半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

長年の悩みがついに解決?。ポルシェ911 (930) 、メカニカル・フード・ストラットに交換しました。

2021-07-10 18:00:00 | ポルシェ911


ある日のこと、アメリカのペリカン・パーツからこんな小包が届きました。あれっ、変だな。ペリカンから届く予定の荷物はないはずだけど?。で、中身を確認してみたら・・・・・・おっ、これは Rennline(レンライン) に注文していた自動ロック機構付きの前後フードショック、Fully Mechanical Hood and Decklid Strut Packageじゃないですか!。いつの間にか、ペリカンがRennlineのメールオーダーの代行をするようになっていたんですね。知らなかった。




この時代のポルシェ911のフードショック・・・・・・他にもペニューマとか、フードストラットとか、ガススプリングとか、色々な名前で呼ばれていますが・・・・・・は交換しても数年で抜けてしまう上に運転席側の交換が物凄く面倒なので、そのまま交換せずに支え棒で間に合わせているクルマが少なくありません。カミさんのクルマも既に何度か交換しましたが、ついに前々回、4年前の車検時に交換を諦め、ヤフオク!で買ったこのようなストッパーを取り付けてお茶を濁していました



このストッパー、幸い機能的には十分使える物だったものの、残念ながらデザインは私の好みじゃありませんでした。そこで、私の入っているアメリカの空冷911 facebookグループ内で相談したところ、何人かの方からRennlineの製品を薦められたのでオーダーしてみることにしました。


旧くからの空冷911乗りの皆さんならご存じの通り、この種の製品には様々な問題が発生する様で、過去にも現れては消えてを繰り返しています。実際、グループ内でも賛否両論がありました。しかし、私としてはあのスグレモノのスマホ・ホルダー を作ったRennline製ならば、過去に販売されていた製品とは違って大丈夫な気がしました(根拠なし!)。ブラックとカーボン調の2種類があり、どちらも同じ価格だったので、地味で一見純正の様に見えるブラックの方をオーダーしました。



実は最初、1本だけ買って自分で助手席側に着けるつもりでした。しかし、Rennlineのサイトの記述を良く読んでみたら・・・・・・

“For cars with steel hoods, we recommend two struts as the factory hinges flex when only 1 strut is used. For aluminum or carbon fiber hoods, only one strut is required.(スチール製のボンネットを備えた車の場合、1本のストラットのみを使用すると純正のヒンジが曲がるため、2本のストラットをお勧めします。 アルミニウムまたはカーボンファイバーのフードの場合、必要なストラットは1つだけです)”

・・・・・・と書かれていました!。アブナイアブナイ!!。危うくヒンジをダメにしちゃうところでしたよ。で、結局リア用も付いているお得な3本セットを買ってしまいました。


前述のように、この運転席側の交換は非常に面倒なので、もう二度と自分ではやりたくありません。というわけで、作業は今回の車検時まで待って清水さんにお願いすることにしました。




で、これが外したところ。上が純正で下が今回装着するRennline製です。




外した部品を良く見たら、前回私が奮闘したときの痕跡?が残っていました(笑)。あのときは中々下側のボルトを差し込むことができなくて、これ1本交換するのにたっぷり半日掛かっちゃったよなぁ・・・・・・




清水さんも、“これは凄く面倒臭い作業なんですよね。かなり時間かかるかも知れないなぁ” とかいってはいたものの・・・・・・私の見ている前で無造作に取り付けちゃいました。やっぱりこういうことは最初から素直にプロにお願いすることにします。




それに対し、助手席側は特に障害物もないので交換は簡単です。




はい、完成。内側にラチェットが組み込まれていて、フードを持ち上げれば自動的にロックがかかります。もう一度上に上げれば自動的にロックが解除され、そのまま閉じることができます。旧い英国車のフードなんかに使われているのと同じシステムですね。YoutubeにRennineの公式動画がUPされているので、興味のある方はそれをご覧になってみてくださいね。




3本セットでしたが、まだリアフード用はヘタっていないので、今回は交換しないことにしました。我が家は羽根なしなんで、まだまだ当分は大丈夫そうです。



このパーツ、実際の使い勝手や耐久性に関しては未知数なので、取り敢えずしばらく試してみてから再度結果をご報告させて頂こうと思います。


■現在の走行距離
(2021年07月10日現在) : 27万5075km
■前回からの走行距離(07月02日~07月10日) : 0km
■今月の維持費
■部品代
 Rennline(レンライン)メカニカル・フード・ストラット 前後3本セット : $210
■工賃
 コチラをご覧下さい。
■その他
 送料 : $28.88
 関税、通関手数料など : 2300円
■合計
 2万9058円 ※
※ オーダー時のレートによる

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