カミさんと一緒に某所に行く途中、近所を通ったので練馬区立美術館に寄ることにしました。
現在開催されている企画展はこちら、 『没後10年 品川工展 組み合わせのフォルム』 です。
あの恩地孝四郎に師事していいたということでてっきり版画作品がメインかと思っていましたが、立体作品も沢山あり、個人的にはそちらの方が魅力的に感じられました。
若い頃 (1931年頃) に製作した 《婦人像》 というタイトルのボール紙の立体作品、なんと私が大好きな パブロ・ガルガーリョ の作品と瓜二つだったのでビックリ。ガルガーリョは今の日本ではほとんど忘れられた存在ですが、まさか今から90年近く前に、その模作を作っていた方がいたとは思ってもいませんでした。
この展覧会、一つの展示室のみのコンパクトな内容であるものの、観覧も無料となっておりますので、近くまで行く機会があるようでしたら、のぞいてみるのも悪くないと思いますよ。