半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

『五〇〇〇年前の日常』 を読みました。

2009-05-25 22:12:28 | 
小林登志子著、 『五〇〇〇年前の日常』 (新潮選書) を読みました。

サブタイトルに “シュメル人たちの物語” とあるように、メソポタミアの粘土板文書を元にして、当時の人達が何を考え、どのような日常生活を送っていたのかを浮き彫りにしようという本です。



この本には、子育てに悩む父親とか、子供の頃に学校での成績が良かったことを自慢する王様、家庭内暴力に泣かされいた奥さんの話など、様々なエピソードが出てきます。

結局のところ、5000年前の人達も私達も、あまり変らないようなことで喜んだり悩んだりしていたということなんですね。もしかしたら、5000年後の人達も、私達と大差ないのかもしれません。
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