カミさんと二人で松濤美術館に行きました。
今回のお目当てはこちら、 『 後藤克芳 ニューヨークだより " 一瞬一瞬をアートする " 』 です。このフライヤーを見て以来、ずっと楽しみにしていました。
後藤克芳さん、ポップアートの立体作品というイメージが強かったのですが、元々は武蔵美の西洋画科の出身だったんですね。娘も工芸学科でガラスを学んだはずなのに、最近は絵の方が売れているということですし (笑) 、美大というのは入り口はどこでも関係ないということがよく分かります。はたして息子の出口はどこなのか?まったく予想が付きません。
今回驚いたのは作品のサイズが思ったよりも遙かに大きかったこととその素材でした。カエルの接着剤も間近に見てもゴムにしか見えなかったフィンも、マンホールも、錆びたビクトリノックスのナイフも・・・・・・全て木で作られていたのです。
写真ではこの凄さは半分も分からないと思われますので、ぜひ松濤美術館まで足を運ぶことをお薦めします。尚、会期は11月23日までとなっております。