4,5日前から薪ストーブが燃え続けている。
8月だというのに薪焚き人は過ぎ去る夏の悲しさ、寂しさを、紛らわすためかのように薪ストーブに火を入れた。
今日もストーブの前に座り込み、薪の燃えるオレンジ色の炎を見つめている。
手にはTEH GLENLIVET GUADIANS、お客様のT氏から頂戴したNadurraのグラスを抱える。
陽光いっぱいの夏の浜辺にいるかのような心地よい炉辺、
深い香りと味わいのシングルカスク、Nadurraの強烈なパワーに酔いしれている。
この上ない贅沢な、静謐な時間が流れる。