
さて、今日は昨日のブログの続きです。この日の私達の本当の目的地はこちら、ポーラ ミュージアム アネックスでした。現在、『野口哲也展 this is not a samurai』という企画展が開催されているのです。

野口地哲也さんの作品を初めて見たのは2020年にサントリー美術館で開催された『ART in LIFE , LIFE and BEAUTY』でのこと。現代のアイテムと甲冑を着た侍の組み合わせという斬新な世界観に瞬く間に魅了されてしまいました。そこで昨年の8月、群馬県立舘林美術館で開催された展覧会にも出掛けたのですが、何とコロナで臨時閉館のため空振り!。というわけで、今回はそのリベンジでもありました(笑)。


今回は写真撮影可だったので、例によって少しだけ会場の雰囲気をご覧に入れることにしましょう。

鎧武者と現代のアイテムやガジェットを組み合わせても違和感がないのは、やはりその圧倒的ともいえる作り込みの素晴らしさが理由なのでしょうが、ある意味、人間の本質は不変ということなのかもしれませんね。





例えばこの具足。一見何の違和感もありませんが・・・

何とシャネルでした!(笑)。


初めてこのスマホをいじっている侍の図を観たときには笑ってしまったけれど・・・

昨今の状況を考えると、現代の私たちのやっていることもこの絵と大差ないもかもしれませんね。この企画展、個人的にはこの夏必見の展覧会の一つだと思っています。会期は9月11日までで入場は無料。特に事前予約は必要ありません。