意識的に見た初めての
月暈(つきかさ)だと思います。
天気予報では水木曜日は関東でも雪マークを出しているようなところもありますが寒い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか。
最近まで体調を崩していた事や朝からピーカンだったりしたので朝日を撮る事がなかったのですが今朝はタオルケットを被って季節外れのハロウィーンのお化けよろしくベランダに出てみました。
赤いビームが空を走り出しています。太陽がいよいよ昇ろうとしている最中です。
西の空は赤いビームを受けて明るさが貯まるを待っているのかのように徐々に、そして徐々にと赤らんできていました。
「あれよ、あれよ」と明るくなってきます。本当に早いですよ。
朝日の光芒は低い雲を舐めていきます。近くの雲なのでディテイールがはっきり分かり日が当たっているところとそうでないところが明瞭になり不思議な光景です。
南側のヒコーキ雲は秒単位で白く輝くところが増えてきました。
あと1分で太陽が姿を現し始めるはずですが「
妥協という十字架」を背負ったおじさんは朝の支度にとりかかります(笑)
今日も1本電車を遅らせてみました。この銀杏の木もあと1分程でてっぺんから太陽の光が当たってトーチのようになるはずです。
会社近くの公園でさぞかし素晴らしい光景に出会えるかとドキドキしていたのですが。。あれま。。ぴーかん。。仕方ありません。
ワイフによると仕事中に幻日が見えたそうです。残念ながら幻日の写真は撮れなかったようですが、そらをたゆたう楽しげな空の写真を見せてもらいました。
さて。帰宅時間。お月さまが霞んでいます。これは月暈(ハロ)が見えたりしそうな予感がビンビン(古)します。
凝視してみると何となく丸いような丸くないような。。なんだか。。
見えていないものが見えている人間
に進化してしまった気分です(笑)。
試しにISO3600で写真を撮って見ると、うっすら丸いものが写っていました。どうやら感覚は今の人類と同じようです(笑)
アパートに戻り三脚を取り出し
Q7+08レンズをセットします。露光時間は20秒にセットします。なんで20秒かというと。。それ以上だと
ノイズリダクションで露光完了後に更に同じ時間がかかるみたいなのです(この辺りのセッティングはオートのまま)。
月あかりに照らし出される雲が長秒露光のためヌラーっと写るのがなかなかステキであります。
朝に夜にと空が熱い冬の1日でありました。
それでは!