こういう写真を撮るというのは、やっぱりライトが好きなんだと思います。
人によっては3連休です。本日も厳しい暑さでしたが夕方になってベランダに水を撒いたら少し涼しくなりました。いかがお過ごしでしょうか。
以前「
E1E+燈E」をご紹介しましたが、あれ以来この組み合わせの虜になっております。ライト歴も少々長くなってきたのか
E1E購入当初のスポットの強さは気にならなくなり、むしろ心地よくなってきております(笑)慣れというのは面白いものであります。
数時間に渡って連続使用しても熱を持たず安心して使える事から照明としても使っていますが、すると2本ぐらいあるとステキであります。
「そういえば、あのお店に古いのがあったなぁ。まだあるかな?」
とのぞいて見るとまだあります。今回はいつも程は悩みませんでしたが1週間くらいはモンモンとした想いを楽しんだ後に購入となりました。
初めて箱入りのSurefireを手にする事ができました。「
Surefire E1 GM」です。
なんだか昔のシリーズ物のプラモデルを思い出します。おそらく共通の箱を使用してモデル毎のラベルを貼っていたのかと思われます。
うっはっ!知らない人が見たら「なんで懐中電灯がiPodみたいに綺麗に梱包されてるの?」と思うでしょうねぇ。
ここにも透明なシールでモデル毎のスペックなどが貼られていました。この下にリチウムイオン電池が入っていました。
Owner Handbookなど他の書類も入っています。
さて取り出してみました。GMは
GunMetalの略かと思いますが、思っていたよりもシルバーに近く、僅かに青みがかった銀色であります。
そしてこちらがクリップ部の写真です。なーんとヘッドにクリップがリベット止めされています。しかもクリップが長くテールスイッチ付近まで伸びています。頭のなかにパッとひらめいたのは「
リュウグウノツカイ」というお魚さんであります(笑)
ちょっと点灯してみます。うーん。なかなか。「Gentosじゃん」とか言わないでくださいね(笑)
押した時だけ光るシンプルなモーメンタリースイッチです。スイッチをクィッと締めると常時点灯になります。心地の良い「押し感」です。
もともと短くて愛らしい姿ですが、丸みを帯びたシンプルなモーメンタリースイッチとの相性も良いです。
左側がE1GMについていた
MN01で右側がE1Eのものです。右側の新しいものは座金の一部が盛り上がってテンションがかかるように改良されていました。他は特に大きな違いが見つけられませんでしたがこういったところにも日々改良を加えていたんですね。
これが全パーツです。リベット止めクリップのヘッドが何となく面白いです。
ちなみに付属の電池には「2013/1月」までとプリントされたものでした。販売ページのレビュアーの方も同じ賞味期限だったので同じ時期のものかと思います。
期限は過ぎていますが何ら問題なく使えています。さすがリチウムイオン電池と感心しました。
ボディです。銀色の表面と内側は黄色く「
有色アロジン」なのでしょうか。色々と工数が懸かった造りなのであります。
「きれいだなぁ」と思います。
こちらはヘッド部です。外側に継ぎ目が無いことからリフレクタなどは内側から固定されているのでしょうか。
ティアドロップ型の凹みは表面積を稼ぐのと軽量化が表向きの理由なのかなぁと思いますが、これがいい味を出しているのであります。
もがなのスイッチであります。
長い間眠っていたのでグリスが硬化していましたが簡単な掃除で元通りです。Oリングやスイッチのゴムも特に劣化した印象はありませんでした。
事前に追加注文しておいた「
H2Tさんの燈E」です。今回ももちろん電球色です。今回はラベルが側面に貼られていました。
MN01, MN01+FM04
燈E, 燈E+FM04
ウルサイ事を言えば色々とあるのかもしれませんが、E1が発売された当時は「こんなにキレイな配光で明るい小ちゃいライト」だったのだと思います。
燈Eとの組み合わせは「呆れ返るほどの超ロングランタイム」で「E1をE1として使い続けるられ」のであります。
もちろん「15ルーメンじゃ暗いよぉ」という方にはお勧めできませんが。。
熱も出ず20時間以上点けっぱなしにできるこの組み合わせはとても信頼のおける便利な灯具であります。
逆光で新旧を並べて撮ってみました。右奥から「
Eiger CW + #151」だけで照らしています。
こちらは「Eiger CW + #151」を直接当ててみました。。ヘッドの下にドーンと影が出てしまいますので商品撮影としては使えないのですが、コントラストも強く出てハードなイメージになったような気がします。気がするだけ?
今度はサイドから
MCPETに光を反射させてハイライトを入れてみました。なんだか艶みたいな感じになってちょっとノーブルに(笑)光の当たりかたで様々な表情があるのはシルバー系統の楽しさだと思います。
同じようなアングルを前にも載せていますが、光の色とハイライトが入るだけで随分印象が変わります。
リベット付けされたクリップの姿も楽しんでみて下さい。なんだか味わいがありませんか?
忘れてはいけないのが、このティアドロップですね。
ヘッド自体は直線ですが様々なところに曲面がある事に気付かされます。
E1Eとのツーショットです。
燈Eを使いたいためだけに購入しました。HAでもBKでもない古めかしい宇宙船のようなE1 GM。最初は「ちょっとイケテないよなぁ」と思っていました。
でも、手にしてから1ヶ月の間、日を経るごとに、使うごとに、ジワジワと、そしてジワジワと。。何となく好きになってきてしまいました。
もちろん同じ価格でもっと明るい、高性能なものを購入できます。モードの一つとしてこの明るさを持つものもあります。ただ、「この明るさだけ」のものをここまで真面目に造っているものはこの先出てくるとは思えません。この明るさが必要な方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか。
それでは!