半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

世田谷文学館で、 『萬画家・石ノ森章太郎展』 を観ました。

2019-05-05 23:41:28 | 美術館、展覧会


移動の途中、少し遠回りをしてこちら、世田谷文学館に寄ることにしました。




現在この 『萬画家・石ノ森章太郎展』 が開催されているのです。




私が一番好きな石ノ森章太郎作品 (石森章太郎と書くべきか?) は、仮面ライダーでも人造人間キカイダーでもなく、やはり小学生の頃に読んだサイボーグ009です。石ノ森氏自身にとっても特別な作品だったようで、今回の展覧会でも最も広いスペースが割かれていました。



001の設定はシオドア・スタージョンの 『人間以上』 から、奥歯にスイッチが仕込まれた加速装置はアルフレッド・ベスターの 『虎よ、虎よ!』 から、002と009が流れ星になって地上に落下して行くシーンはレイ・ブラッドベリの 『万華鏡』 から等々・・・・・・、実はストーリーの核となるアイディアの多くがSFの古典的名作を元ネタにしたものだったと知ったのは、中学生になって本格的にSF作品を読むようになってからだったなぁ。


今回はトキワ荘の仕事部屋を再現して展示があり、撮影可となっていました。




こんな趣向も用意されていたものの、今回は私一人での訪問だったので、さすがに試すことは出来ませんでした (笑) 。



この展覧会、会期は6月30日までとなっておりますので、世田谷方面にお出掛けのチャンスがあるときにでも、足を伸ばしてみることをお薦めいたします。
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