13:56 大気に揺られて窓に着地した雨粒たち
森のなかま夫婦は
Spotifyという音楽配信サービスに入っています。聴きたい音楽を聴くのはもちろん、聴いている音楽傾向から「こんなのどう?」みたいに教えてくれます。合うの合わないのとありますがとてもありがたいサービスです。
窓ガラスに着地した雨粒を撮ると外の景色がぼやけて楽しいです。
先日試しにダウンロードしたアルバムを寝る前にイヤホンで聴いてみました。ゆらゆらと虫のように飛び交うような光に包まれているような音楽で2回通しで聴いてしまいました。
君島大空さんの「午後の反射光」
昨日
タワレコ横浜ビブレ店に行きました。最初は見つけられなくて諦めようかと思ったのですがインフォーメーションで尋ねたらお姉さんが親切に案内してくれました。
Spotifyの最高音質もかなり良いのですが絞って聴いているので非可逆圧縮だともったいない気がしています。
一晩聴いたあとネットを検索してみました。普段あまり音楽関連の記事は読まないことにしているのですがの
一つだけ対談記事を読みました。最初は身構えちゃいましたが読み終えるとスッキリしたうえにまた聴いてみたくなる記事でした。歌へのスタンスとか「あぁ」と思いました。好きなんだと思います。
冷房の冷たい空気で内側が結露した窓ガラス。空から降ってきた雨粒を隔てているガラスでもあったりします。
君島さんは多くのバンドでギタリストとして活動されていますが「宅録」「bedroommusician」と自らの肩書につけているように、アルバムは一人による多重録音。
こちらで聴くことができます。
納得いくまで時間を注ぎ込んで作り上げているんだと思います。バンドのような「
遠視のコントラルト」が入りやすいと思いますが透き通るようなアコースティックサウンドとノイズが入り混じった「Interlope」「瓶底の夏」などがとても印象的です。
前の写真を撮るときにピントを外してしまった失敗写真なのですが何だか気に入っています。
アルバムを聴いて「写真を撮りに行きたい」と思ったのも久しぶり。木漏れ日を受けて乱反射する葉っぱたちを撮るつもりでしたがこんなお天気。
でも、こんな風に輪郭を持たない陰影を撮っていると音楽を聴いているような心地よさを感じるのでありました。個人差はありますけどね。
それでは!