ちょっと興味がある企画展が開催されていたので、国立近代美術館まで行ってきました。その展覧会とはこちら、『窓展 窓をめぐるアートと建築の旅』です。
“窓” という切り口、中々斬新ですね。国立近代美術館の企画としてはかなり異色じゃないかな?。
今回の展覧会、私にとって最大の収獲はこちら、初めて林田嶺一さんの作品が観られたこと。す、素晴らしすぎる!!。これが観られただけでも、ここまで足を運んだ甲斐がありました。でも、この熱量は実物を見ないと伝わってこないだろうなぁ・・・・・・
展示を観ながら進んでゆくと、突如入国ゲートが出現!。これは日中韓(小沢剛、チェン・シャオション、ギムホンソック)のアーティスト・ユニットである西京人のインスタレーション、《第3章:ようこそ西京に―西京入国管理局》。架空の国である “西京国” の入国ゲートという設定です。
ここに立っている方は入国管理官という設定なので、ニコリともしてくれません(笑)。さらにここを通過するためには・・・・・・
・・・・・・私がどうやって通過したのかはナイショです。ここを通過した後に展示されている映像作品も中々の見物ですよ。小沢剛さん、2年前に千葉市美術館で開催された『不完全 パラレルな美術史』を観たときにも凄い方だなぁと思ったけれど、きっと次から次にアイディアが溢れてきて止まらないというタイプの方なんだろうなぁ。
他にも立体作品や映像作品、インスタレーション等々の盛り沢山の内容でお腹一杯になりました。ズビグニエフ・リプチンスキの映像作品、《タンゴ》は、5年前に神奈川県立近代美術館 葉山で開催された『東欧アニメをめぐる旅 ポーランド・チェコ・クロアチア』で観たことがありましたが、やはり何度観ても凄いといわざるを得ません。
上手くスケジュールの調整が出来たら、カミさんと一緒に再訪したいと思います。