紅茶は季節によって香りや味、水色(スイショク)が微妙に異なります。
出来の良い年、悪い年、吟味を楽しめるのはワインだけじゃないんですよね。
ダージリンの秋摘みは「オータムナル」と言います。
初夏の頃に摘まれる2番摘みはセカンドフラッシュと呼ばれます。
セカンドフラッシュがダージリンの個性を爆発させているとすれば、穏やかさを楽しませてくれるのがオータムナル。
どちらが好みかは人それぞれ。
教室で紹介するために入荷した2013年のオータムナルはキャッスルトン茶園。
カップの中から立ち上る香りがとっても甘美でウットリ。
スイショクは初摘みを思わせるような淡い金色です。
オータムナルらしい穏やかな味わいですが、香りが余韻として口の中に広がるので、教室での人気は上々。
お茶うけがなくても、楽しむことが出来る今シーズンのオータムナルです。
さて、次はインドのニルギリ紅茶のクオリティが楽しみです!