半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

我が家のイチゴでジャムを作りました。

2009-05-29 22:01:07 | ジャム、コンポートなど
毎朝少しづつ収穫して冷凍しておいたイチゴ。気付いたら結構たまっていたので、カミさんがジャムを作りました。




材料はイチゴと砂糖だけ。ペクチンや水はもちろん、防腐剤の類も一切加えません。
糖分が65%を超えると、浸透圧の関係で細菌が繁殖できなくなるため、そのまま常温で保存しても腐らなくなるからです。蜂蜜がいつまでも腐らないのも同じ理由ですね。

加える砂糖の量は果物の種類によって異なりますが、ほぼ同じ重さの砂糖を加えれば、水分が蒸発して最終的に65%以上の高糖度のジャムが出来上がります。余談ですが、塩の場合は20%の濃度で細菌の繁殖を防げます。




作り方は簡単。焦げ付かないように注意して加熱するだけ。イチゴの中から水分が染み出してきて、すぐにこのような状態になります。




でき上がったら、煮沸消毒したビンに詰めます。ふたも消毒することを忘れずに。ジャムを作るようになってから、我が家では大量の瓶を溜め込むようになりましたが、それでも足りなくなるときがあります。




とりあえず、本日はこの3本。ちょっとこぼしてしまいました!
後は冷えたら冷暗所に保管するだけ。糖度が高ければ、冷蔵庫に入れる必要はありません。常温保存でも、今まで一度も腐ったことはありません。




早速トーストに塗って食べました。撮影用に沢山塗ってしまいましたが、高糖度ジャムというのはほんの少し塗るだけで十分です。



自分の家でジャムを作ってみると、市販のものより香りが強いので驚かされます。プラムジャムなどは1年くらい常温で保管すると色が悪くなってくるものの、味や香りは全然問題ありません。

我が家でも以前は色々なジャムを買って試していました。しかし、こうやって自宅で栽培した果物で作るようになってからは、市販品を口にする気はしなくなりました。
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