ノーチラススポーツカーズに顔を出したら、工房の中にこんな見慣れないクルマが入っていました。古川先生が次のプロジェクトのために手に入れた1956年モデルのフォード・サンダーバードです。55~57年モデルの初代サンダーバード、いわゆる “ベビーサンダー” の中でも最も人気の高いモデルですね。ノーチラスの扱うクルマとしてはちょっと異色の様な気もしますけど、実は古川先生自身はアメリカ車もV8エンジンも嫌いじゃありません(笑)。
ハードトップに開けられた丸い “ボートウィンドウ” やトランクの後ろにスペアタイヤを立てて装着するオプション、 “コンチネンタルキット” がこの56年モデルの特徴です。それにしても、50年代にこんな贅沢なクルマを作っていたなんで、アメリカというのは本当に豊かな国だよなぁ・・・。私達よりも一世代上の先輩方が、アメリカ車に憧れたという気持ちも良く分かります。
不動状態でやってきたものの、古川先生の昔からのお仲間がオーバーホールしたキャブを取り付けたらあっけなくエンジンが掛かり、そのまま静かにアイドリングを開始しました。
VINプレートを見ると、エンジンはPなのでスモールブロックV8の312(5115cc)。カラーコードはA、トリムコードはXAなので、元々のボディカラーはレイブンブラック、インテリアは黒/白のビニールというシックな佇まいだったことが分かります。
このクルマ、過去にかなりのお金を掛けて丁寧に仕上げられていたようで、まだまだいわゆるレストアが必要な程の状態ではありません。古川先生としては取り敢えずいくつか気になる部分を手直しして、現代の路上でも安心して乗れるような状態にしたいとのこと。私としても興味がある車なので、時々進行状況を偵察に行くことにしましょう。
ハードトップに開けられた丸い “ボートウィンドウ” やトランクの後ろにスペアタイヤを立てて装着するオプション、 “コンチネンタルキット” がこの56年モデルの特徴です。それにしても、50年代にこんな贅沢なクルマを作っていたなんで、アメリカというのは本当に豊かな国だよなぁ・・・。私達よりも一世代上の先輩方が、アメリカ車に憧れたという気持ちも良く分かります。
不動状態でやってきたものの、古川先生の昔からのお仲間がオーバーホールしたキャブを取り付けたらあっけなくエンジンが掛かり、そのまま静かにアイドリングを開始しました。
VINプレートを見ると、エンジンはPなのでスモールブロックV8の312(5115cc)。カラーコードはA、トリムコードはXAなので、元々のボディカラーはレイブンブラック、インテリアは黒/白のビニールというシックな佇まいだったことが分かります。
このクルマ、過去にかなりのお金を掛けて丁寧に仕上げられていたようで、まだまだいわゆるレストアが必要な程の状態ではありません。古川先生としては取り敢えずいくつか気になる部分を手直しして、現代の路上でも安心して乗れるような状態にしたいとのこと。私としても興味がある車なので、時々進行状況を偵察に行くことにしましょう。