朝からしとしと雨が降り続いている。
エントランスに出るとスブニール ド ラ マルメゾンの香り・・・
花びらの繊細なバラ、雨を避けるためエントランスに置かれたマルメゾン、すき放題にその美しい姿を見ることができる。
今、私の最も好きなバラBEST 1はスブニール ド ラ マルメゾン(Souvenir de la Malmaison)
その美しさをいまさら語る必要はないだろう。
暇に任せて雨の中、BEST 2,3を捉えるためにカメラを持って庭に出る。
長雨に荒れ乱れた庭、可愛そうだがコンディションの良くないバラにレンズを向ける。
BEST 2 シャルル ド ミル(Charles de Mills)この美しい深い花色、花形、葉、BEST 1にしてもいい、と思うものの、
繰り返し咲くマルメゾンと比べると、迷う。
BEST 3 デュセス ド モンテベロ(Duchesse De Montebello) 花形、花色,葉、樹形、香り、パーフェクト。
もっともっと植えられていい素晴らしいバラのように思う。
(Prolifera de Redouteとして販売されていた混乱した時期があったが少なくとも日本では同じバラ)
オールドローズ、200数十年の長い時間という篩にかけられ、選ばれし、生き残ってきた美しき彼女たちは何物にも代え難い貴重な存在。
近年モテはやされている、いた?ハイブリット・ティー、その勢いに大いなる陰りが見える。
果たして200数十年後、彼女たち何種類が生き残れるだろうか・・・
今、オールドロース咲き乱れ、香り満ちる、そんな夢見た庭に現実に佇んでいる。
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