裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

ブラームス交響曲4番

2011年04月04日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

聴いたことのないCDを棚から見つけ、早速聴く。本と同じように積読のCD。CDショップでは目的のCDの他についつい数枚買い込んでしまう、いつか聴くだろうと・・・そして存在を忘れてしまう、そんな一枚。

ワルター、コロンビア交響楽団、1959年録音、ブラームス交響曲4番、80歳のワルターの50年前の録音、それは思いがけないほどの熱気を帯びた驚愕の演奏、鮮明な音響であった。

ああ、思い出は、熱い思いは駆け巡る。この4番(シャルル・ミンシュ、ボストン交響楽団、だったと思う)に熱くなり聴きこんでいた遠い昔があった、

安物のアンサンブル型ステレオをやっと買ってもらい、大音量で夢中で聴いていた、それは数少ないLPの中の一枚、今は散逸してしまったお気に入りの一枚だった・・・

シャルル・ミンシュの4番、ネット検索するも1番はあるが4番は見当たらない。記憶違いだろうか?

検索途中で楽しいサイトを知った。それは著作権の切れたクラシック音楽をフリーでダウンロードできるサイトだった。

早速ワルター、ニューヨークフィル、51年録音の4番をダウンロードし、CDに焼き、聴いている、窓の外の雪景色、流れる雲間から漏れる陽光でで刻々と表情を変える、何の変哲も無い風景が突然魅力的な絵画に変わる、

そんな風景を眺めている幸せを感じながら・・・

 

 

 

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