茂りすぎたハウチワカエデを梯子をかけ大きく剪定したのは10日以上前だろうか、切り落とした枝を処理していて気が付く。
落下した衝撃にも耐え、枝に作られた野鳥の巣、大きくなったヒナがその中に3羽・・・
ヒナ、親鳥ともにほとんど鳴き声を立てない。通常こんな場合親鳥が猛烈に騒ぐはずなのに。
デッキのすぐそば、野鳥の存在にまったく気づかなかった。
野鳥の名前は不明、おそらく声を立てないことがこの野鳥の危険を避ける手段なのであろう。
すぐさま巣の付いた枝をカエデの枝にガッチリシュロ縄で固定する。
傍でやっと聞き取れるほど小さなヒナの鳴き声、親鳥がすばやくやってきたが、どんな野鳥かついに確認できなかった。
空になった巣、無事に巣立った。木からはずして観察する。コケ、そしてプラスチックの紐など、実に巧みに作られているのに驚く。
ワインの空き箱で作られた巣箱、そこで無事に巣立ったヤマガラはどんな巣作りをしているのだろうか、巣箱の中を掃除してみよう。
おそらくシジュウカラと同じコケを主体としているのだろう。ゴジュウカラの巣は木の皮だけで作られていたが・・・