春の銃砲一斉検査(いわゆる “銃検”)で提出する資料をまとめていたら、もう1年近く村田銃を撃っていないことに気付きました。大先輩から受け継いだ銃を “眠り銃” で廃銃→溶鉱炉行にするわけには行かないし、去年作った残弾も使い切ってしまいたいので、急遽、千葉県射撃場まで出掛けることにしました。
これが私の金丸銃砲店製「新式取放自在村田式銃」。時々気晴らしに撃ってはいたものの、このブログには久々の登場ですね。
ウェーバーの戦前のスコープ、モデル329(3X)を通してみると、標的はこんな感じに見えるんですよ。
元々が真鍮薬莢仕様の銃ということもあり、市販のプラケースの#410ではエキストラクターが噛まずに排莢できないことがあるのですが、ご覧のようにリムの厚い真鍮薬莢なら確実に作動します。
この銃、残念ながらストックに割れが発生してしまったようで、こんな感じで継いであります。
入手した当初は作り直すつもりだったものの、しばらく使っている間にこれはこれで良いかなぁと思えるようになってきました。いずれ作り直す日が来るかも知れませんが、この銃床も廃棄処分には出来ませんね。
■本日のオマケ
村田銃だけじゃ寂しいし、大口径ライフルは近日中に友人と一緒に撃ちに行く約束をしているので、代わりにアンシュッツのSBを持って行くことにしました。今年は技能講習の年で、いつもならその時だけ少し良い弾を買うものの、今年はまだエレー・クラブ(安い練習用の弾)の残弾が沢山あったのでテストしてみたところ・・・・・・
・・・・・・20発撃ち込みでこの位。まぁ良くはないけど、この弾で受けても落ちることはなさそうですね。もうSBで上を狙う気もありませんし(笑)、今の私には1発20円台の練習弾でも十分です。