮ってみる?」と声をかけます。写真を撮ると次は触ってみたくなるのは分かっていますが、その気持ちはみんな同じです。

「ゆーっくりね、おどろいちゃうからね」と言いますが子供の「ゆーっくり」は猫にしてみれば十分警戒範囲内であります。ピューっと逃げ出すデスにゃー。。。やはり。。

デスにゃーは逃げてしまいましたが子供たちは満足げであります。ちょっとだけだったけど触れてよかったね。


さぁ、大変です。。これからは大人の時間です。。手を伸ばせば直に届く木陰でソッポを剥くデスにゃー。。暫く呼びかけますが出てきてくれません。。

「にゃんで、まもってくれないんデスにゃー」
「ごめんよ。。」

デスにゃーの気持ちを考えると確かに「なんだよなぁ」と思うのですが、子供たちの気持ちも考えると。。大人ってちょっと損だなぁと思う時であります。暫く公園内を歩く事にしました。


カラスが止まっていて面白そうな風景だったので撮ろうとすると飛び始めました。

気付くとワイフがポツネンと立っていて「ニッコリ」しています。
あれは。。。


「しっぽフリフリのしっぽトラップ」をかまされ怒らせてしまった「シッポくん」です(笑)。今日も思いっきりシッポをフリフリしていました。


同じ轍を踏まぬよう「しっぽトラップ」をくぐり抜け戯れるワイフ。。器用な格好をしながらグニャーとしてみたり、シャキンとしてみたりを繰り返します。


我々が離れようとすると手摺から「ぴょん」と飛び降りるとワイフに「ゴツン」をしてから歩いていきました。
どうやら「しっぽくん」とは「なかなおり」ができたみたいです。


霧笛橋近くの「あじさい」を撮ってみました。今回は水平方向から撮ってみたところ花の形は分からなくなりましたが小人さん用の平たいステージのようになりました。


なつつばき(沙羅の木(しゃらのき))」は「ふわっ」とした花びらのようですが縁には細かいギザギザがあるそうです。

ここで、FISH-EYEのキャップが無くなっている事に気が付きました。
もう無くすとは。。。とほほ。。。Qちゃんで最後にとった写真を確認します。。ワイフは「キャップのようなものが落ちた音をきいた」といいます。総合的に判断して「カラス」の写真よりちょっとまえの花壇のあたりだと判断しました。

ありました。

二本松神社の「おみくじ」にもあったようにまたもや「失せものは高い場所」にありました。。

さぁ、デスにゃーの所に戻ります。やはり手が届く木陰にいます。こちらが気になるのか時々振り返りますが遠くを見ています。ちょっと哀しいです。。

その時「トモダチ」さんが突然あらわれました。

「あーっ、トモダチだ」と我々の注意が惹かれます。

珍しく用心深い「トモダチ」さんがワイフに甘えるような格好をします。以前遊んでくれた事を覚えていてくれたのでしょうか。。。
しばらく撫でていると「ぴゅん」と何処かへといってしまいました。「シッポくん」の匂いが残っていたからでしょうか。。すると。。

デスにゃーは木陰から出てきてくれたのです。


ごめんなぁ。人間にも色々あるんだよぉ。これからもよろしくなぁ。
ということで「デスにゃー」とも無事「なかなおり」する事ができたのであります。


日が沈んだ空には細長いいたずら好きなウサギかジャンプして着地するかのような雲が浮かんでいました。

「あの雲さぁ、うさぎがピョーンと着地していない?」と私。。
「あーっ、うさぎ、うさぎ」

思えば「トモダチ」さんが出てきてくれなければ「なかなおり」はできなかったのもしれません。「トモダチ」はどうすれば自分の友人の背中を押せるのか知っていたんだと思います。今日ばかりは「トモダチ」に助けられた森のなかま夫婦とデスにゃーなのでした。

ありがとー「トモダチ」

それでは!
コメント (2)
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GERBER RECON #22-80016

2013-06-09 17:45:10 | フラッシュライト
この絵を見てニヤリとされたあなた。。。一緒に一杯飲みませんか?

本日、横浜は雨こそ降らねどムシッとしたお天気であります。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、ちょっと特殊、いや、かなり特殊でシブイ「GERBER RECON」を紹介したいと思います。

GERBERというとナイフの方が有名なのかと思いますがユニークなフラッシュライトを沢山出しています。
なかでも4色の光を放つ事ができる「RECONnaissance:偵察兵」を意味するRECONはライトマニアになり出した頃から気になるライトの一つでした。

敵に悟られないように暗闇に紛れ気配を消して密かに潜入。映画の様な派手なアクションは任務の失敗を意味する世界。
当然使用する灯具はコマンドを与えた時のみ必要最低限の明るさを吐き出し直ぐに消せる事。高いストレス状態でも不用意な点灯や音は発してはいけない。そして絶対故障はしない。。なんだかカッコイイじゃないですか。

ただスペックをみるとあからさまに「ただ暗い」のであります(笑)。大変失礼な言い方ですが「白色LEDが出たての頃の変わり種ライトかな?」と思うぐらいでした。4色使いたければ「BAYCO Quad」という優れた製品もありましたので、それほど惹かれるものはありませんでした。。。

しかし。。。ある日思うのでした。

周辺光がでなくて暗くてスポッティなカラーライトが欲しい


ライトマニアのトレンドからすればおよそマジョリティから外れた時代錯誤な衝動なのでありますが、どうやら止める事はできなかったようです(笑)


「なんだこのヘンテコな4眼は?」と思ってしまうかもしれませんが、個人的にすごく好きなスタイルであります。


単3一本の小ちゃいライトの癖にこの堂々としたデカ頭です。例によってアルミ製にTYPE-IIIのHAがなされているそうです。確かに手にしてみると吐き出される明るさとは裏腹にとても確りしています。


アンチローリングで削りとられた面がなかなかシビレルではありませんか。そしてスイッチはなんと「モーメンタリ」であります。
押した時だけ点灯、常時点灯したければ締め込むというタイプです。森のなかまは手を離せば勝手に消えてくれる「モーメンタリ」が結構好きです。また「カチン」と音がしないのもこのライトの目的に一致しますよね。

もちろん1/4回転緩めるとロックアウト状態になり不用意な点灯による電池の消耗を防ぐ事ができますが、このライトの性格からすると電池の消耗よりも誤って点灯させてしまい自分の位置を知らせてしまわない事の方が重要なのかと思われます。


ピッチの狭いネジ切り、Oリングは二重になっています。
電池を入れ替える度には何回もテールキャップを回さないと行けませんがランタイムも長く、2-3(頭もーろー)0.2~0.3V電圧が低下してもさほど照度はおちませんのでそれほど苦痛は感じないでしょう。


プラス端子の周辺は樹脂が充填されているように見えます。「電池さえあれば必ず機能します。故障はしません」という事を真剣に考えているようです。

調べて見るとRECON-M #22-80017というミリタリモデルがあり機能は同じで二重Oリングやシーリングされた回路がアドバンテージのようなのですが送られてきた#22-80016はその特徴を引き継いでいるように思えます。まぁ、よくわかりません(笑)


最大の特徴でもあるフロントです。白色LEDが一つだけあり回転するカラーフィルターを回す事で赤緑青白と使い分けます。

  
赤、緑、青、白は面白みがないので割愛します。個人的には赤が点灯している状態が異常なまでにカッコ良く感じます(笑)

FL01 Standardの表示によれば3ルーメン、ランタイムは28時間、57カンデラ、ビーム距離は15メートルとなります。
クリプトン球を使ったMAG Solitareが2ルーメン、97カンデラ、20メートルと表記していることからおおよその暗さが分かるかと思います。


白、赤、緑、青となります。白色の明るさは「ThruNite Ti」のLowぐらいです。ただでさえ明るくない3ルーメンの白色LEDに濃い色のカラーフィルターを通すのでもの凄く暗くなります。モニタの設定によっては赤、青は殆ど真っ暗かと思います。


緑が明るいので赤成分が多くなる様にスリットを非対称に開いてみました。
回転フィルターは各色毎に確りとラッチされます。しかもとても固いです。片手で回そうとする場合確りと中指薬指で本体を固定しない小指に触れたスイッチを回してしまいます。
防水性もありますが、おそらく片手でガチャガチャと色を変えるような使い方を否定する表れなのかと思います。


配光写真よりも露出を多くしています。暗闇でみるとこんな感じに見えます。。って、ちょっと贔屓目でサービスし過ぎたかも(笑)

とにかく普通の懐中電灯のイメージで使うと「とてつもなく暗い」のであります。周辺光等は殆ど出ず、完全なスポットです。照射面はムラも少なくとても綺麗です。闇に順応した夜目の状態でようやく「灯」としての役割を果たすという本当に特殊なライトなので避難袋にいれておくようなものではない事は確かです。


パラシュートコードをそのまま通せてしまうテールのランヤードホール。間違っても金属製の2重丸管などを付けて「カシカシ」と音を立ててしまうような事はさせないようです。といいますかGERBERの意匠なのかもしれませんが。。


このライトで一番混み合っているアングルかつ、このライトの性格を物語る写真です。回転フィルターの赤の位置に目印となる平らな面。ボディ側には「ここにLEDがありますよ」という凹みがあります。

何も見えない暗闇のなかで二つの目印を合わせることで一番目立たない「赤」で点灯します。緑が必要なら左へ1ノッチ、青なら左へ2ノッチ。RGB並びになっています。白色なら左へ3ノッチか右に1ノッチです。こうすることで不適切なモードで点灯してしまう事を防ぐ事ができます。よく考えられています。

ただ、森のなかまは幸運なことにそのようなシビアな世界では生きていません。必要なら手のひらで覆って色を確認する事もできますし、3ルーメンの光が漏れてしまっても身を隠すべき敵はアパートにはいないのであります。といいますか、そんなアパートには戻りたくないですよね(笑)


全く周辺光がでない暗いスポット光が必要な日常生活は殆どないかと思います。でも暗闇に紛れて事を事を済ませてしまいたい時にはこういったライトがないと出来ない事もあるのであります。書いて見るととても危ない人のようですが(笑)

繰り返しになりますが、故障しているのではないかと思うぐらい「暗い」ライトです。慣れなければ苦痛すら感じる暗さです。ですので「愛する家族の為に。。」なとど万人にお勧めするようなライトではありません。仕事や極度の偏愛(笑)などハッキリした目的がないと「とても残念」なライトを手にする事になります。

ただ、その目的が一致するようであれば代替えしようのないとても優れたツールになってくれる事だとおもいます。しかもウレシイ事に確りつくられているので、そうそう壊れる事はないでしょう。

ゆめゆめ、このライト片手に人様の額に「肉」と書こう等と思ってはいけませんよ。あくまでも偵察部隊であって実行部隊ではないのです(笑)

それでは!
コメント (2)
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