今日も粉粧楼が美しい、窓辺のハイビスカスとともに咲き続けている、
こぼれ落ちた花びらの処理に苦労するも・・・
昨日は屋根の塗装作業を終わらせようと勇んで屋根に登って塗り始めた、が、
風が吹き始めるや、カラマツの落葉吹雪、残念な思いで作業ストップ、
これでは・・・いつ終わることやら。
今朝は小雨、はっきりしない天気、何もせぬままの一日、
夕食後、薪ストーブ前で昼の続きで串田孫一の「山のパンセ」を読む、
グラッパを啜り、「ショルティ ブルックナー5番」を聴きながら。
ショルティ、デッカ、シカゴの衝撃、素晴らしい音響、聴き入ってしまう、
本を読むどころでない、ヴァント、チェリビダッケさえ超えてしまった。
日本におけるショルティーの評価は決して高いものではない。
その原因の一つは変人音楽評論家、指揮者でもあるU氏の偏見的評価に大いに影響された人々が多かった、
人の意見に左右されやすい日本人の特性、と想像するがこれは私の偏見か?
ショルティ、ジョン・カルショー、デッカ、ウィーン・フィル、
『ニーベルングの指環』全曲録音、これはオーディオ文化の幕開け、金字塔とも言える大事業だった。
私が音楽を聴き始めた時期、ショルティの偉大さを知った時期と一致する。
全曲LPは4万円、初任給の倍近く、ダイジェスト盤を買うのがせいぜいだった。
私にとって「サー・ゲオルク・ショルティ」はいろいろの意味において特別な存在なのである。
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