烏賊(イカ)なのに何故か
クラゲたゆたう盆休み
「過去に経験した事がないような暑さ」もピークこそ過ぎましたが已然暑さは続いています。シナプスの殆どが茹だっている森のなかまであります。いかがお過ごしでしょうか。
本日はクジ運のあまり無い森のなかまが「とあるサマーキャンペーン」で頂いた3眼ライトモジュールを紹介します。
このパッケージを見てピンとこられるライトマニアの方は多いのではないでしょうか。というか。。ここまでパッケージングされているとは(笑)こういうところの演出はサスガと思います。すごい!すごい!
お察しの通り
cinqさんの作品で銘は「
とある三眼の烏賊指II」であります。
実はパッケージを撮り忘れたのをお風呂で思い出し、風呂上がりのフルチン状態でハンドライト3本で撮ってみました。写真ってどういう格好で撮っているか分かりませんよね(笑)
3眼4眼はH2Tさんも出してますが森のなかまが始めて手にする
複眼モジュールです。
ブログでも紹介されていますがリフレクターとコンバータ部は捻ると簡単に脱着できるようになっています。「自分用だから適当で」と謙遜されていますが森のなかまからみると「スンゲー」システマチックに出来てるなぁと感心してしまいます。
正面からみると不思議な形をしています。大きい丸のレンズと小さい丸の支柱部分が組み合わさってなんだ未来チックであります。
と、3眼の一般的な事に気を取られてしまいますが既に烏賊さんは潜伏済みであります。恐るべき捕獲者であります。
なかが覗けるようリフレクターは固定されていません。さすがマニアはマニアの気持ちがわかりますよね(笑)
左の透明なパーツがコリメータ(レンズ)でハウジング内には
XP-G2が3つ収まっています。その周囲には銘の由来である「烏賊リング」たる蓄光パウダーが練り込まれたエポキシボンドが「たぷん」と充填されています。
決めては手前のパンチ済みのシートで裏側が蓄光シートになっていて表からは直接見えないのに隙間から「チラリ」と光るようになっています。
うーん、さすが男の子の気持ちをわかってらっしゃる(笑)
動作電圧が2.5V-4.5Vなのでリチウムイオン充電池1本の単セルで使う事になります。
17670などで
Z2や
G2でロングランタイムを楽しむのも良いですが。。。
しかし、ここは
H2T G1でしょう!
はぁ?ユルいかんじのG1が更にユルくなっています(笑)
実は烏賊ということなので海から応援を呼びました。ちょっと頼り無さげですが(笑)
モジュールを頂いてから「イカさんと合う仲間はいないかなぁ」と探していたところ「
第19回 あ~てぃすとマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」で彼らを見つけてしまいました。「
羊毛フェルトあど~ちん」さんのクラゲくんであります。
猛暑ですからこんなカンジになるのも仕方がないですよね
ただ。。確固たる意思でまったく、やる気がありませんね(笑)
Low,Med,Highとなります。
モードチェンジはスイッチを素早くタップして行います。
Low->Mid->High->Low->Mid->High->Strobe->Blink->SOS->Beacon
コンバータのジャンパーを短絡させると好みの組み合わせもできるそうなのですがLow始まりで二周以上させることもないのでそのままにしています。合理的にできてますね。
ナチュラルホワイトと5000Kくらいだそうですがステキな色合いもさることながら中近距離用には開いた口から流れ出すヨダレが止まらない素晴らしい拡散光であります。ワイフ曰く。。
綺麗に広がる光ね
さすがライトマニアの妻であります(笑)
お風呂上がりライトとしてMidで連続使用していますが2時間くらいはラクラクだったと思います
旅行中撮った写真ですが
Q7の23mm相当で撮ってみました。遠方には飛びませんがかなり広い範囲を「グワッ!」と照らし出します。そして。。消灯すると。。
こんな風に烏賊リングが支配する世界になるのであります。
青と緑の蓄光材がつかわれていて光の減衰にしたがい色々な表情を見せます。
正直な話、森のなかまは消灯後のグロー材等によるポストライティングにはあまり興味がありませんでした。消灯というのは自らの意思で闇を求める行為でコントロールできない光が続くのがどうも苦手だったのであります。
ただ。。。烏賊リングを手にしてみてちょっと考えが変わりました。
楽しいものは楽しいのであります。
見方によってはガイコツおじさんが絶叫しているかのようにも見えてコワイので天地を逆向きにしています。ブルブル。。にしても妖しくキレイであります。
コリメータ、青と緑、そしてチラリが混ざり合ってシナプスをギンギンと刺激しまくります。
ホワイトバランスを電球色にして、更に
QUADと
Reconを使って深海っぽく青に染め上げてみました。
個人的にお気に入りなのがReconでベゼルを赤く染めてみたものです。ほっぺが赤い「
おてもやん」さんのようでカワイイかも(笑)
アクリルのトレーに水を張ってみました。Lowで点灯させると水面とトレー下の
MCPETの2つに反射しました。そして消灯すると。。
消灯するときに水面が揺れてしまいます。揺れが収まるのを待っていると減光してしまいますので鏡面のように写った烏賊リングは。。ムリっぽかったです(笑)
クラゲかもしれませんし、
ケロロ軍曹のような、クレイジーな丸顔なペンギンのようにも(笑)
暑さで朦朧としていたのかお約束通りライトがお辞儀をしてしまい水没してしまいました。。ライトも水を浴びたくなるような暑さですもんね。
今度は正面からです。
緑+電球色です。うん?後から気付きましたがベゼルの右側から汗が出ていますね(笑)拭き残しプクゥっと出てきたみたいです。暑いですから。。
緑+青でシアンです。背景に適当にムラができたので、なんだか涼しげなような気がしませんか?
更に赤色LEDを一生懸命ブンブンと動かしてみました。長秒撮影なので赤色の軌跡がコリメータに僅かに写り込んでいます。なんだか
曼荼羅みたいですよね。
放っておくと延々撮影し続けそうなのでひと区切り点けます
ということで(笑)点けて良し!消して良し!とエクストリームにゴキ^5ゲンなモジュールなのでありました♪
さて、こんなにステキだと明るい日中だって持ち歩きたくなりますよね。
普段G1はランヤードで首からぶら下げてしますのですがカメラとかち合うのでちょっと考えてみました。そうだ。。アレだ。。
旅行中は
ブーフにいれてずーっと腰に下げていました。モコンモコンした手触りがなかなか愉快であります。
旅行中水門のハンドルの上に載せてパチリとしてみました。屋外で撮るライトもなかなか良いですね。
さて。。クラゲくんたちですが。。本人達は頑張ったつもりのようです(笑)
販売店で購入できるモジュールではありませんが、複眼モジュールのステキさが少しでも伝われば幸いであります。
そして私信になりますが。。cinqさん。こんなステキなモジュールどうもありがとうございました。
既に容赦なくガンガン使っています。例え壊れても烏賊は立ち上がる(?)のかと思います。暑い中か忙しく大変かと思いますが頑張って下さい!
それでは!