裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

雨飾山に登る 思い立ったら止められない

2024年05月28日 | 歩く・登る

車にすでにAmazonで買い込んだ寝袋、マットが積み込まれている、

初めてこの歳にして車中泊を考えていた。

思い立ったら次ぐ実行、25日家を出る、明るいうちに雨飾山登山口の駐車場に着けばいい、

糸魚川で高速を降り、スーパーに立ち寄りすぐ食べられる食料調達、

登山口の駐車場のトイレなど設備は整っており驚くほど、

土曜日、駐車スペースの心配があったが車はたった2台、心細くなるほど。

マットレスはベンを開けると自然に膨れるスグレモノ、リアシートを倒すと

ちょうどいいベットができる、たださすがプリウス、屋根が低く動きが制限される不便がある、

が寝心地はとてもいい、明朝5時出発を予定していたがスリーシーズンの寝袋は年寄りには役不足、

夜中足が寒く眠れづず、エンジンを掛け暖房、以後心地よく寝坊、なんと登山開始は7時、

すでに遅く到着した10台ほどの車の登山者は出発して誰もいない、なんのための車中泊だったか・・・

往復7時間の登山、年寄にはきつい、少しでも早く出発するための意味を失った。

残雪は思いの外少なく、助かる、だが想像以上の急登の連続、石ころだらけの道、歩きづらい、

これは決して初心者の登る山ではない、と思うこと頻り、だが我慢ガマンの連続、

やっと、やっと頂に立つことができた、足下の草花も素晴らしかった、特にシラネアオイが

沿道にずっと咲いていて見事、

後立山連峰、特別好きな白馬、雪倉、朝日の山々に対峙できた喜びをうまく表現できない。

この夏も無事なら白馬に登ることになるだろう

雨飾荘に泊まって温泉にビール、目論んでいたが、満室で宿泊できず、考えが甘すぎた、

数件電話するもすべてだめ、結局泊まることができたのはなんと糸魚川のビジネスホテルだった、

食事はできず、近くのファミレスを紹介される、ファミレスで生ビール3杯、

その値段の驚くほど安いこと、雨飾山も無事登れたし

風呂、サフナも入れた、それで良しとするか。


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