移動の途中、少し時間に余裕があったので、東京オペラシティ アートギャラリーに寄ることにしました。お目当ての展覧会はこれ、 『 加藤翼 縄張りと島 』 です。
メインの展示は、 《 Pull and Raise 》 シリーズと呼ばれる一連の作品に関する物。簡単に説明してしまうと、人々が集まってロープと人力で巨大な構造体を引き倒したり、引き起こしたりするというインスタレーションです・・・・・・と、いっても、大半の方には何のことだか全然分かりませんよね ( 笑 ) 。もちろん私もそうだったので、こりゃ実際に見に行けなくてはいけないなぁと思いました。
実際に展示されていたのはインスタレーションに使用された構造体やその模様を撮影した映像作品だったのですが、元々人というのは皆で何かをやる・・・・・・その行為の意味か理解できなくても・・・・・・ことを好むように作られており、それを成し遂げることにより連帯感や達成感を得ることができる生き物だというこということが良く理解できました。最初は何故大きな構造体を引き起こすという行為が選ばれたのか?理解できませんでしたが、誰にでも目的を達成したことが一目瞭然に理解できる分かりやすいゴールだったんですね。
今回は写真撮影可だったので、いつものように少しだけ展示の様子をご覧に入れましょう。
この企画展、会期は次の日曜日、9月20日までとなっています。特に事前予約は必要ないので、もし近くまで行くチャンスがあるようでしたら、是非ご覧になることをオススメします。