半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

シルバー・カトラリー(銀食器)の話 その11

2009-05-14 22:00:31 | 陶磁器、銀器、カトラリーなど
半谷家では7年ほど前から普段の生活でアンティークのシルバー・カトラリーを使っています。もちろんシルバープレート(銀メッキ)ではなくスターリングシルバー(純度92.5%のいわゆる銀無垢)です。さすがに去年のクリスマス・パーティーからは場所を借りるようになりましたが、それ以前はホーム・パーティーで一度に30人以上を招くこともあったため、それなりのカトラリーのセットがあると非常に便利だったのです。

銀食器は手入が面倒という話も聞いていたので、最初はどうしようか迷っていましたが、叔母が「毎日使ってれば、全然大丈夫よ」というので、変なものを買うよりも良いだろうということになりました。それにスターリング・シルバーだったら、将来子供達に受け継がせることもできますしね。



当然のことながら、最初は普通に新品を買おうと思っていました。もちろん一度に全部揃えるのは到底無理なので、少しづつ買い揃えるといういつもの?作戦です。

私が一番興味を持っていたのは、スタイリング誌の91年10月号に出ていたオーストリアのウィーンにある工房、L.jarosinski & J.Vaugoinの作品。しかし、残念ながら日本には代理店もなく、入手が困難であることが分かりました。

その次に考えたのはデンマークのジョージ ジェンセン。輸入元へ問い合わせたところ、二子玉川の高島屋に入っている正規店にはカトラリーも展示してあるとのことだったので、早速カミさんと二人で見に行くことにしました。しかし、当時日本に正規で入っていたのは “エコーン” 、“ピラミッド” 、 “ブロッサム” 、 “リリー オブ ザ ヴァレー” の4種のみで、残念ながらデザインが私達の好みとはかなり異なっていました。




そこで作戦を大幅に変更し、アメリカやイギリスのアンティークから探すことにしました。種類が色々あることはもちろんですが、海の向こうでは一部の高級ブランドを除いてはむしろ “中古品” といった扱いになり、かなり割安感のある価格で購入できる点も大きな魅力でした。この画像のようなガイドブックも色々出版されていて、代表的なメーカーの製品に関しては、パターン(デザイン)や発売年、流通価格なども簡単に調べることができます。



我が家の条件は、 ① 飽きが来ないシンプルで使いやすそうなパターンであること、 ② 現行品または流通量が多い “定番” のパターンで、将来的に買い足しなどが可能であること、 ③ ナイフやフォークといった基本的なアイテム以外にも様々なバリエーションが楽しめること、の3点。

その結果、候補として選んだのはアメリカのLUNT社のSweetheart Rose と、Wallace社のGrand Colonialの2種でした。と、いうわけで次は何をどうやって入手したか?という話になるのですが、この話はちょっと長くなりそうなので、続きはまた機会を改めてということで……。
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ヤマモモ、いつの間にか大きくなっていました。

2009-05-14 21:46:09 | ガーデニング
自宅の庭に植えてあるヤマモモ。いつの間にかこんなに実が大きくなっていました。




こちらは毎年苦戦しているクタリン。



今のところ順調に育っていますが、いつもここから先が大変です。
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